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平成29年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:古橋 信二 , 三浦 拓也

高校名 愛知県立半田工業高等学校 土木科 2学年 39名
授業実施日 平成29年10月18日(水)
見学現場@ 矢作建設工業株式会社
名二環春田1高架橋中基礎工事
見学現場A 建設技術フェア2017in中部

実践報告:
・名二環春田1高架橋中基礎工事
 名古屋市中川区にある「名二環春田1高架橋中基礎工事」の現場を見学させていただきました。この工事は、名古屋第二環状自動車道の名古屋西JCTと伊勢湾岸自動車道の飛島ICをつなぐ道路工事のうち、名古屋市中川区春田に計画されている橋脚の基礎を施工するもので、平成29年9月2日から着工されています。現在は掘削作業を行っていました。現場見学では、説明だけでなく、実際に使われている測量器械(トータルステーション)を見せていただき、生徒もそれを興味深そうに見ている姿が印象的でした。最後には、建設業の魅力ややりがいなどもお話いただき、生徒の進路選択の参考になりました。

・建設技術フェア20167n中部
 吹上ホールで行われた建設技術フェア2017in中部に参加させていただきました。土木の施工現場の効率化、省力化、安全向上に繋がる先進建設技術や災害対策のための工法や製品などが、様々なブースで展示・紹介されており、生徒は興味深げに見学していました。各ブースでは、担当者の方から丁寧に説明いただき、真剣に話しを聞いている姿を見ることができました。多くの生徒が建設業で活躍し、地域を担う人材に育てていきたいとあらためて感じることができました。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

土木科 2年

 今回の現場見学で、1つの橋脚を作るのに、とても手間がかかっていることを改めて感じました。昨年も同じ時期に現場見学をさせていただきましたが、昨年とは違う視点で現場を見ることができ、良かったと思います。今年の夏、小型車両系建設機械の資格を取りました。その資格で運転できる重機が実際に現場で動いる姿を見て、資格の必要性を感じ、取れて良かったと思いました。運転している人は、当たり前ですがとても上手に機械を操縦しており、とても格好良かったです。僕も、働くときがきたら後輩から格好いいと思われるような大人になりたいです。
 昼から見学した建設技術フェアでは、様々な企業が出展しており、正直時間が足りませんでした。僕たちみたいな高校生にも、とても熱心に話しをしていただき嬉しく思いました。また、期待されているとも感じ、その期待に応えられるようこれからの学校生活を頑張っていきたいと思います。


土木科 2年

 午前中の現場見学では、短い時間の中ではありましたが、橋脚の作り方や現場で使う測量機器について教えてもらうことができ良かったです。完成した橋脚は今まで何度も見たことがありますが、作る工程やどれくらいの時間がかかるのか知らなかったので、とても勉強になりました。現場で使う測量機器は、学校の実習で使っている測量機器よりも便利なもので凄いと思いましたが、どれだけ便利でも基礎を知らないと使えないので、今まで以上に授業を真剣に取り組もうと思いました。
 午後の建設技術フェアでは、会社がたくさんあり、それぞれのブースで見たことも聞いたこともないような機械や技術が展示してありました。初めてこのようなフェアに参加し、たくさんの会社を見ることができ良かったです。今回は、このような貴重な体験ができ、進路選択の参考になりました。


土木科 2年

 今回の現場見学では、間近で重機が動いているところを実際に見ながら話しを聞いて、とても貴重な時間を過ごすことができました。橋脚を作る行程の話しを聞く中で、土留めと掘削を段階的に行わないと上手く行かないことや、コンクリートが本来の強度を出す日数である28日まで待つのではなく、所定の強度で次の行程に進むことなど、今まで知らなかったことを知ることができ良かったです。また、測量に使われているトータルステーションを見せていただきました。学校の測量実習では、いつもペアでやっていますが、見せていただいたものは1人で出来る最新式のもので驚きました。
 建設技術フェアでは、たくさんの企業の方から説明を聞いて、進路について考えるいい機会となりました。現場で働いている女性の方と直接話しをすることができ、実際の仕事の様子がわかり、描いている夢がより明確に考えられるようになりました。さらに、働く中で不安に思っていたことが解決でき、これからも夢に向かって頑張っていこうと思いました。


土木科 2年

 僕は、今回の現場見学と建設技術フェアでいろいろなことを学ぶことができました。まず、現場見学では橋脚を作っている現場を見学させていただきました。現場では基礎をつくるために、大きな重機で土を掘削してはダンプカーで運び出す作業を繰り返し行っていました。重機の大きな音や土の臭いを嗅いで現場に来たことを実感しました。その現場を担当している矢作建設の方から話を聞きました。その中で特に心に残っている言葉は、「どんな仕事でもやりがいを見つけることが大切」です。それを聞いたとき、ぼくもやりがいのある仕事を見つけたいと思いました。
 建設技術フェアでは、様々の建設業の会社の方が、一生懸命に僕たちに話をしてくれました。仕事の内容や建設業の魅力などパンフレットを使いながら丁寧に説明していただきました。とても貴重な体験をすることができ、進路選択に役立つものになりました。


土木科 2年

 僕は今回の現場見学でたくさんの知識を得ることができました。その中で、出来上がったコンクリートの強度をどのように確認するかという話しが1番印象に残っています。その他にも、将来建設業に就いたときに役に立つ知識を得ることができ良かったと思います。また測量の話しでは、測量が1人で行うことが出来る時代になっていることに驚きました。
 午後からは、建設技術フェアを見学させていただきました。いろいろなブースで話しを聞き、分らなかった単語の意味がわかり、とても勉強になりました。自分が将来就職する時の選択肢を広げることが出来ました。実際に中を歩いて感じたことは、建設業の会社がたくさんあるように、仕事の内容も様々で、自分の視野が狭かったことです。建設業とは、こんなにいろいろの仕事があることがわかり、とても勉強になりました。今回の校外学習では、今まで知らなかった現場のことや、建設業のことを知ることができ、今後の高校生活にとても役に立つものになりました。


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