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令和7年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:松野 二朗

高校名 愛知県立一宮工科高等学校  建築デザイン・都市工学科 1学年 35名
授業実施日 令和7年11月17日(月)
見学現場@ 小原建設株式会社
カウパック椛謔U工場新築工事
見学現場A 名工・丸中・秋田JV
総合治水対策特定河川工事(大山川調節池本体1号工)

実践報告:

カウパック株式会社第6工場新築工事では、「3DデザインソフトのBIM」、「工場内見学・内装工事紹介」、「コンクリート受入検査」の3つのグループに分け、少人数に対して詳しく説明をしていただきました。生徒は、初めて入る建設途中の工事現場に対して興味を示し、積極的に見学し、質問もしていました。
総合治水対策特定河川工事では、工事が竣工したら入ることのできないカルバートの内部を見学させていただき、スケールの大きさに生徒は驚いていました。また、建設現場での働き方についての説明を受け、現場で働くことのイメージにつながったと思います。
今回の現場見学では、建設業について多くを知らない1年生にとって、将来のことを考える良い機会となりました。当日は現場を止め、見学のために準備していただいた内容も多かったと聞きました。貴重な経験をさせていただき、愛知県建設業協会並びに建設会社の関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

建築デザイン・都市工学科 1学年

 カウパック株式会社工場新築工事では、CADオペレーターのようなお客様と関わりあいながら、建築物を3DやCADなどを通して、理解し合いながら造っていく仕事、コンクリートの検査をする仕事、内装の板をはったり、防水紙などの紙類を貼る内装工事類の仕事など近くで見る事、知る事はすごく大事で、中々経験する事のない貴重な体験となりました。
 大山川調節池建設工事では、大きな地震、台風、大雨自然災害などの洪水によって、川から水が氾濫してしまうのを防ぐ為の工事では5mという高さと100mという長い距離に70mの横幅の水を貯める事が出来る空間に入る事が出来て楽しかったし面白かった。
 この二つの現場を見て、違う所も沢山あるのが目に見えていて、自分の将来がどうなっているのか考えさせられる一日となりました。


建築デザイン・都市工学科 1学年

 今回初めての現場見学で普段学校で学んでいる事が実際どのように使われているのかを知る事が出来ました。一つ一つの作業が大事で簡単な作業が無く、とても大変な仕事だと思ったけれど、それだからこそ使いやすい居心地の良い建物が出来るのだなと思いました。授業で聞くのとは全く違って直接見たり、現場の人のお話を直接聞く事によって新しく知れた事もあったし、現場の様子をより想像しやすくなりました。建設系の高校だからこそ出来る貴重な体験で、間近で作業を見る事が出来たお陰で、より興味が湧きました。貴重な体験をする事が出来て本当に良かったです。


建築デザイン・都市工学科 1学年

 現場に実際に行ってみて、作業にものすごく集中して取り組んでいる現場の人を見て、自分もそのような人になって働いてみたいと思いました。説明もわかりやすくとても助かりました。自分の今後の進路などにも繋がってとてもいい経験になりました。
 現場では自分が想像していたものではなく、建築だと家を建てるだけではなく、商品を作る工場などを建てていて凄いと思いました。今の自分がどのようになるのかを想像し、知る事が出来、とてもいい機会になりました。


建築デザイン・都市工学科 1学年

 今回、建築と土木の現場見学をして、建築という仕事にも多くの職があり、今まで自分が持っていたイメージと違うような所がありました。2Dの製図だけではなく、3Dとして簡単に見て、解かるようになっているBIMというソフトがあったり、一つ一つの作業に準備作業のような事をしていて、間違いがないようにしている事が分かった。土木の仕事は、建築の仕事と比べ、規模が大きいと感じました。川の調整池等、街を守るために必要なものを造る大切な仕事だと思えました。形として自分の関わったものが残り続ける仕事として、この職種はいいなと思いました。


建築デザイン・都市工学科 1学年

 カウパック株式会社工場新築工事では、生コンクリートの検査を実際に見る事で、祖父がやっていたという事もあり興味が湧いてよかったです。BIMは紹介してくれた方が女性だったこと、3Dでの完成時のものが質感までわかるようなものだった事が凄いと思うのと同時に調べてみようと思えました。内装の壁紙の所では父の仕事を詳しく知れたようで見る事が出来てよかったと思いました。大山川調節地では、実際に入る事で、あの大きなスケール感を感じる事が出来てよかったと思いました。

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