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令和7年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:冨山 正士

高校名 愛知県立愛西工科高等学校  建築デザイン科 2学年 13名
授業実施日 令和7年12月17日(水)
見学現場@ 株式会社 日東建設
氷室第5次公営住宅新築工事

実践報告:

 「氷室第5次公営住宅新築工事」の現場は、はじめに建物の概要に関する説明を受けて、その後、工事の様子を説明を受けながら、見学しました。鉄筋コンクリート構造の躯体(住居部分、共用部分)と鉄骨構造(管理棟)の躯体工事の様子を見学する事ができたので、生徒にとっては大変貴重な体験となりました。
 担当者がとても親切かつ丁寧に対応していただきました。その事を含めて、今回の建設現場見学会で生徒が建設業の魅力を感じるきっかけになったと思います。

見学風景
見学写真1 見学写真2
見学写真3 見学写真4
見学写真5 見学写真6

現場見学会 生徒感想
【建設現場見学で感じた事】

建築デザイン科 2学年

 普段は、外からでしか見えない工事内容やマンションやアパートを建てる時の工夫などを知ることができ、機械などが最先端などになってやりやすくなったと言っていたが墨付けだけは、人がやる必要があると学んだ。これからは、マンションやアパートを建設しているところを見たらいろいろと考えてみようと思います。
 この度は、貴重な見学をさせていただきありがとうございました。また、お会いする機会があればよろしくお願いします。


建築デザイン科 2学年

 普段は見ることのできない、内装がまだできていない状態の建物に入り、墨やサッシ、型枠を上げる穴などを見ることができた為、貴重な体験となりました。
 今回は工事期間中のお忙しい中、設計図の説明や現場見学をさせていただきありがとうございました。普段学校でも建築系のことを学習していますが、被覆材や足場、型枠や鉄筋など実際に自分の目で見ることでより理解が深まりました。来年から就職活動が始まりますが、建築関係の仕事を希望しているので今回学んだことを活かしていきたいとおもいます。


建築デザイン科 2学年

 今まで工事現場は見たことはあっても、塀の外からでしか見たことがなかったので、今回の体験はとても新鮮だった。今回塀の中に入らせていただいて、初めて工事現場のイメージが具体的につかめたので、改めていい経験になったと思う。
 今回はこのような機会を設けていただき本当にありがとうございました。鉄筋コンクリート造のコンセントの穴や、ベニヤ板を上階に運ぶための開口部が開けられていることはとても勉強になったし、鉄骨造の柱に火災対策で不燃材料を吹き付けて保護しているのは、初めて知ったのでとても面白い情報でした。改めて今回はありがとうございました。


建築デザイン科 2学年

 今回の建設現場見学会で大きな鉄筋コンクリート造と鉄骨造の建物がどんな順番で組み立てられていくか、鉄筋コンクリート造で工夫されていること、例えば壁に溝を作り柱や梁に力が加わりすぎないようにするといった初めて知ることがたくさんありました。
 鉄骨造では耐火のために被覆をつけることやALCパネルを使っていることを知ることができた。RC造では壁を柱などに溝を作って壊れにくくすることを学べた。
 普段、建築現場の外は見ることができても内側は滅多に見ることはできないので、とても貴重で新鮮な時間をありがとうございました。


建築デザイン科 2学年

 見学させていただいた現場は大規模な現場で驚きました。現場の説明で、工事がはじまる前から準備している事やどういった手順で工事を進めているか知る事ができました。現場監督は、社員や職人さんに教育したり、現場を巡視して報告をする事が仕事であることも知りました。マンション建設の現場は完成するのに29か月程かかるそうです。夏場は暑い中での作業となり、大変だと思いました。現場では色々な職種の仕事を行われている事が分かりました。
 今回はお忙しい中、僕達のために建設現場を見学する機会を設けてくださり本当にありがとうございました。見学会を通して、今までの授業で学んできた施工の内容を、後に実際の建設現場で見て学ぶと、とても理解することができました。また実際の建設現場での作業は地面にピットを設け、電気排水ガスの点検をできるようにしたり、現代の測量には壁に水平にレーザーを照らして作業を行っていくなど、授業では学んだ事のない知識を知ることもできてとてもいい経験になりました。今回学んだ内容を今後の学校の授業で生かすことができるようにしていきたいです。

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