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令和6年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:室田 大輝

高校名 愛知県立稲沢緑風館高等学校 農業土木科 2学年 26名
授業実施日 令和6年10月28日(月)
見学現場@ 徳倉・石橋・木村特定建設工事共同企業体
第2衣浦幹線第1工区(その1)配水管布設工事
見学現場A 株式会社ヒメノ
令和5年度247号西知多道路南浜町道路建設工事(2238823南浜道路)

実践報告:

1「第2衣浦幹線第1工区(その1)配水管布設工事」について
 最初にパワーポイントを使用して、詳しくシールド工法の説明をしていただいた。その後、実際に縦穴を見学させていただき、工事を進めていく際の危険な箇所や注意点を説明していただいた。
2「令和5年度247号西知多南浜町道路建設工事」について
 2班に分かれて、ローテーションで「工事概要」「ICT」「測量」の3つの説明をしていただいた。
(1)工事概要
 今後の「工事の進め方」や「完成イメージ」「工事での注意点」について詳しく説明していただいた。
(2)ICT
 LS測量やICTを使用したバックホーなどの施工を見せていただき、ICT利用の利点を説明していただいた。
 また、VRジオラマは、新入社員の方や、作業に慣れていない人でも作業内容や危険な行為をイメージしやすく理解できる技術だという事を、体験を交えて説明していただいた。
(3)測量
 追尾付きのTSを実際に用いて位置出しを体験させていただいた。工期が短縮できることや、少ない作業員で測量できる事などの利点を説明していただいた。

見学風景
見学写真1

現場見学会 生徒感想
1 第2衣浦幹線第1工区(その1)配水管布設工事について
2 令和5年度247号西知多道路南浜町道路建設工事について

農業土木科 2年生

1、徳倉建設株式会社の現場を見に行ってシールド工法について教えてもらいました。まだ学校の授業では習ってない事だったのですごく勉強になりました。また、徳倉建設株式会社の工事を見学したときにすごく大がかりな工事で時間が掛かると知りましたが、忙しい中、私たちのために時間をさいていただいて、とてもありがたかった。
 質問コーナーの中で、シールド工法で死んでしまったりすることもあるそうなので、自分が土木関係の職業に就職した時には、しっかり安全管理をすることが大事だと言うことを学びました。

2、株式会社ヒメノの現場では、3Dモデルやアニメーションを使って最新技術の物を見せていただいた。アイパッドなどタッチパネルを使う測量では、本当は2人でやる測量を1人でできるトータルステーションを見せていただいた。写真を撮るだけで土の量が分かるソフトも教えていただいて、緑風館高校の農業土木科に入ってなかったら見られないもの見せてもらえて凄い勉強になった。


農業土木科 2年生

1、今回現場見学会の1つ目の現場であった徳倉建設株式会社は、主に土木や建築などの仕事を中心に行っている会社です。土木事業についてHPには、「足元を支え、安心を与える基盤整備を目指します。」というお言葉や、「地域の生活を豊かに」・「人々の生活を安全に」にするというものが書かれており、実際に見学に行かせていただいた際には、一人ひとりの現場に対する姿勢、対応、建造物などすべてのものに圧巻されました。見学会の時に映像などでみさせてもらった「シールド工法」は、とても興味深さがありました。シールド工法について尋ねてみたら、発進場所に縦穴をほり、そこからシールドマシンで地中に横穴を掘り進み、その後ろに分割されたトンネルの部品を組み立て、トンネルを造っていく方法だと説明を受け、実際に写真を見させていただいた際には、その大きさに目を引くものでした。実際にこのシールド工法は、リニアの開発工事にも使われており、実際に徳倉建設株式会社で扱っているシールドマシンの画像と比較してみたら、倍以上のでかさを誇るシールドマシンの画像がでてきて驚きが隠せませんでした。そこで疑問に思ったのが、シールドマシンに掘削された土はどのようになるのかも尋ねると、外にもっていってそのまま処分するのではなく、環境にやさしく処理しており、近隣の住民に迷惑をかけないということも心掛けていて、素晴らしい技術だと思いました。

2、現場見学会の2つ目の現場であった株式会社ヒメノはまさに土木の最先端をいっているような技術力を持っていて、3D図面やドローンを中心に使った工事をしており、VRを使って3次元の世界へ入って、実際に完成予定の現場と今の途中経過の現場を見比べて、完成するまでにどこを作るか、なにを優先して取り組むかを調べることができて、実際に国土地理院のデータを基として比べることができるので、工事の過程を、より早くおわらせることができて、素晴らしいと思いました。そして株式会社ヒメノの事業理念としては、若者を育てるということを目標としており、これからの時代に合わさっていて、若者の不安や緊張などを和らげて、安全で信頼のある未来を作る素晴らしい会社だと思いました。


農業土木科 2年生

1、水道管を布設するために大きなドリル(シールド工法)を使い地下を掘り進めて行くということを詳しく聞き学ばせていただきました。シールドマシーンはとても大きく、人の倍以上のでかさはありました。そんな大きなものを使い、すごい仕事だと思った。危険なものを多く使う仕事なのでどの会社も安全第一を大切に働いているということがよくわっかた。徳倉建設株式会社は、施工管理1級の職員が多くいて就職する際、施工管理1級がないと難しいと言っていました。
 徳倉建設株式会社を見学しに行ってまだわからない言葉が次々とでてきて難しいと思った、印象に残っていたのはとても大きな穴と、とても大きなドリル(シールドマシーン)でした。なかなか学べない配水工事のことを学べたので良かったです。

2、アイッパッドを使って3Dモデルの世界でどういうふうに作っていくかVRを使ってやっていた。ヒメノは多くAi技術を使って何をやるか明確で分かりやすかった。最先端の技術を使っていてすごいと思った。働いている人達は楽しそうに働いていたのでいい会社だと思った。


農業土木科 2年生

1、穴を掘る時のドリルがすごく大きくて驚いた。シールド工法の施工方法がすごくてリニアを通すための穴を掘る機械が工場のような建物でとても大きかった。縦穴も縦横も広くて深くてびっくりした。穴を掘る機械の値段が2億と聞いてとても驚いた。掘った土はリサイクルをしていて、すごく環境に配慮していると思った。掘った土をどのように運ぶのかなぁ??と思っていたが、運ぶ時に地下のトロッコレールを用いて土を運んでいたので土を運ぶのが楽だと思った。地下で作業しているとき住民に迷惑が掛からないように防音の建物を建てたり、道路の下で工事しているなど住民の生活を配慮して工事していたので、そのような配慮も土木工事には大切なんだなぁと思った。

2、工事の予想図を作るために今工事が必要な場所をカメラで写真を撮り、そこからコンピュータに転送して予想図をつくっていた。その予想図がものすごくリアルですごいと感じた。写真を撮っただけで3Dになっていて近未来を感じた。測量では測量の器械が自動で追尾していた。測量は1人ではできなくて2人でするものだったけど、今のセオドライトは器械が自動で追尾して1人でできるなんてすごいと思った。学校でも自動追尾機能が欲しいと思った。
 


農業土木科 2年生

1、徳倉建設株式会社では、いろいろな細かいところまで時間かけて説明してくれました。やりがいはありますか?と聞いたところ、もちろんありますとすぐに返事を返してもらいました。すべての人が、より良く過ごすために造っているものなので、造り終わったら、やりがいがすごく感じられるそうです。
 見学したのは、水道管を布設する工事でした。シールド工法という方法で造っていました。1分で4pほど進むときいて、すごく時間がかかるということを知りました。川などをまたいでいくところが大変だなと思いました。掘る音が、土の質でたまに聞こえ飛行機の音に似ているそうです。

2、株式会社ヒメノでは、高規格道路を作るために、現在の道路をなくさないといけないので、そのために道路を新しく造るという工事をしていました。工事をするために、地盤を強くしないといけないので、そのための工事をしないといけないそうです。
 3Dで未来の予想の形をタブレットで見せてもらいました。そこには高速道路などたくさんの道路があり驚きました。
 いろいろな会社が協力して、同じ目的を持って全力で働くことに魅力を感じました。


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