出前授業 生徒感想文 「出前授業の感想」
農業土木科
今日の出前授業では、矢作建設さんから紀伊保さんという方がお越しくださり「はたらく意義」というタイトルで授業をしていただきました。その中で紀伊さんの体験談や仕事・働くことへの熱意・意義などについて語ってもらいました。
紀伊さんのお話はとても感動しました。何事にも挑戦して与えられてた仕事に全力で取り組んだその時の経験を話してくださり、現場内での感動や団結力を熱意のこもった講話で伝えていただきました。私はその話を聞いて正直鳥肌が立ちました。鳥肌が立つほど感動していました。また若いころの話は、鉄道のホームの仕事で10mmの誤差の駅になってしまい、10mmぐらいと思っていたら所長から怒鳴られ、やり直し工事で周りからも怒られても半べそになりながら、諦めずにやり直しをして、合格をもらい、その後自分が作った新設駅とホームに電車が通り過ぎたとき紀伊さんは安心して涙が出たそうです。この話を聞いて私もやりがいのある仕事に就きたいと思いました。
もう一つの体験談は、トンネル工事で高速道路なので工期が短く、またいろいろな建設会社が入り職人もそれぞれ狭いトンネルの中で作業をしていた時の話です。工期が短く職人さんが昼夜作業をしてくれて、工事も終わりに近づき別々の建設業者なのにもかかわらず工事にかかわっていた、建設業関係者一丸となって工事の終了を喜び合ったとのことです。この話を聞いて、私は一丸となってやりがいのある建設業につきたいと強く思いました。貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
農業土木科
出前授業で紀伊さんの話を聞いて一番印象に残っているのは「意味づけが大事」という言葉です。今の自分は、意味づけなし、の状態だと話を聞いて分かりました。いつも、めんどうくさいと言いながら何かに取り組んで時間ばかりを気にしながら早く終わらないかなって思いながらやっています。紀伊さんがこのような考え方でいくと全く成長しないと言ったとき、今の自分じゃだめだなと思い、自分も意味づけありの人間になっていつか主体性を発揮できるようになりたいと強く思いました。そのためには、自分のやりがいがある仕事を見つけていこうと思います。楽しいという気持ちでやるのではなく、周りから感謝され、人の役に立つ職に就きたいと思いました。
紀伊さんのトンネル、鉄道ホームの建設の話に凄く感動しました。現場仲間と協力し合い完成した、感動、喜び、達成感、たくさん苦労をした人にしか味わえないものだと思いました。自分もいつかそのような体験をしてみたいと思いました。
社会では、学力よりも、人間力、やり抜く力が大事だと紀伊さんは教えてくれました。今の自分にその二つの力があるあるとは、はっきり言うことはできません。社会に出て、二つの力を身につけられるようにしていきたいです。
紀伊さんの話を聞いて建設業により興味を持つことができました。建設業は難しくて、たくさん苦労するのはわかっていますが、その分喜び、達成感を味わえるので、自分もそのような体験をしてみたいと思いました。人間力、やり抜く力、意味づけのある人になるよう、この高校生活を頑張っていこうと思います。
農業土木科
出前授業を聞いていてこれから、めんどうくさい、やりたくないなどの嫌味みたいな言葉を出さず前向きな、はい!や任せてくださいなどの前向きな相手が驚くような言葉を言うようにしようと感じました。私は面倒くさがりだけど、自分から進み出て前向きに頑張ろうと話を聞いて思いました。
紀伊さんが仕事に就き、さまざまな経験、体験、自身からの挑戦をして間違えてもまた挑戦し何度も何度も間違えて、やり直して、そして完成しその完成した駅などに電車が通ったときの成功と感動がとても脳裏に残っている。という紀伊さんが写した写真と言葉がとても伝わり、私もその素晴らしい気持ちを味わいたいなと思い頑張ろうと思いました。
紀伊さんが話をしてくれたとき一番印象に残った話は、超突貫工事の高速道路のトンネルの空気を入れ替える天井が落ちた話です。公共性が高いので短い工期で完成させなければならず、ほかの会社からも応援を呼び、やったこともない作業を言いつけられ多くの作業員で作業をした、接着剤を作業しているときぽたぽたと落ち体の服やヘルメットがべとべとの接着剤など、さまざまな汚れが付いたとしてもそんなことに構わず大勢の人が一致団結しその大工事を完成させた、4.4kmの天井取り換え工事を完成させたという話がとても私の気持ちがワクワクし、私も大変でつらい仕事だけれどやってみたい、挑戦したいと思いました。
私は災害の時に動いたという多くの建設業界の方々を尊敬しました。なぜなら建設業の方が動かなかったら今の生活は違ったかもしれないと想像しすごい話だなと思いました。そして、もし次災害が来る際、私もその中に入り私も昔の方みたいに動き、人々のために力を使いたいと感じました。
この話を通し、貰ったパンフレットを見て私にはまだまだ遠い話ですが橋や高速道路、駅などの多くの人が使用する交通機関の工事をしたいな、と思いました。その理由は建設業や測量などあまり知られていない職業は、影の働き者という感じがしてかっこいいなと思い、私もやりたいと思いました。
農業土木科
今回の出前授業を通じて私が学んだことは、仕事というものは単にお金を稼ぐだけではないということです。私の父は一人社長で自営業をしており、ほとんど年中無休で働いています。なぜそこまでがんばれるのか聞いてみたところ「家族に苦しい生活をさせない為だよ」と答えていました。このことから、仕事は単にお金を稼ぐためではないということがわかりました。家族を幸せにする、社会的成長を目指す、などの理由で仕事をする人もたくさんいるということを知りました。仕事には意味付けが大切で、言われたことをただやったり、嫌々行ったりするのではなく、そのあたえられた仕事に対して喜びや達成感をもって取り組むことが大切だと知りました。たしかに私は、課題や勉強などをするときに、めんどうくさいな、やりたくないなと思うよりも、やる気をもって一生懸命取り組んだり、やることで得られる達成感を考えたりして取り組んだ方がためになるし、大切なことになってくるなと思いました。紀伊さんがおっしゃっていた建設業という仕事は、昔から人類とともに発展してきて、地震や災害などから多くの命を救ってきたという話を聞いて、私もたくさんの人々を守り国土を支える建設業に関係する仕事に就きたいと強く思っています。また、社会人は仕事を通じて勉強する、やれることがどんどん増えるから社会人の勉強は面白いという話も聞きました。最後に学生は何事にも挑戦し、一生懸命に取り組むことが大切と教えていただきました。しかし、何でも一生懸命にやりすぎると疲れてしまうので、+αの法則を頭の中に入れ学校生活を取り組みたいと思いました。卒業後、私は土木業界で神業を持つスペシャリストとなり、生きた証を残せる仕事をしたいです。
農業土木科
今回の話を聞いて建設業界は私が思っているより素晴らしいものだと思いました。この話の中で三つの事に関心、興味を持ちました。
1つ目は働くことに意味を持つか持たないかに関する話です。私は先生や親に「これをやれ」「あれをやっといて」など頼まれたとき、ほとんどが「なんで私が…」「しかたないなぁ」と自分から『意欲的』にではなく『やらなきゃいけないからやる』ということがほとんどでした。また、やっている途中でも嫌味のように心の中で「こんなことやって何の意味があるのだろう』と考えることが多いです。また、意味を持たせることにより『周りの人にも良い影響がある』ということなのでこれからは、働くことに意味を持ちやること一つ一つをきちんとやろうと思いました。
2つ目は「働くことをやりがいとしている人」「働くことにプライドを持っている人」に関する話です。私は基本的に働くことはお金を稼ぐためとしか考えていませんでした。ほとんどの人もそう思っていると思います。ですが話を聞いた後、働くことをやりがいとしている人、働くことにプライドを持っている人と、私が思っているよりも多い考え方があると知りました。また、この話を聞いてたしかに働くことをやりがいとしている人が身近にいることを思い出し、人によって働き方に対する考え方が違うと改めて認識できました。
3つ目は実体験に関する話です。私は紀伊さんの『トンネル』『仮ホーム』についての話が一番印象に残っています。トンネルに関する話では、約4.7kmにも及ぶトンネルをたくさんの人と協力し、期限内に終わらせた話です。この話では役割も大切だが協力も大切だと学びました。仮ホーム、電車に関する話ではホームと車両との距離が、十数mm異なるだけで、不合格という話から誤差は許されないことを知ることができました。また、作り直し完成した駅とホームに電車が走って来るのを見て「感動している」という話から、達成感がすごいものだと強く思いました。
私は話を聞いて達成感のあることをやってみたいと思いました。このことから、『働くことに対する意味』とは何なのか『働くことへのやりがい』がなぜ大切なのか『働くことの達成感』がどういうものなのか、この3つを少し知ることができました。このことから、建設業界は私が思っているより素晴らしいものだと思いました。
|