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※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。 |
担当教師名:山下 隆志
実践報告:
午前は、豊田市内のバイパス工事現場を見学しました。概要説明を完成後車道となる建設中の橋桁上で聞きました。その後、橋台、ボックスカルバートの見学、CIMを使っての工事説明、VR体験等で理解を深めることができました。将来パイパス下の道路となるボックスカルバートの空間では、その広さと高さに驚いていました。また、CIMによる3次元化によって工事の様々な場面を再現化できることに関心が高かったようです。
見学風景
午後は、西尾市一色町内のたん水防除事業の排水機場の建設工事現場を見学しました。この工事は愛知県の西三河農林水産事務所の管轄です。市街化や地盤沈下などが原因で排水条件が悪化した地域を対象に、主に農作物の湛水被害を未然に防ぐために排水機場を建設します。工事は、まだ初期段階で新規排水機場の施工区域の締切矢板工を設置していました。長い矢板が機械の力で圧入されていく様子やクレーンと圧入機械が矢板上をシャクトリムシのように移動していく様子に生徒達も感心していました。派手な建造物ではありませんが、生活に欠かすことのできない重要な施設だと生徒達も理解しました。 今回の見学会で建設業について理解が深まるとともに、興味関心が増したと感じました。見学を受け入れていただいた国土交通省名古屋国道工事事務所ならびに太啓建設株式会社の皆様、愛知県西三河農林水産事務所ならびに山旺建設株式会社の皆様に感謝いたします。 |
現場見学会 生徒感想
環境デザイン科 1年
土木工事と、たん水工事の見学をした感想は、とても興味深いものでした。 環境デザイン科 1年
僕は、今回の現場見学会を通して、二か所の工事現場がいつどんなふうに役に立っているのか勉強できました。しかし、まず、普通の生活ではできないような貴重な経験をさせてもらえたことを、とても嬉しく思っています。 環境デザイン科 1年
私は普段、工事現場や新しくできた道路を見ても、「大変そうだなあ」や「新しくできてる」としか思いませんでした。ですが、今回の体験を通してとてもすごいことだと実感しました。 環境デザイン科 1年
私は、今回、貴重な建設現場の見学をすることができ、とても嬉しかったです。現場見学会を通して、建設業界に対する意識や見方など、様々なものが変わりました。私は、今まで、建設業にあまり興味はありませんでした。家族とドライブをしている時、工事中で道路が片側一車線になっていたり、街中で工事現場を見た時、私は興味が湧かず、何も特別な感情を抱くことはありませんでした。しかし、前述したとおり、現場見学会を通して、私の建設業に対する意識や見方は変わりました。現場で、作業員の方はこう仰っていました。「蛇口をひねって、当たり前の様に水が出るのは建設業のおかげ」建設業はただ単に道路をつくったり、水道を引いたりしているのではなく、社会基盤を整備し、私たちの生活、社会活動がより円滑に進むように支えてくれている縁の下の力持ちであるということを、今回の現場見学会を通して強く実感できました。太啓建設さん、山旺建設さん、どちらとも、各々の会社の魅力をとても分かりやすく教えてくださったので、建設業にとても興味が湧きました。卒業後の進路に新たな選択肢ができました。現場見学会を開催してくださった愛知県建設業協会の方々、そして、現場を見せてくださった太啓建設様、山旺建設様、素敵な機会を提供してくださり、ありがとうございました。 環境デザイン科 1年
最初に見学した道路の建設工事現場では、橋について学ぶことができました。橋は、橋脚や橋台に支えられていて、その橋脚や橋台の基礎は、かたい地盤に支えられていることがわかりました。実際に橋台の部分を見学させてもらい、とても大きく、近くで見ると迫力がありました。橋にも種類があって、シンプルな「けた橋」やけた橋より複雑な三角形を集めた仕組みの「トランス橋」、アーチ型の「アーチ橋」など、橋にもたくさんの種類があることにびっくりしました。コンクリートの壁を触ったり、近くで見せてもらい、コンクリートに丸いくぼみがあることに疑問を持ちました。そこで、従業員の方に聞いてみると、それはコンクリートを流し込むための型枠を固定させるために空いてしまった穴を最後にふさぐために、くぼみができるということ教えてもらいました。VRでは、自分で動けるのでいろいろな角度から現場を見ることができ、とても便利ですごいと思いました。 |