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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:鈴木 靖治

高校名 愛知県立稲沢緑風館高等学校 農業土木科 2学年 23名
授業実施日 令和7年9月18日
実施場所 本校 図書室
授業実施時間 13時40分〜14時30分 50分
講師名 紀伊 保
所属 矢作建設工業株式会社 安全環境部

授業内容:

@建設・土木の仕事の魅力や働くことの意義について
A紀伊さんの実体験においての仕事の取り組みかたや工事が完了したときの達成感がすごくあり、やりがいのある仕事。
B仕事の取り組む姿勢における素直さの大切さや失敗が自分の糧となり成長することになる。
C建設・土木の仕事は苦労もあるが、工事で完成した構造物が後世に残りやりがいがある。

授業風景
写真1 写真2


出前授業 生徒感想文 「建設業の魅力と働く意義について」

農業土木科

 今回はお忙しい中、本校で講演いただき、ありがとうございました。僕は「働く理由は何か」という質問に「お金が欲しいから」であると思いました。しかし、働く理由はお金のためだけじゃなく人の役に立つことなどたくさんあることを知りました。また、苦労した分だけ、感動が大きいという言葉が印象に残りました。僕は努力・苦労することをあんまり本気でやったことがないので、これからは苦労をすることでも本気で取り組もうと思いました。「社会に出たら学力より人間力が必要である」とお話しされていたことにも感銘を受けました。何か頼まれたときには文句を言わず「はい」と返事ができる人になりたいです。僕は将来何の仕事がしたいかはっきり決まっていませんが、建設業も視野にいれていきたいと思いました。


農業土木科

 僕はまだ将来、就きたい職業が決まっていませんが、今回の講演で働く意義について少しわかった気がしました。僕は何かお願い事をされたら「大変そうだから嫌だな」と思うことが多かったのですが、本講演で行動に「意味づけ」をすることによってモチベーションを上げられることを知りました。普段の僕はなるべく楽をしようとしますが、「苦労と感動は振り子」という言葉を聞いて腑に落ちるところがありました。紀伊氏の若いころのお話を聞いて、仕事に対する姿勢がすごく、僕も紀伊氏みたいに仕事に本気で取り組みたいです。学生生活はあと1年半もないですが、今からでも色んな事に本気で挑戦し、いつもよりちょっと余分に取り組むようにしたいです。今回の講演を聞いて、仕事をするにあたり何が必要か分かった気がします。今回はありがとうございました。


農業土木科

 本講演を聞いて、僕は将来意味のある仕事をしていきたいと思いました。僕はこのお話を聞く前は進路についてとても悩んでいました。大学に進学するか、就職するか、自分は何をしたいのか、はっきりと決められずにいました。しかし、今回「働く意義」のお話を聞いて「意味のある仕事をしてみたい 自分の周りの人やそれ以外の人も安心して幸せに暮らせる社会を支えたい」と思いました。そのためには今の自分に不足しているものは何か考えました。自ら進んで行動できる能力、未来を見通す能力とその未来をつくる計画性・実行力ではないかと思いました。今回の講演は自分の将来を考える良い機会であったと思います。ありがとうございました


農業土木科

 今回はとても為になるお話でした。ありがとうございました。自分は本講演で「与えられた仕事を面倒くさがらず、意味づけをして、仕事をするべきである」と感じました。僕は嫌だと思ったことはやらない性格です。しかし、講演で僕の考えは変わりました。自分に与えられた仕事を「誰かを最大限に喜ばせてやろう」とか「どうやったら人が喜ぶものを造れるのか」などと考えて進めれば楽しくできると思いました。また、本気で仕事に取り組めるとも思いました。仕事はお金を稼ぐことも大切な要素ですが、周りの人との人間関係も良くするきっかけにもなりえます。また、技術を習得し一人前の人間へも導いてくれるでしょう。ご教授いただいたとおり「仕事に意味づけ」をすることにより、前向きに仕事に取り組めそうです。願わくは自分のした仕事が人に感動を与えられたらと思います。


農業土木科

 最初に「働く理由」について教えていただきました。「働く理由」を聞かれて、僕が思ったのは「お金」「社会的地位」などのためでした。しかし、紀伊氏は「本当の働く意味は学び、成長、幸せ、モチベーション、感動や感謝、社会貢献そして生きた証を残すこと」であるとお話くださいました。僕が思いもしなかったことばかりでした。僕に一番刺さった言葉は「生きた証を残す」です。「建設の仕事をしていたら、そんなことができるのか!!凄いな!!」と感動しました。僕は将来の夢は決まっていますが、今回の講演は生きていく上で大変参考になったと思います。今後に生かしていきたいです。



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