閉じる

建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:九町 武志

高校名 愛知県立一宮工業高等学校 建築・土木科 1学年 81名
授業実施日 令和元年11月7日
実施場所 一宮工業高等学校 視聴覚教室
授業実施時間 8時50分〜9時35分 1時間
講師名 山田 純也
所属 山一建設株式会社

授業内容:

テーマ:「建設業のイマとミライ〜仕事について本気出して考えてみよう〜」
資料:スライドの資料、建設業界ガイドブック
 建設業について他の産業には見られない大きな特徴について例を挙げながらの説明。
 建設業に従事してきて、自分が施工に関わった現場の近くを通ると当時のことを思い出したり、誇りに思うことがあると体験を交えてお話があった。ものづくり(建設)の大きな魅力であると紹介された。
 建設工事に関わりのある職種の紹介を資料を見ながら説明。
 1 注文生産であること
 2 個別生産であること
 3 現地生産であること
 4 今後の建設業
 5 建設業の規模
 6 建設業の意外な役割(災害対応)

授業風景
写真1 写真2

出前授業 生徒感想文 「建設業のイマとミライ」

建築・土木科 1年

 地元とか、知っている地域で仕事ができるのは、いいなと思いました。そして有名な建物を造ってそれを自慢したりすることもいいなともいました。


建築・土木科 1年

 建設業という大きなくくりに、たくさんの種類があることを知りました。これから先の自分の未来に向けて、じっくり考えるための参考になりました。


建築・土木科 1年

 建設業といってもいろいろ種類があることを知りました。
 個人的に建設業でいいと思ったのは、自分たちが造ったものが自分の子供や孫、それよりも後の世代までずっと残るということです。しっかり、じっくり考えて、自分の将来に生かせたらいいなと思います。今日の講話はすごくためになりました。


建築・土木科 1年

 個別生産は、確かに世界に一つだけのものを造るのでいいと思った。
 山田さんの話を聞いて、自分の進路につながることがあったので、自分のいきたいところにいけるように頑張っていこうと思います。


建築・土木科 1年

 建設業の仕事や魅力がよくわかりました。後悔はしないように、今からでも自分に合った仕事を調べたいと思います。


建築・土木科 1年

 今回の建設業についての出前授業を受けて、建設業の重要性や必要性があることがわかりました。その中でも建設業の良さとして、建設の仕事がなくなることはなく、安定していること、地元で働けること、自分が造った完成品が残ることなどのやりがいがあり、とても魅力的だと思いました。また、台風などで、道ばたに倒れてきた木などを処理するといった災害への対応をすることによって地域に貢献できることもやりがいの一つだと思いました。建設業という仕事は、いつの時代になっても創造力を働かせて、工夫するそんな仕事だと思いました。


建築・土木科 1年

 ぼくは、建設業でも土木のように力仕事ばかりだと思っていたけど、パソコンを使った事務作業や管理系の仕事などがあると知って安心しました。また、やってみたいとも思いました。


建築・土木科 1年

 今日の授業で、建設業について色々なことを知ることができた。建設業の特徴で完成品が残るというのですごくいいなと思った。子供ができたときに「これ、お父さんが造った。」と自慢できるのはすごくうれしいことだと思った。2024年には3人に一人が65歳以上となるというので、これから働く若い人たちが少なくなり、建設業の仕事などをする人が少なくなってしまう。だから自分たちが頑張らないといけないなと感じた。


建築・土木科 1年

 今、日本では高齢化や人手不足といった問題に直面しているので、今こそ若い人たちが動いていかなければならないと思いました。建設業では、就業者数が多く、他の企業と違って注文を受けてから、そして現地で造る事にとても魅力があると改めて感じました。会社といっても種類には違いがあり、遠方に行く会社や、地域中心で働く会社、専門分野を学ぶ会社など、建設業であっても大きく分かれているということを知りました。建設業では、現地で造るため地元で働けたり、安定している仕事だということを知りました。建設業は将来、ロボットやIT、外国からの担い手の増加、またITなどの3次元データや、ドローンを使ってより効率化を求められるということを知り、建設業は細かく分かれていて、ものによっては全然違うということを知りました。


建築・土木科 1年

 建設業関連の仕事は、この先あまりなくなることがないと聞いて少し安心しました。僕はパソコンを扱うことがうまくできないので、少しでも練習をしたいと思います。建設業の魅力は、やはり地図に残る仕事。地域元請会社は、転勤がなく地元で働けること。地域の緊急事態には、一生懸命働くことが必要。幅広い建設工事に対応できるオールラウンダーが求められる。転勤はNGだけど知らないことにも前向きに挑戦できる人が向いている。
 建設業の仕事(現場監督)
 ・工事全体をデザインする仕事
 ・工事の計画から完了まで全体を統括
 ・安全、工程、品質、コストを管理する。
 ・お客様(官公庁)や協力会社とのコミュニケーションが大切
 ・現場半分、書類半分
 公共事業は、点数がつくので、点数を向上させるための創意工夫(企画力)が大切


建築・土木科 1年

 注文生産・個別生産・現地生産で、それぞれ特徴がある。建設業の仕事は、現場監督・オペレーター・ゼネコン・地域元請・専門業者など。建設業の特徴は安定していること。日本の建設業は世界最古。建設業は災害時に対応する。完成品が残る。本当に有名な構造物は大手ゼネコンがほとんど手掛けている。台風などで倒れた木などの切断も請け負う。地図に残る仕事!地域の建設会社は夜中だろうと県や市から電話があればすぐに対応する。地域貢献(道路凍結対策)。ICTを取り入れる。しかし現状は周辺配慮の案件が難しい。建設業におけるITの使い方。3次元データ活用した施工・見える化・ITシステム化、書類の効率化!
 建設業は常に進化を続けているんだなと思いました。ITなど最新の技術を取り入れるなんてすごいと思いましたし、さらに知りたいと思いました。


建築・土木科 1年

 仕事選びで重要なことは、他人の言うことは参考にしてもよいが、最終的には自分で考えなければならない。建設業は、とても安定していて仕事がなくなることはない。また災害復旧にも関わっていていろいろな面でも関わっている。自分の将来のために早く就職についても勉強していく必要があると思った。


建築・土木科 1年

 今回の出前授業を受けて、建築にも土木にもいろいろな職種があり、いろいろなことを幅広くやらなければいけないことを知り、学ぶことができました。土木工事という仕事では、ダム、河川、トンネル、道路、下水道、橋、鉄道など、様々なインフラ(社会資本)を造ることができることも学びました。僕は、土木科に進みたいと思っているので、このようなことを学ぶことができてよかったです。
 今回の出前授業で聞いたことを2年後の就職先選択の時に少しでも生かしていけたらいいと思いました。


建築・土木科 1年

 今回、この話を聞いて改めて土木の良さを知ることができました。土木は設計や施工の技術を磨くだけでなく、様々な職種に携わる人々の仕事を理解し、コミュニケーションをとることが重要な役割だと知りました。人が体を動かし、物を造るのでとてもやりがいがある仕事なんだなと思いました。橋やトンネル、道路など人々の生活を支えている物を造っているので、とても大切な仕事だなと思いました。より、土木の仕事の良さを知ることができ、逆に大変さも知ることができたので、とてもいい勉強になりました。


建築・土木科 1年

仕事について考えよう。
前提
 ・仕事選びはとても重要
 ・他人の言うことは参考にすべき、最終的には自分で考える。
 ・仕事を選ぶのは就職活動のときではない。
建設業の魅力
 ・安定している。
 ・地元で働ける。
 ・完成品が残る。
 これからの建設業 ITが多く使われる。自分たちの代では有利になる。
ITの使い方
 ・仕事の効率化
 ・わかりやすさの向上
 ・書類の効率化
 これからはデザイン力が重要になる。
 幅広い仕事がしたい人にはいい。職人になりたい人は専門業者に入るといい。
 これからITが多く使われる時代で、ITの活用は若者の方が得意。これはチャンスなので頑張ろうと思った。


閉じる