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平成28年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:古橋信二 加藤 智 稲生誠司 金桝夏子

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築土木科 1学年 79名
授業実施日 平成28年10月28日(金)
見学現場@ 株式会社加藤建設
平成27年度名古屋第二環状自動車道大西北高架橋下部工事
見学現場A 徳倉建設株式会社
なごや小校舎等新築工事

実践報告:
名古屋第二環状自動車道大西北高架橋下部工事
 名古屋市港区にある「名古屋第二環状自動車道大西北高架橋下部工事」の現場を見学させていただきました。この工事は、名古屋第二環状自動車道の名古屋西JCTと伊勢湾岸自動車道の飛島ICをつなぐ道路工事のうち、名古屋市港区大西地先に計画されている橋脚4基を施工するもので、平成27年9月10日から着工されています。現在は、底版部と柱部が既に完成しており、梁部の施工を行っていました。現場見学では、説明だけでなく、実際に使われている鉄筋を見せていただき、生徒もそれを手にし興味深そうに見ている姿が印象的でした。
なごや小校舎等新築工事
 名古屋市西区にある「なごや小校舎等新築工事」の現場を見学させていただきました。この工事は、幅下小学校、江西小学校と那古野小学校の3校を統合し、旧幅下小学校の敷地に新たになごや小学校を建設する工事で、来年度開校に向けて進められています。生徒は、壁や天井に這わせられた配線や管等を興味深く眺めていました。また、難しい図面を見ながら実際に作業をしている姿を間近で見ることができ、貴重な見学ができました。
 アンケートの中にも、「土木と建築両方現場を見ることができ、とても勉強になった。」という感想が多くあり、この現場見学が、生徒の進路選択の一助になったことが分かります。とても有意義な時間を過ごすことができ、株式会社加藤建設様、徳倉建設株式会社様、愛知県建設業協会様に感謝申し上げます。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 今回、名二環大西北高架橋下部工事の見学し、想像以上に橋脚を作るのに、お金と時間が掛かっていることを知りました。また、使用している鉄筋も1種類しかないと思っていましたが、11種類も使っていると知り驚きました。この現場見学では、工事技術の高さはもちろんのこと、現場の雰囲気がとても明るいと感じました。建設の現場は、正直怖い人ばかりだと思っていましたが、新入社員の方が最後に話しているときなど、とても良い雰囲気でした。
 この一般国道302号名古屋環状2号線は、僕の住んでいる清須市にも通っているので、それがどのように作られているか知ることができて良かったです。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 小学校の新築工事ということで、普段は見られない学校を作るところを見ることができました。一つの建物を作るのに、たくさんの企業が手を取り合い完成させているとは、全然知りませんでした。また、一つ一つの部屋の隅々まで工夫がされていて、使う人の気持ちをとてもよく考えて作られていることを知り感心しました。
 所々にいろいろな配管があり、見えないところがこんなふうになっているとは、小学校に通っているときには気づきませんでした。また、上の部屋によって、下の部屋の天井の作り方を変えていることを知りました。
 北棟と南棟の継ぎ目に隙間があいており、何かと思っていました。説明の中で、この隙間は建物と建物が違う動きをしたとき、亀裂がはいらないようにするためとあり、いろいろな工夫があることを知りました。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 僕たちは、午前中に名二環大西北高架橋下部工事の現場を見学させていただきました。高速道路は、何年も残り、人が目にするものです。そのようなものを作る土木の仕事は、とても魅力ある仕事だと感じました。
 完成するまでの過程を説明いただき、沈下を防ぐために杭を硬い地層まで入れることを初めて知りました。かなりの深さを掘削し、基礎を作るだけでも相当な時間が必要だと分かりました。一つのものを作るのに時間がかかり、苦労を多いけど、その分完成したときのことを考えると、とてもやりがいのある仕事だと思いました。
 鉄筋の種類も11種類あり、いろいろな所に高い技術やこだわりを感じ、さすが日本だと思いました。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 午後から、なごや小校舎等新築工事の見学をしました。建設中の校舎に入り、不自然な段差があるのに気づきました。床下に配線するために段差があると聞きました。また、天井にも配管などが入ると聞き、学校の構造を知って驚きました。
 校舎に入ったときに感じたことは、天井が低かったことです。小中学校の頃を思い出しだしてみると、低かったように思います。小学生の背丈に合わせて作られているのかと思いました。
 校舎を守るために、校舎の間に15pぐらいの隙間をあけたり、下駄箱には太陽の光を差し込ませ明るくさせるなど、細かいところまで工夫がされていました。このような細かくて人に気づかれないようなことでも、利用する人のことを考え、心を込めて作り上げることが何より大事だと感じました。今回は本当に貴重な体験ができたと思います。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 名二環大西北高架橋下部工事を見学でき、たくさんのことを学ぶことができました。構造物を作るのには、様々な工程があることを知りました。
 ボーリング調査を行い、支持層までの深さを確認し、砂でできた硬い地層まで杭を打たなければならないと説明されました。車が通ったときに高架橋が車の重さで下がってきてしまうと知り納得しました。工事で使用する鉄筋には、様々な太さや重さがあり、実際に触ることもでき、とても貴重な体験をさせていただきました。
 また、橋脚には、様々な形があることに気づきました。直線やカーブなど様々な条件によって形は変わります。僕たちが毎日通学している道路も、このような工夫や苦労があり、安全に登校できていると知りました。
工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 僕たちが毎日通っている半田工業高校もこのような感じで作られていると思うと、とても興味を持って現場を見学することができました。
 現場には、たくさんの職人さんがいて、それぞれの専門分野の仕事を行っていました。たくさんの人が協力して一つのものを作っていくことは大変だと感じました。また、仮設工事、地盤改良工事、躯体工事、外部仕上げ工事、内部仕上げ工事の各工程を、期間を決めて仕事を行っていくのはとても効率的だと思いました。
 校舎の壁を、木目調にするためにコンクリートの型枠に発泡スチロールを取り付けて行っていると聞き、驚きました。自然の木を使わずに行うのは、森林を守るためと聞き、環境に配慮しながら仕事を行っていると知り感心しました。この見学は、今後の進路選択の参考になりました。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 僕は、今まで橋がどのように出来ていくか分からなかったので、今回の現場見学でたくさんのことを学ぶことができ、驚くことがたくさんありました。
 最初に驚いたのは、杭のことです。何十本もの杭が、何十メートルの深さの支持層まで打ち込まれていることです。次に驚いたのが、工事に掛かる時間とお金です。時間もお金も自分の想像以上で驚きました。4つの橋脚を作るのに、これだけの時間とお金が必要なら、すべての工事にはいくらかかるのか、とても気になりました。
 そして、現場の雰囲気がとても良いと感じました。現場での仕事は、危険が多いと思います。その中で、無事工事を終わらせるには、コミュニケーションはとても大切なことだと思いました。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 なごや小校舎等新築工事の現場では、実際に職人さんが仕事をしている中で見学させていただきました。見たことのない工具や、複雑な設計図を見て仕事をしている姿を見て、建築の仕事はとても難しそうだと思いました。
 建築現場でも、驚いたことがたくさんありました。まず最初に、この工事に携わる人の多さに驚きました。一つの建物を作るのにたくさんの職人さんが必要なことを知りました。次に驚いたのは地震対策です。壁に斜めに鉄骨を組むことは知っていましたが、棟と棟の間に隙間を作ることは初めて知りました。地震対策にも、様々な種類があり驚きました。
 今回の現場見学で、今まで知らなかったことを知ることができ、また、初めて見るものもたくさんあり、とても良い経験となりました。忙しい中、見学くださった現場の方々に感謝し、今回の経験を今後の進路選択に活かしていきたいと思います。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 名二環大西北高架橋下部工事の見学をして、とても良い経験をすることができました。仕事の内容や、橋脚をどうやって作るのか詳しく教えていただきました。工事をしているところを、間近でみて、改めて橋脚の大きさに驚きました。その橋脚を支える為に、鋼管杭というものを、支持層まで打つことを教えていただきました。また、工事に使用されている鉄筋は、とても太く重かったです。
 自分が利用している道路や橋が安全なのは、こういう仕事をしている人がいるからだと、改めて知ることが出来ました。今回の現場見学で、話だけでは分からないこと、知らなかったことを学ぶことが出来ました。この経験を学科選択に活かし、さらに、これからの学校生活でも活かしていきたい。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 今回の現場見学は、自分にとってとても良い経験となりました。授業で話を聞いてノートをとるわけではなく、実際に工事をしている現場を見たり、現場で働く人の話を聞いて、自分の知らなかったことや、聞くだけでは分からなかったことを学ぶことができ、建築、土木のどちらの仕事がしたいかを考える良い機会となりました。
 なごや小校舎等新築工事を見学して一番驚いたことは、小学生の身長に合わせた高さで作っていることです。小学生の頃に、快適に学校生活を送ることができたのは、利用しやすいように細かいところまで配慮され作られたと知り、自分も、住む人、使う人のことを考えた仕事がしたいと思いました。また、現場で事故を防ぐ為にしていることを教えてもらいました。工事現場で学んだことは多く、良い経験となりました。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 今回の現場見学で土木の工事費用がとてもかかることが分かった。しかも支持層にとどかせるための鉄筋だけで数千万円もかかると聞いてとても驚きました。他にも、土木の仕事は国や県、市町村からくるので収入が安定していることを再確認することができました。土木は、住宅と違い一年間だけでは工事が終わらず2,3年と長い間の工事のほうが多いことを知ることができました。少ないけれど土木関係の女の人がいることを知って驚きました。たくさんの会社と協力して大きいものを作ろうとしていたので、土木はたくさんの人達と関わってく仕事なのかなと思いました。土木の工事はたくさんの重機を使うので様々な資格を取得する必要があることが分かった。土木をやってる人はそれぞれやり甲斐を持ってやっているので見習いたいと思いました。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 僕は今回のなごや小校舎等新築工事を見に行って思ったことが二つあります。
 一つ目は、住宅と違い校舎という大きい施設なので、工事に関わる人の数が多いことです。でも、たくさんの人が工事を行っているのにできるまでに二年以上かかっていたので、とても驚きました。
 二つ目は、会社によって同じことをやるのに遣り方が違っていたり、工夫されていたのでこんなにも差があるんだなと思いました。例えば、足場の階段の位置を分かりやすくするために一部だけ、シートの色を変えるなどの工夫がされていることが分かりました。それに、同じ大きさの建物をつくるのに機械の大きさに差があるなど会社の費用による経済格差を思い知ることができました。
 今回は少しでも建設業について触れることができて、たくさんの経験ができたので良かったです。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 今回の「名二環大西北高架橋下部工事」で思ったことがあります。
 自分は、土木科に進みたいと思っているので今回の話はとても大切で貴重な話だったので聞けて凄く良かったです。
 杭を触れたのは凄くいい体験でした。重いのから軽いのまで10個近くあって全部触りましたが一つ一つ重さが少しずつ違っていたのが肌で感じ取れました。
 もう一つ驚いたことがありました。それは入社5年目で現場監督を務めているということです。自分は測量士になりたいと思っていますが、頑張って現場監督になろうとも思いました。
 今回の経験を活かせるような職種に就きたいと強く思いました。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 今回の「なごや小校舎等新築工事」で学んだ事がいくつかありました。
 まず最初に思ったことは、小学校の校舎を作るのにあれほどもたくさんの会社が携わっていたのには流石に驚きました。てっきり少しの会社が携わっているのではないかなーと思っていました。なので余計にびっくりしました。
 人生で初めて作っている最中の建物を見ました。中の配線があんな風になっていることや外壁のことやら色々教えてもらえたので非常に良い経験ができたのでとても良かったです。
 今後もこのような体験がもしできるならば積極的に頑張って参加したいと思いました。とても貴重な体験をさせていただきありがとうございました。学んだ事を活かせるようにしていきたいです。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 わざわざお忙しい中に、建設工事現場見学させていただき、とても親切な人達でした。
 雨が土砂降りの中で工事現場について詳しく教えていただいて、とても分かりやすかったです。多くの資料もいただいてとても嬉しかったです。建物の構造を詳しく教えていただいてとても分かりやすかったです。多くの質問一つ一つにしっかりとした答えを言っていてとても親切だなと思いました。色々と貴重なお話を聞くことができてとても良かったです。工事現場の人達のやり甲斐は何かと聞いたら、土木の仕事は地図にのる大きな建造物を造って、それを自分達が建てたんだなと自慢することができると言うことだと答えていて、確かにそうだなと思いました。土木の仕事は地図にのる建造物を造ることができるので土木はいい仕事だなと思いました。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 小学校の新築工事の現場見学をしました、様々な重機があって凄いなと思いました。現場監督の方に小学校の構造について色々詳しく説明していただき、とても分かりやすかったです。小学校の内部を見ると、所々に図面が貼ってあって、細かい所まで書かれてあってすごいなと思いました。一つの建物に一つの会社が関わっているのではなく、何十社の会社が関わっていたことにびっくりして初めて知りました。何十社の会社を仕切っている現場監督の方はすごいなと思いました。朝に会社の人達で注意点などを話していて協力するのがとても大変だなと思いました。小学校という大きな建造物を任せられた現場監督の方は、外国へ行って日本とは違う建築を学んだりしていてすごいなと思いました。僕も、」現場監督になって良い建築物がつくれるような人になりたいなと思いました。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 道路の工事は時々見かけるけど、今回見学させてもらったような高速道路の工事を近くで見るのは初めてでした。分かりやすい説明で今まで全く知らなかったことを理解することができ、実際に実物を触ることもできたので、僕にとってとても充実した現場見学になりました。橋脚の構造の説明を聞いているときに、地面の下の支持層というところまで基礎杭が刺さっていると聞き、実際にその様子のモデルを見て、こんなに深くまで基礎杭を刺すなんて大変だなと思いました。橋脚を造るのに、ボーリング調査や、足場の組み立てなど、様々な準備をしてから施工をしていって、一つ造るのにもかなり大変そうな作業だと思いました。
 この現場見学で、工事のやり甲斐なども聞けたのでとても良かったです。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 僕は建設中の家などはよく見かけるけど、建設中の学校を見たのは初めてでした。建築中の学校の中に入って、現場の人達の話を聞き、見てまわると、災害時のことや、学校に通う人の安全などを考えて建てられているということが分かりました。現場にはたくさんの人が作業服を着て働いていました。その中でも、火花を出して作業をしている人や、かなり重そうな荷物を吊るしているクレーンなどがあり、建設現場はとても危険な場所だなと思いました。注意して作業しないと大きな事故につながることを実感しました。
 この現場見学で、現場はとても危険で、どの仕事も集中して行わなければならないことが大切と言うことを知りました。その他にも、建築とはどのようなものなのか、どうしたら立派な建築士になれるのかなど、様々なことを学ぶ事ができました。


建築土木科 1年

工事名:「名二環大西北高架橋下部工事」
 土木関係の仕事を近くで初めて見ました。雨でも関係なく仕事をするのが辛いなあと思いました。橋を造るのに、あんなに長い柱があるなんて知らなかったので、とてもびっくりしました。また何も無いところに、高い高速道路を造るのがすごいなと思いました。働いている人達も、無駄な話をしていなかったので、大人だなと思いました。みんなの前でハキハキ喋っている姿もとても格好良かったです。色々な資格を持っているし、大学までいって、勉強して、すごいなと思いました。これから、勉強を頑張って、しっかりとした職業に就けるように、頑張りたいです。土木関係の仕事は身近にあったりするので、あったら見て学びたいです。雨の中で仕事をやったり、きついこともたくさんあるんだなと思いました。

工事名:「なごや小校舎等新築工事」
 実際に現場に入ったのは初めてだったので少し緊張しました。あんなに難しい建物の設計図を見て、びっくりしましたが、あんな設計ができるようになりたいなあと感じました。中を見学して柱がたっている位置や、電気の位置が分かってこんな風に中はなっているんだなと思いました。学校を造るのに、あんなに費用がかかるなんて、とても責任が重くて失敗の許されない仕事だなと感じました。また一つの建物を建てるのに、たくさんの会社が関わっていてびっくりしました。その中で中心に立って指示を出したり、話したりするのは、とても格好いいなと思いました。また、完成図と途中の建物を見比べて、そのまんまだったので、すごいなあと思いました。仕事をしている人も無駄な私語をせずに、黙々とやっていたので、すごいなあと思いました。これからもっと勉強できるように頑張っていきたいです。


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