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令和7年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:平松 久嗣

高校名 名古屋市立工芸高等学校  都市システム科 2学年 37名
授業実施日 令和7年12月9日(火)
見学現場@ 名工建設・前田建設工業JV
半田高架北工区高架橋新設ほか
見学現場A (株)近藤組
道路改良工事(交付金)(3号工)(週休2日)

実践報告:

 最初の見学先では、JR半田駅周辺で進められている高架工事の現場を見学しました。線路を敷設する前段階の高架構造を間近で確認し、鉄道工事の工程や規模を実感することができました。現場では、安全管理に細心の注意を払いながら作業を進める技術者の姿を直接見ることができ、鉄道工事における安全対策の重要性を学びました。
 2. 県道岡崎線 道路工事現場
 次に、県道岡崎線の道路工事現場を見学しました。普段の学校生活では触れることのない大型の重機や、最新機器を見せていただき、道路整備に関わる技術や現場での工夫を知ることで、土木工事の奥深さを理解する貴重な機会となりました。
 今回の見学を通じて、鉄道や道路の工事現場で働く方々の専門性と安全意識の高さを学び、建設業の社会的役割を改めて認識しました。学校では得られない実体験を通じて、多くの知見を得ることができ、大変有意義な時間となりました。
 最後に、見学の機会を提供してくださった愛知県建設業協会ならびに名工建設・前田建設工業JV、株式会社近藤組の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

都市システム科 2学年

 午前の現場での1年目の社員の方の話を聞いてすごく仕事にやりがいがあって、楽しそうで良いなと思いました。現場も新しい技術が入っており、自分の思ったような感じではなく、楽しく仕事ができる環境だと感じ、また、造る過程を見ることができて面白かった。


都市システム科 2学年

 最新の機械やICT技術も使われており、技術の進歩とともに現場もスマート化していた。どんな仕事でも現場でのコミュニケーションや安全意識が大切だということを学んだ。今後は今回の見学会で得た視点を学校の授業や日常生活でも活かし、より広い視野で物事を見られるようにしたいです。そして自分たちが当たり前に使っている橋や道路などのものが安全に使えているのはたくさんの人のおかげであり、当たり前のことではないと改めて感じました。


都市システム科 2学年

 高架化の工事の現場を見て、規模の大きさにびっくりしました。電車が走っている場所で私たちが普段、立ち入ることができない場所を見学させていただき、新しい体験でした。この高架橋が完成したらと思うとワクワクしました。また、ドローンやカメラを動かす貴重な体験でした。地上からわからない部分もドローンを使うことで分かり、私たちが入れない場所へも小型カメラで分かる。技術の進化はすごいなと思いました。いつも何気なく使っている橋もこのような構造だと思うと見方が変わりました。


都市システム科 2学年

 修学旅行や出前授業など建設について学ぶ機会がこれまでにもあったので新たに学べることがあるのだろうか思っていましたが、意外と多くのことを学ぶことができて良かった。普段なら通ることができない部分に入れたことは特別感が一番大きかったです。また、小型ではなく、大型の重機に乗ることができ、良かったです。
 就業体験や今回の現場見学会の社員の方からも女性社員が働きやすい環境づくりや制度が取り入れられていると実感し、土木関係の仕事に就いても大丈夫だなと感じることができました。


都市システム科 2学年

 線路が敷かれる前の高架に上らせてもらい、貴重な経験をさせていただきました。現場の人たちはとても雰囲気が良く、良い関係の職場だと感じた。生活を支えるために細かなところまで作業をされていて驚きがあった。

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