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令和7年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:菅田 亜矢子

高校名 愛知県立稲沢緑風館高等学校 農業土木科 1学年 19名
授業実施日 令和7年9月17日(水)
見学現場@ 加藤・河村・花井JV
用地造成事業 あま方領地区整地工事
見学現場A 徳倉・河村JV
弥富ふ頭岸壁改良工事(その4)
見学現場B 徳倉・おかむらJV
弥富ふ頭第1貯木場北側護岸整備工事(その7)

実践報告:

 1、用地造成事業 あま方領地区整地工事
 最初にパワーポイントを使用して詳しく工事の日程や工程を説明して頂いた。その後、ドローンを使用した測量や3D測量に使用する高価な器械を実際に触らせてもらい、使用している場面を見学させてもらった。さらに、遠隔操作を行えるパワーブレンダの操作方法を見せて頂いた。土壌改良の重要性について学ぶことができた。
 2、弥富ふ頭岸壁改良工事(その4)/弥富ふ頭第1貯木場北側護岸整備工事(その7)
 海岸付近では特に安全面での注意が必要であると諸注意を頂き、実際に海岸付近の整備をしている現場を見せて頂いた。
 その後、土木・建築現場で働く際の心得や労働環境について、1〜3年目の社員の方へ質問する機械を頂き、今後の高校生活において、どのようなことを学んでいけばよいか、取得していればよい資格などについて、講義して頂いた。

見学風景
見学写真1 見学写真2
見学写真3 見学写真4


現場見学会 生徒感想
「用地造成事業 あま方領地区聖地工事」

農業土木科 1年生

 この度、なかなか見られない体験をさせていただきありがとうございました。
 建設の基本や、支え付けのやり方を教えていただき、そして測量のセオドライトの新しい機能や、ドローンの現場の距離を計り、昔に比べて約1時間ぐらい短くすることができ、3D測量の仕組みや点だけで、立体感や物を作りだしておりとてもすごいと思い、地盤改良をしている時していない時では安全性の違いや液状化の強さが変わるというところに驚き、またパワープレンダーのラジコンを操作した時とても難しく、本物の方は遠隔操作で建設ができ、無人での工事がすることがとてもすごく、より安全になっており私でも安全かつ簡単に操作でき、現場の方々もすごく優しくとても良い場所だと思いました。


農業土木科 1年生

 初めに見たドローンで測量したり、写真を撮るのは、知っていたのですがあんなにも高画質で思ったよりも高くプログラムが細かくて驚きました。
 私たちが、授業でやっているセオドライトは近距離で操作するのですが、遠距離で操作しているのを見て自分もいつか操作できるのかというICTの未来に便利性と不安を感じてしまいましたが、しかし、人間でしかできない工夫をすることによって加藤建設が開発された、人は乗らないけど動かすのは人である「パワープレンダー」を見てまだまだ人間が要らなくなる未来は来ないということを深く理解しました。
 私は加藤建設様の方々に心から敬意を持ち、将来似たような土木会社に就職できるように頑張りたいと思います。


農業土木科 1年生

 先日の現場見学に貴重なお時間をいただきありがとうございます。
 私自身この見学がなければ、施工管理に興味が沸かなかったと思います。加藤建設様で特に興味が沸いたのが、遠隔操作のパワーブレンダー、自動で出来る測量の2つです。最初に見せてもらったパワーブレンダーは完全遠隔でモニターが多く付いており、私達もラジコンでパワーブレンダーの練習をさせてもらいました。そして一番驚いたのは加藤建設様がパワーブレンダーを開発したということです。自動で出来る測量は、電波を受け取り自動で角度を測ったり、電波を受け取る器械が上下するとレンズも上下することも驚きました。
 この現場見学で今の建設会社が最先端の技術を取り込んでいることが分かりました。この度はありがとうございました。


農業土木科 1年生

 私はこの工事現場見学をして思ったことはICTの技術を使って工事をしていることです。
 私たちが習っていることはICTではなく実際に自分たちで測量をすることしか習っていなかったのでICTの技術を使っているので自分が思っていたのとは全然違っていました。
 ここではドローンや液状化などの自然災害のことも学びました。パワーブレンダーという機械を見てとても大きかったです。パワーブレンダーは遠隔操作をしていて熱中症にならないようにクーラーの付いた部屋で操作をしていました。そしてドローンもテレビで見て上空から面積を測ったりできると知りました。金額は一千万円だそうです。液状化も見て強化された地面とされていない地面では地震が起こった時に二つともまったく違うことが起こっていて見ていて地面を強くするのはとても大事なことだと実感しました。


農業土木科 1年生

 昨日は暑い中わざわざ時間を作ってくださり誠にありがとうございます。ドローンを高くに飛ばしてくれ、3D測量を見せてくれてとてもうれしかったです。1000万円もしたことにも驚きましたがその機能にも驚きました。しかも土地の広さが東京ドーム2個分もあったことにも驚きましたが、見回してみるとその広さにも納得することができました。関係はないですが、塩タブレットやお茶をいただき、うれしかったです。
 夏の暑い日にクーラーの効いた涼しい部屋で遠隔で仕事ができるようになっていることにも驚きました。パワーブレンダーをラジコンのようなもので体験させてくれてとても嬉しかったです。私もいつか本物の機械を触ってみたいです。


現場見学会 生徒感想
「弥富ふ頭岸壁改良工事(その4)」
「弥富ふ頭第一貯木場北側護岸設備工事(その7)」

農業土木科 1年生

 このたび貴重な体験や現場の仕事の仕組みをおしえていただきありがとうございました。
 護岸工事の仕組みや、進め方などのことや、授業だけでは伝わらない魅力などがあり、また海の上で建設は怖いと思っていたけど、怖くなく逆に気持ちが良いと言っており、すごいと感じ、そして建設するだけでも1〜2ヶ月かかるといい簡単なものではないなと感じ暑い中工事するのもきついだろうし、現場の人々には尊敬を感じており、また1年目はどうかと聞いてみると土木施工管理技士2級がないと難しいと言っており、そしてその分手取り24万や30万などで、これでも昔はもっときつくて年収もう少し低かったらしく、今は、少しは楽になったのでよかったと思い、同時に建設業の人にすごいなと思いました。


農業土木科 1年生

 私は二級土木施工管理技士の資格を取るために勉強をしているのですが、海を泳げないので最初に現場に行った時にこういう仕事もするのだと少し怖くなりました。
 管理業務の中でも、移動が多かったり、今のうちに体力を増やし、仕事をしながら資格を取るのが難しいと伺い勉強をたくさんしないといけないと実感しました、それに現場監督として人々の安全管理も大切で、重機の免許をとるなど施工管理の仕事は一人にはできない、できたとしてもたくさんの時間が必要なので「コミュニケーション」の能力も磨いていきたいと思いました。
 改めて施工管理技士という仕事は楽な仕事ではないのですが、しかしとてもやりがいがある仕事だとおもいました。


農業土木科 1年生

 先日は私達に貴重なお時間を頂きありがとうございました。
 徳倉建設様のお話を聞き、施工管理について興味を持てました。施工管理の仕事を何も知らなかった私にとって、入社1年目の社員さんのお話は大変参考になり、同時に興味がわきました。仕事をする上で土木施工管理技士2級や様々な資格があると有利であるということや、仕事場が海に近いという事もありライフジャケットを着て安全を第一に仕事をしている事を覚えています。護岸工事では、元々あった床板を撤去し、さらに新しい床板を作ることに驚きました。
 先日は私達に様々な事を教えていただきありがとうございます。私自身施工管理にあまり興味が沸いていませんでしたが、今回の見学で興味が沸き土木の道に進む1歩となりました。


農業土木科 1年生

 私は護岸工事を見学して思ったことは、まず施工管理とは建設工事が安全に計画通り定められた予算と品質で進むように現場全体を管理する仕事ということを知りました。
 そして安全管理ということもやるらしいです。工事日誌というものはその日の作業内容、使う機会、予想される事故などを書く日誌です。そして現場での作業はとても忙しくて体力を使うので、体調管理がとても大事なことです。次に一年目の手取りは二十四万円、三年目の手取りは三十万らしいです。あと海で働くので常にライフジャケットを着用していて安全面にも配慮していました。仕事するには土木施工管理技士二級があれば入れるらしいです。働いている人の意見ではとてもやりがいがある仕事だと言っていました。


農業土木科 1年生

 昨日は暑い中わざわざ時間を作ってくださり、ありがとうございます。昨日の護岸工事の途中経過を身近で見れたことがとてもうれしかったです。普段調べても出てこない給料情報も教えてくれてとてもうれしかったです。資料もとても見やすく、家でも拝見させていただき、さらに会社のことを理解することができました。しかも入社1年目と3年目では手取りの給料が6万も違った事にびっくりしました。また海岸近くでは工事中の安全のためにライフジャケットを着用していた事も知ることができました。これまで土木の仕事は、正直、あまり魅力的に見えませんでしたが、昨日から段々と興味が沸いてきて、今では、時間があるときは土木の仕事について自分でも調べるようになりました。今回の経験を生かして将来の仕事を決めていきたいです。


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