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平成30年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:川口 達也

高校名 名古屋工業高等学校 建築科 2学年 86名
授業実施日 平成30年11月9日(金)
見学現場@ 鈴中工業株式会社
愛知芸術文化センター大ホール改修建築工事
見学現場A 小原建設株式会社
ホテルシーパレスリゾート大浴場 増築工事

実践報告:
 1つ目の見学地の豊橋のリゾート施設では、雨天での見学となり、工事現場を全て見学することができませんでしたが、コンクリートの養生中の建物や支保工の様子を見学することができました。また、足場を渡ることが初めての生徒が多くいた中で、そこでは慎重に歩かないと危険であるという体験をすることができました。そのような場合でも足場を渡らないと工事作業をすることができないという工事現場の実情を垣間見ることができ、それに対する心構えの重要性を感じることができたと思います。さらに、若手の現場監督の方に質問をする機会をいただき、その業務内容などの現状を生の声で伺うことができました。
 2つ目の見学地の愛知県芸術文化センターでは、見学地の説明を映像で学ぶことができました。そこで、劇場舞台の床が可動式であることを知ることができました。その後の見学では、奈落や可動床の張替え作業、電気系統の取替え作業などの施設特有の箇所、工事作業や、劇場ホールの座席のない状態など日頃見学をすることができないようなところを見学させていただくことができました。
 今回の見学は、工事現場で働く心構えやそれに関する事前の知識の大切さを学習するとても良い機会となったと思います。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

建築科 2年

 今回の現場見学では、多くの発見がありました。まず、最初に見学した豊橋の現場では初めて足場に乗りました。登るときでも、かなりガタガタと揺れましたが、降るときはもっと揺れていました。こんな中で作業をしていると思うと、現場の方は本当にすごいなと思い、尊敬しました。次に、僕はヘルメットの大切さを身をもって知りました。現場の足場で3回も頭をぶつけてしまいました。もしヘルメットをしていなかったらと思うとゾッとします。そしてどれくらいの期間で完成するかと思い資料を見たら、約2年とあり驚きました。全体を見たわけではないのであまりわかりませんが、1つの建物に2年もかかると知って、もっと大きな建物だったら何年かかるのだろうと思い、少し気が遠くなりました。逆に言えば、何年もかけて建物を建てたら愛情が湧くのかなと思いました。
 次の現場の芸術文化センターでは建物の大きさに驚きました。中にあるホールはこれまで見た建物の中で、1番広く感じました。特に縦の空間が広く感じました。ホールだけでなく、エントランスや廊下、客席なども広く、このような物を建てて見たいと思いました。
 今回の建設現場見学会で、たくさんのことを学び、吸収することができました。これからも現場見学会があると思うので、もっとたくさんことを学び、吸収していきたいと思いました。


建築科 2年

 工事現場見学に行き、貴重な体験をすることができました。学校の授業では、教科書の資料でしかなくて、建物の日頃は見れないところを見ることができて勉強になりました。
 まず、初めの見学会はホテルシーパレスリゾート大浴場増築工事で雨の中、合羽を着て見学しました。今までの作業の写真が貼ってあり、どんなふうに作られているのかがわかりました。次に2階に行くために、初めて足場に登って行きましたが足で踏んだ箇所がキシキシと音がして少しびっくりしましたが、貴重な体験だったので良かったです。もう1つ見学しに行った場所は、愛知芸術文化センターを見学させてもらいました。そこではまず会議室で現場の内部の説明を受けました。最後に今回現場見学をして、舞台裏や屋根断熱工法などあまり聞けない話を聞けて良かったです。まだたくさん知らないことがあるので、これから勉強していこうと思いました。


建築科 2年

 普段学校の授業で勉強をしていることを、実際に現場に行って体験できたので良かったです。
 まず、豊橋の大浴場の増築工事を見に行きました。若い現場の人が話を聞くと、とてもやりがいがあるが大変なこともあるということを知れました。少し施工管理という仕事が知れてとても良い経験になりました。
 次に愛知県芸術文化センターの工事を見に行きました。そこはホールが客席よりも広くて、上下左右にも広い空間があり、床や天井などが動くことに驚きました。こんな大規模な工事は見たことがないので、見れて良かったです。こうゆう現場で働くにはしっかりと勉強をしないといけないなと思いました。そして工事は人が多く、色んな資料があって複雑にできているんだなと思いました。
 今回建設現場見学で、実際どのように行ったりするのかを学びました。またこのような見学会があれば参加したいと思いました。


建築科 2年

 今回2つの工事の見学をさせていただきました。1つ目の見学はホテルシーパレスリゾート大浴場増設工事です。こちらの工事は外の作業で見学に行きました。悪天候でも工事をしなければならないということが知れました。実際に現場に行ってみるとより危険なんだということが体を通して感じました。
 2つ目の見学は愛知芸術文化センター改修工事です。この文化センターには小学生の時に来たことがあり、その時はホールに行きました。今回そのホールも工事されており、そこも見学させていただきましたが、舞台の作り方を聞いて驚き、すごく興味を持ちました。舞台の地面が動き、その穴を別の板が埋めるというものでした。そんなすごいものが昔に作られていたことにも驚きました。
 今回の見学会で自分がどのようなことや仕事をしたいのかが少し見えてきました。これからも色々見てもっとはっきりとして進路を決めたいと思います。


建築科 2年

 私は1日でとても貴重な体験をしました。1つ目は増築工事の現場は足場に上がり、普段絶対に行けないような場所に行けたことが良かったです。そして現場で働いている人の声が聞けて非常に参考になりました。学校では学べないことも多いのだなと思いました。現場の人を見て思ったことは、みなさん笑顔で仕事をして、それがすごくカッコ良く映りました。私も将来笑顔で仕事をして、たくさんの建物を建てて行きたいと思いました。
 2つ目は愛知芸術文化センターで色々な場所を見学させていただきました。舞台の改修工事が行われており、多くのことを学びました。まずは舞台の大きさと日本の技術の高さです。客席から見ている時では想像できないくらい大きく、作った人は大変だっただろうなと思いました。舞台は床が動いたり階段状になったりしていて、どう動いているかわからなかったので、まだまだ勉強が足りないなと思いました。現場見学会の日はあいにくの雨だったのですが、雨が気にならないくらい夢中で見学できました。
 今回現場見学に行けて、改めて建築の面白さなどを学べて、ますます将来建築の仕事に就きたいと思いました。


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