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平成28年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:齊藤 圭太

高校名 愛知県立豊橋工業高等学校 建築科 2学年 38名
授業実施日 平成28年10月21日(金)
見学現場@ 建設技術フェア2016in中部(名古屋市千種区吹上)
見学現場A 松井建拓株式会社
新城城北こども園新築工事(新城市字宮ノ後)

実践報告:
 建設技術フェアでは、生徒たちが各企業のブースにおいて真剣に話を聞いている様子が見られました。建設業に関する疑問や進路に関する相談等、実際に現場で働いている方々のお話を伺えたことは大変貴重な経験になったと思います。
 新城市の現場では、はじめにプレゼンテーションにて、現場監督の1日の仕事内容や着工までの流れを説明して頂きました。その後、こども園の新築工事の現場を見学しました。今まで写真や仮囲いの外からでしか見たことがなかった現場を実際に見学することができ、生徒にとって大変充実した時間になったと思います。また、実際に現場で作業をしている人を間近で見学できたことは、今後の就職活動の参考になったと思います。
 今回の現場研修は生徒にとって貴重な経験となりました。また、生徒の就業意識が高まったように感じます。現場の方々には貴重な時間を割いていただき、大変感謝しております。現場見学の経験が活かされるような授業や進路指導に今後は取り組んでいきます。

見学風景
見学写真1 見学写真2 見学写真3
見学写真4 見学写真5 見学写真6

現場見学会 生徒感想

建築科 2年

 午前中の建設技術フェアでは多くのお話を伺うことができました。特に印象に残っているのは、「建設業とは、人々が心地よい暮らしを送るために、細かな設計と施工をし、安心と快適な生活が送れる空間を作り上げること」というお話です。また、「建物を完成させるまでの責任は非常に大きいが、完成後、自分が携わった建物が地図に残るため、非常に誇りある仕事である」と伺いました。私も地図に残る仕事がしたいと思いました。
 午後は、こども園の現場を見学しました。初めて建設途中の建物に入りましたが、危険な箇所が多くありました。現場監督は、すべての工程に関わることができるのでたいへん魅力ある職種だと思いました。今回の見学を通して、より一層、建設業に興味を持ちました。これからは、自分が希望とする職種に就けるように努力していきたいと思います。


建築科 2年

 今回の現場見学を通して、建設業について間近で見たり聞いたりすることができました。また、多くの発見がありました。
 私が特に印象に残っていることは2つあります。一つは、様々な企業が集まり、それぞれの技術やアイディアを見ることができる「機会」があるということを知れたことです。各企業が様々な製品を出展しているので、一度参加してみると多くの発見があると思います。便利な物や小さな気配りがされているもの、普段、生活をする上で助けになるもの等を見ることができました。今後、学校での自由設計や、部活動でのものづくりに活かしていきたいと思いました。
 二つ目は、こども園の見学です。普段、建築途中の建物の内部を見る機会はなかなかないので、とても新鮮でした。施設を使いやすいような工夫がたくさんされていました。
 今回の現場見学で将来の選択肢を広げることができました。今後、現場を見る機会があれば積極的に参加していきたいと思います。


建築科 2年

 午前中の建設技術フェアでは、中小企業から大手企業まで、様々な企業が集まっていました。企業ごとのブースが設けられ、そのブースで話を聞く形式で就職活動をしている気分でした。受注・発注から設計、施工までの流れや、コンクリートの劣化を音の反射で調べるということなど、自分が知らなかったことを知ることができました。
 午後は建築途中のこども園の現場を見学しました。普段、建築現場を外から見ることはあっても、内側から見る機会はなかったので、とても貴重な経験になりました。こども園ならではの、大きな丸い窓や蹴上の低い階段、給食を1階から2階へ運ぶエレベータなどを間近で見ることができました。実際の現場を見て、建物の用途によって様々な工夫がされていることを知りました。
 今回の現場見学を通して、女性が建設業でも働きやすいような工夫がたくさんされていること、自分が興味ある仕事だけでなく、他の仕事にも目を向けるとたくさんの発見があることを知ることができました。


建築科 2年

 現場見学を通して、とても良い体験ができました。私は今まで、建築の仕事は「住宅や各施設を建てること」としか思っていませんでした。しかし今回、実際に建築の現場で仕事をしている方々に話を聞いて、イメージが変わりました。建物を設計して終わり、施工をして終わりではなく、その後、長い間地図に残るとても誇れる仕事だということ。建設業は細かく枝分かれをし、様々な業種、職業があること。さらに、土木と密接に関わっていることを知ることができました。
 また、今まで教科書に載っている写真や、実物でも外側からしか見られなかった建設途中の建物の内部を間近で見学できたのはとても良い体験になりました。現場を見てもまだ、将来自分が働いている姿を上手く想像することができませんでしたが、今後知識を深めていき、将来のイメージをしていきたいです。今回の経験を進路決定に活かしていきたいと思います。


建築科 2年

 午前中、名古屋市の吹上ホールにて、様々な会社の説明や建設業で働く方々の話を伺いました。将来について深く考えていませんでしたが、考える良いきっかけになり、さらに、建設業は魅力溢れる仕事だと感じました。自分自身が手掛けた建物が長い間その場所に残り、多くの人に使ってもらえる。特にこの点が魅力的だと感じました。また、建設業でも、建物を建てるだけでなく、数多くの職種があることを知りました。中でも「現場監督」は、着工から竣工まで自分が責任をもって管理をするため、大変ですが達成感ややりがいが大きい職種であると感じました。
 午後は建設途中のこども園の現場を見学しました。まず、工事についての説明をしていただきましたが、図面の種類が多いこと、さらに一つ一つがとても細かく設計されていることに驚きました。その後、実際に建物を見学しました。普段の授業ではイメージするだけでしたが、実際に現場を見ることができ、教科書の内容を間近で見ることができました。
 様々な職種の方にたくさんの話を伺いましたが、どの方も楽しそうで、自分の仕事に誇りを持っていることが伝わってきました。今回、学んだことを今後の進路選択に活かしていきたいです。

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