現場見学会 生徒感想
建築・土木科 1年
今回、現場見学をさせていただき、建築現場と土木現場で共通して感じたことは、安全管理が徹底しているということです。作業員の安全を第一に考え、どちらの現場にも安全掲示板という大きな掲示板がありました。そこには服装を確認するための鏡、安全当番、クレーンの合図や1日の作業の流れなど安全に関することがたくさん書かれていました。また、作業服は長袖、長ズボンで肌を見えないようにし、ヘルメットは絶対に着用でした。
建築現場では、さまざまな工種の工事関係者が協力して1つの建造物を作るということを知りました。また建築工事には、膨大な費用がかかっているということがわかりました。各階の廊下の下は空洞になっていて、その中に配管があるのを発見しました。説明を聞き、コンクリートの内部に配管を入れてしまうと、後でメンテナンスをするときに壊さなければならず、大変な作業になってしまうのであえて空洞を作り、その中に入れているということがわかりました。また、その中での作業中、作業員の方が酸欠にならにように、酸素をいれる設備が整えられていて、すごいと思いました。また、各階の危険な箇所にはネットがとりつけられており、万が一、上から人や物が落ちてしまったときにキャッチできるように取り付けられた安全ネットだという説明もありました。また、作業員の方が熱中症にならないように、塩あめを配ったり、休憩所にウォータークーラーやミストがでる設備を設けたり、空調服と呼ばれる全身に風を送るための作業服に扇風機が付いている服などを着るなど、色々な熱中症対策がされていることを知りました。
土木の現場では、建築現場より大規模で大きな重機が多く、初めて見るものばかりでとても感動しました。高速道路をつなぐという大規模な工事は、完成したときの達成感が大きいと話を聞きました。また、疑問に思っていた現場監督という仕事についてもお話をして頂きました。例えば、作業をしている方の安全管理や、資材、機材の管理、費用の管理、工事期間の管理や、道路を一部使うために警察との連携をとるなど、現場監督の仕事はとても大変そうでした。将来は現場監督になりたいと思っていたので、現場の指揮を上手く取れるか心配ですが、学生のうちに一つ一つ学んでいきたいと思いました。
最後に、今回この現場見学を通して、知らなかったことをたくさん知ることができました。とくに建設現場は危ないというイメージを持っていましたが、安全管理がとても徹底されていて安心しました。1つの企業だけでなく多くの企業が協力して1つのものを作るということにとても魅力を感じました。また、いろいろな現場を見学してみたいです。お世話になった愛知県建設業協会の方々や見学させていただいた企業の方々にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
建築・土木科 1年
今回僕たちは建築、土木の工事現場を見学さていただきました。建築現場では、初吹住宅建築工事(第2工区)を見学させていただきました。この工事は鉄筋コンクリート構造、8階建て(一部7階)の共同住宅を作るものでした。見学に行くまでは、建築現場というのは正直とても大変で、働きづらそうだと思っていました。しかし、休憩所や自動販売機、水洗トイレや、夏場は冷房のついた部屋などがあり、想像していたよりもずっと働きやすい環境だと思いました。また、空調服というものがあることにも驚きました。今回の見学会では普段見ることができないような部屋の構造や屋根の構造を知ることができ、大変勉強になりました。案内をしてくださった方から色々とお話を聞いた中で、クレーンの合図法が同じでないと事故が起こってしまうという話がとても印象に残りました。やはり組織の中のルールを守らないと混乱してしまうのだと思い、学校でのルールや規則を守ることの大切さを改めて感じました。
土木の現場では、名古屋第二環状自動車道飛島ジャンクションCランプ橋他4橋(下部工)工事というものを見学させていただきました。この工事は名古屋環状自動車道(飛島IC)において高架橋下部工事を本線およびONランプ、OFFランプにおいて30基構築するもので、施工延長は約2400mで完成後は、伊勢湾岸自動車道に接続できるというものでした。まず驚いたことは、川の中に橋脚を作っていたことです。土留めという枠のなかで作業をしており、その中に斜杭というものが打たれていました。初めて見たので、斜めになっている杭は失敗したのではないかと思いました。しかし、これはしっかりと計算された角度で斜めにかかる荷重を処理するために考えられたものだと知ったときはとても感動をしました。今では、新しい工事にはほとんど用いられない方法だと聞いたので、とても貴重な物が見られて嬉しかったです。また、橋脚に使われている鉄筋の中には合成鉄筋というものがあり、青緑色をしていて樹脂塗装が施されていました。理由は腐食を防ぐためです。海が近いので腐食を防ぐものが多いのだと感じました。他にも、サビ止めが塗られた杭などがありました。見学が終わった後に、作業効率を上げるために何か工夫をしている事があるか、ということを質問させて頂いたところ、安全に作業することが一番大切であると教えていただきました。理由は、事故を起こしてしまうと作業がストップしてしまうからです。やはり何事も安全第一なのだと思いました。安全に作業するためには、やはり整理、整頓、清掃、清潔、しつけの5Sが大切だと改めて感じました。なので、これからは僕自身も5Sを意識して日々の生活を送りたいです。また、橋脚を1本作るのに半年から1年かかることを知りとても驚きました。
今回の経験を生かし、実習などでは特に安全に注意をしたいと思います。将来は土木の職に就きたいと考えているので、測量などの実習では、丁寧かつ早く作業できるように学んでいきたいと思います。そして、社会に貢献できる職業人になりたいと思います。本日はこのような機会を与えていただき、ありがとうございました。大変勉強になりました。この見学会で学んだことをこれからに活かしていきたいです。本当にありがとうございました。
建築・土木科 1年
現場見学では、初吹住宅建築工事と名古屋第二環状自動車道飛島ジャンクションの下部工事を見学しました。私は建築の道に進みたいと思っているので、特に住宅工事に興味がありました。私が見たものの中で一番印象に残っているものは安全掲示板です。どちらの工事現場にもありましたが、安全に対する確認事項や目標、点検色や責任者などが書かれた安全掲示板は一目で安全に関する情報がわかり、とても考えられているのだと思いました。
建築の工事現場では、足場を登って屋上へ行くと鉄筋と断熱材がありました。屋上の断熱材は発泡スチロールのような物だと聞き、びっくりしました。私の家に使われている断熱材は毛の圧縮されたものだと聞いていたのでそういった物は使わないのか質問をしてみると、断熱材にもいろいろな種類があることを教えていただきました。下の階の部屋の中には、ピンク色の吹きつけた断熱材もありました。そこで、すごいと思ったことは、青いピンのような物を断熱材に刺すことで、何cmの厚さまで断熱材を吹き付けてあるかということを伝える事が出来るという工夫です。とてもわかりやすいと思いました。また、コンクリートはどのように上の階まで運ぶのかを質問すると、部屋の中にある縦穴のようなものを通して型枠などの材料を上まで運び、完成後にその穴を埋めるのだと教えていただきました。工事現場では、色々な機械の音などが響いているイメージでしたが、そこまで音がなっていなかったので快適だと感じました。最後の質問では、ベルトについたポケットには何が入っているか聞きました。一人ひとり入っているものが違うことを知り、それぞれの役割がはっきりしているのだと思いました。また、今回見学をさせていただいた会社独自の取り組みで、障害を持つ方が描いた絵を採用した「アティックアート展」を開いているという案内をもらい、社会貢献にも力を入れていることを知り、とてもすごいと思いました。
土木の工事では、回転杭や同時埋設方法などが行われているところを見学しました。現場では、クレーンやトラック、岩を砕く重機、土を掘る重機など様々な重機があり、見ていてとても楽しかったです。見ているだけで得るものがたくさんありました。説明していただいた方がおっしゃっていた「物を完成させる楽しさ」を自分もいつか実感したいと強く思いました。
今回の経験を活かして、将来は自分の役割をしっかりとこなし、みんなで1つのものを作り上げる楽しさを感じられる職人になりたいと思います。自分の力が必要としてもらえるように、まずは学校でしっかりと勉強をし、学校で学んだ知識を職場で活かしていきたいです。今回の見学会を通して、新しい体験をさせて下さった愛知県建設業協会の方、わかりやすく説明をして下さった担当の方など、たくさんの方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。今回の経験や学んだことを活かせるように頑張っていきたいです。
建築・土木科 1年
今回、現場見学に参加する事ができ、本当に良かったと思います。理由はいくつかありますが、1つは自分が将来働きたいと思っている環境を見ることができたので、これから何を頑張り、どのようなことをしていけば良いか少し理解できたことです。
建設現場では作業員の方々や職人の方々、現場監督の方などが真剣に作業をしています。一人ひとりが自分の役割を理解した上で、周りの方と連携しながら皆で協力してひとつの物を作り上げているのだと感じました。
現場見学に参加する前のイメージでは、建築現場は職人の方、一人ひとりがピリピリした空気の中で作業をし、決められた仕事が終わったら帰る、というイメージでした。しかし、実際は職人の方や作業員の方々が話し合ったり、作業の打ち合わせをしたりしコミュニケーションを取りながら仕事をしている事を知り、そうしたコミュニケーション能力がとても大切なのだということを感じました。
土木の現場は、活気あふれる楽しい職場だと聞いたことがありました。実際に話を聞いてみると、昼休憩の時間にも、その日の午後や今後の予定などを相談したりしており、想像していたよりもさらに活気があふれており、ものすごく仕事がしやすそうな仕事場だと思いました。
見学後に質問をさせて頂き、疑問の大半はなくすことができましたが、家に帰り自分のメモを見返すと疑問に思うことがまだまだたくさんあり、もっと色々と質問をすればよかったと後悔をしました。しかし、現場を見ることで今までよりいっそう好奇心を持つ事が出来ました。早く現場に出たいと思いました。一方でまだ知識が足りないことを痛感し、複雑な気持ちになりました。
今回の現場見学により、本当に多くの経験を得ることができました。そして、僕はこの現場の中で働いていた人や現場以外で働く設計や材料の加工をする職業など、どの職業に就いても困難なことに立ちはだかれることがあると思います。しかし、建設業はやりがいのある魅力的な仕事だと改めて感じました。これからの努力が大切なことを理解し、現場の方々と一緒に働けるように頑張りたいです。
最後になりましたが、今回の見学は本当に良い経験になりました。職人の方々や監督の方が質問に優しく答えてくれて、現場のイメージを変えることができたとともに、多くの知識を得て、建設業という仕事について知ることができました。お忙しい中、時間を割いていただき、ありがとうございました。また、機会があれば現場見学に参加したいと思いました。本当にありがとうございました。
建築・土木科 1年
本日は現場見学に参加をさせていただき、ありがとうございました。今回の現場見学では知らなかったことをたくさん知ることができ、とても良かったと思っています。
建築の現場では、まず安全掲示板というものがあることを知りました。今まではそのような掲示板の存在を考えたこともなかったので、びっくりしました。また、鉄筋についても学びました。鉄筋には団子のようなものが付いている箇所があり疑問に思いました。説明を聞くと、鉄筋と鉄筋の繋ぎ目を圧接してつなげていることが分かりました。また、その団子のような所は他の所よりも強いという事も知りました。また、コンクリートの周りにサポートという木の枠が付いており、上のコンクリートと人の重みで崩れることを防いでいると知りました。さらに、スラブラインという床を作るために床の少し上に線を引いていました。今まで線を引かずに床を作っていると思っていたので新たな発見となりました。また断熱材は、屋根は発泡スチロールのようなもので部屋は吹き付けの断熱材を使用していました。すごいと思ったことは、部屋の断熱材にはピンと呼ばれるものが付いていて何mmまで断熱材を付けたかを示していたことです。他にも、夏の作業着には空調服といって横に小型の扇風機がついてものがあること、2DKSのSはシルバーという意味で、車いすやお年寄り専用だということ、作業をする上での持ち物にはスケール、カメラ、図面、安全帯などがある事を知りました。トイレなどの働く人が働きやすい環境を整備していることや、障害者の方が描かれた絵の展覧会などを行っている事も初めて知りました。
土木の現場では基礎工事の工法には回転杭と同時埋設方式の2種類があることを知りました。どちらにもメリットとデメリットがありますが、同時埋設方式の方が早く杭が打てることが分りました。また現場監督の仕事について教えていただきました。僕の父は現場監督をやっていますが、どのような仕事をしているのか内容までは知らなかったので、内容を知ることが出来て良かったと思いました。それから、鉄筋は全て同じものだと思っていましたが、土木で使用している鉄筋は建築で使用するものより太く、川や海の近くで使用する場合は、合成鉄筋を使用することを知りました。担当の方の話しの中で「ものを作ることは喜び。一つとして同じものはできない」とおしゃっていた言葉が心に残りました。
建築と土木の両方の現場を見学させていただき、知識が深まったと思います。これから建築科に進むのか、土木科に進むのかの参考にしていきたいと思います。また、将来は建築関係か土木関係に就職したいと思っているのでとても有意義な時間となりました。本日は本当にありがとうございました。
建築・土木科 1年
今回は大型の橋や8階建てにもおよぶ、非常に大型の建造物の建設風景を見学しました、土木の現場では主に橋脚の杭の設置を、建築の現場では床や壁の支柱の取り付け作業という、重要な工事を見ることができ、とても嬉しかったです。それぞれの建設現場には無災害目標の掲示板があり、作業の進展よりも作業員の安全を第一に考えていることは素晴らしいと思いました。
僕の思っていた建築業のイメージとは全く異なっており、作業倉庫も綺麗で作業場での安全対策も充実しており、それぞれの作業場での工夫がしっかりとあり、作業員の方々が安全に作業できるようになっていました。
説明の際見させて頂いた図面は、学校の普段の授業で行う製図よりもとても細かく、そして分かりやすく描かれており、自分もいつかあんな製図が、描けるようになりたいと思いました。一つの建物を建てるためにいろんな企業が参加しており、その企業によって色々な役割がある。建設業というのは色々な人たちとの協力があって一つの大きな物が出来るという事に、とても魅力を感じました。そして、その建造物や道路は長い間その場にあるため、いつでも見ることが出来るのも、建設業の魅力の一つであると思います。
土木でも、道路工事をしなければ車は走れない、車が走れているのは道路工事をする土木のおかげだと話をしていたときは、その言葉にとても刺激を受け、土木という仕事もとても良い仕事であると思いました。
今回の現場見学で建築と土木とそれぞれの良いところを見つけることが出来、どちらとも必ず必要となる仕事である事も改めて感じることが出来ました。今後は自分が将来どちらを仕事としてやりたいのかを考えながら過ごしてゆき、普段何気なく見ている町並みや道路などを、今回の現場見学で見た風景を振り返りながら自分のやりたい事を見つけていきたいと思いました。
今回は建築と土木の二つの現場が見学できとても参考になりました。それぞれの良いところや大切なルール、現場での工夫や目標などを教えて頂きました。僕たちのためにとても貴重な時間を作っていただきありがとうございました。
今回の現場見学を通して、学んだことをこれからの学校生活に活かしていきたいです。ありがとうございました。
建築・土木科 1年
今回私たちは、飛島ジャンクションで工事している土木現場と、豊田の初吹住宅建築をしている建築現場の見学をさせていただきました。最初に見学をさせていただいた飛島ジャンクションは、工事の範囲がとても広く見ているだけで大変さがものすごく伝わってきました。僕たちと同じ人間が機械を使いこんなに大きな物を作っているのだと思うと、感動して鳥肌が立ちました。また、このような大きな物を約3年で作り上げてしまうという話を聞き、やっぱりすごいと思いました。そして働いている人を見ると、黙々と一生懸命に、暑い中でも仕事をしていてかっこいいと思いました。
説明をしてくださった方の話の中には、まだまだ分からない言葉が沢山あり、自分はまだまだ知らない事が沢山あるということを実感しました。なので、これからもっと勉強をして知識を増やしていき、自分も今回見させていただいた職人さんのように、誰かにかっこいいなと思われるようになりたいと思いました。また、僕の夢は昔から橋を作ることだったので、今日みた現場の風景を忘れずに頭に焼き付け就職して夢を叶えられるように努力していきたいです。土木現場の皆様本当にありがとうございました。とても参考になりました。
次に見に行ったのは豊田市にある初吹住宅建築工事を行っている建築現場を見学に行きました。建築も現場が広くてびっくりしました。現場の足場を登らせていただいたとき、初めての経験で落ちそうな気がしてしまいとても怖かったのですが、とても丈夫な仕組みで出来ていて、途中からは安心して登ることができました。一番上はものすごく高くて、こんな高いところで作業をしているのだと思い、すごいなーと思いました。
説明の時にいただいた資料を見ていると、今自分たちが勉強をしている建築製図で描いているものと同じようなものがあり、授業と一緒だと感じ、とても感動しました。各部屋を見させていただいたときも製図で見たものと一緒の作りになっており、とても感動しました。驚きやすごいと思うことばかりでした。
今回の経験を活かして、将来立派な社会人になりたいと思いました。また、夢である橋を作ることに向かい授業や実習を前向きに一生懸命取組み、少しでも早く一人前になれるように頑張りたいと思いました。また、この経験を通じ自分の希望している土木へ進みたいという気持ちが、さらに大きくなりました。そして資格を積極的に取り将来に備えたいと思います。
最後になりますが、このたびは一宮工業高等学校の建築・土木科の為にこのような機会をくださって、本当にありがとうございました。今回見学させて頂いたことは、本当にプラスになる事ばかりでとても良いお話が聞けて良かったです。社会人になり現場で会うことがあれば、宜しくご指導ください。本当に1日ありがとうございました。
建築・土木科 1年
今回は、普段ではなかなか見ることの出来ない建築現場を見学させて頂き、とても良い経験となりました。ありがとうございました。私はこれまで、正直土木という仕事は何をするのか具体的に知りませんでした。でも今回の見学で実際に作っている所を拝見し、一部ではありますが知ることが出来ました。さらに、一つの会社でものすごく大きい物を作っている事や、ひとつの現場でも沢山の機械がある事を知ることができ、とても良い見学会となりました。また、建築ではひとつのマンションや一軒家を作る時に一カ所で集中して行うけれど、土木では広い範囲で作業をしており、やっている仕事の大きさに改めてすごいなと思いました。
今回見させて頂いた建築現場では、8階建てということもあり、目に見えたときの迫力はとてもすごくて感動をしました。さらにそこにかかっている建築費用が想像していたより、とても大きくてびっくりしました。
私が初吹住宅建築工事の見学会を通して、一番印象に残った事は、障害者を支援しているという姿勢です。私は中学の時に、高校を選ぶ際福祉という道も考えていました。会社の看板に障害を持つ方が描いた絵を載せたり、マンションの入り口にスロープを設置したりという取組みを行っていることを知り、もっと建築という職業がどんなことをしているのか調べてみたいと思うようになりました。私が建築に対するイメージで1つ違ったことは、作業服についてです。建築現場で働く人というのは夏の暑い時期でも作業をしなくてはならず、大変そうなイメージでした、しかし暑さ対策を考えた空調服という物がある事を知り、今の日本の技術や考え方に改ためて感心をしました。
私は高校に入学したときからずっと、建築へ進み将来は大工関係の仕事に就職したいと思っています。今回の見学会に参加させて頂き、その気持ちがさらに強くなりました。これからは将来のために、今できる事をしっかりとやり、建築についての知識を少しずつ増やしていきたいと思います。
今回は私たちの為に現場見学会を開催してくださりありがとうございました。分かりやすい説明や、実際に中に入って見させて頂いたことで、自分の将来を決める上で、大変参考になりました。将来建設業に関わる仕事に就職することが出来ましたら、自分にできる事を精一杯取組み、知識をどんどん増やしていき、自分の為にも住む人、見る人にも良い影響を与えることが出来るような人材になれるよう努力をしていきたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
建築・土木科 1年
今回の現場見学会を通して僕が思ったことは、建築も土木も似ているけど、少しずつ違った魅力があるということです。
土木は、一つ一つの作業はとても細かくても、何回も繰り返して最後には地図に残るような大きな建造物になっていくのだと思いました。
杭を地面に入れるところから始まり、上に立つ物を作る前にその建物が丈夫で絶対に壊れないよう、基礎をしっかりと頑丈にしていき、その次にやっと上に乗るものを建てられる。この作業だけでもかなり大変で疲れると思うのに。何回も何回も繰り返してやっと少しずつ形が見えてきて完成すると考えると、近くにある大きい物のすごさが伝わってきました。
建築現場としては初吹住宅建築工事を見に行かせて頂きました。最初一番上まで登るのは外部足場を登っていきました。屋上へ上がったところでは、型枠工事をやっていました。その下の階ではコンクリートを流し込む作業をしており、又その下では電気工事をしておりました。下に行くにつれて、どんどん完成に近づいていって土木と違い、普段自分が中に入れる建造物がどういうふうに出来るかということが分かりました。トイレは最初の方に付けるのだとか、壁や畳は最後の方に付けるとか、自分が思っていた手順とはほとんど真逆で、とても勉強になりました。
僕は将来、祖父がやっている土木関係の会社を継ぎたいと考えているので、いままで建築のことは全く分からなかったのですが、今回の現場見学会を通して、建築現場も土木の現場と似ており、そういう所を見つけるのも楽しかったです。
説明をしてくださった方のお話を聞き、いま自分に出来ることを精一杯やっていきたいと感じることが出来ました。また、必要とされる人材はやる気があり、コミュニケーションが取れる明るい子と言われ、今後の生活の中で意識をして生活をしていきたいと思いました。今回は本当にありがとうございました。
建築・土木科 1年
橋やマンションの工事現場を初めて時間をかけて見学し、いつも自分が普通に歩いたりしている場所が、すごく時間をかけて作られているということを、改めて実感することが出来ました。
あのような場所を、将来自分が作れるかもしれないと思うと、ちゃんと出来るのかとても心配です。バスの中で建設業協会の方がおっしゃっていた言葉で、建築・土木は目に見える形で完成し、残るというお話を聞き、本当にその通りだと実感することが出来ました。
それぞれの見学場所で感じたことは、土木の現場だと、トラックやクレーンなどの大きな機械などが沢山あり、管理をしている範囲がとても広いと思いました。他にも作業途中の場所では骨組みのような物が沢山有り、ここにも橋が出来るのかと思い、工事の大きさに驚きました。中でも一番驚いた事は、工期が3年間と言うことです。1つの橋を作ることで3年間もかかるのであれば、今ある沢山の橋が出来るのに一体どれくらいの時間がかかっているのだろうか、そしてそれが今まで綺麗な状態で保たれているということは多くの人の手や努力があってこそ、ということを感じました。
建築の現場では足場を登り屋上まで上がらせて頂きました。登っている途中に下が見えるし、階段が外側に近くて怖かったです。自分は将来建築科を希望しているので、高くて下が見えるような場所には絶対に慣れていかなければいけないと感じました。他にも説明をしてくださった方がおっしゃっていたように、上司の方と話をする機会が多いと思うので、今のうちに目上の人と話をするときの緊張感をなくすための努力をしていきたいと思います。
建築工事の現場で頂いた資料の中に平面図がありました。その図の中にある記号には、授業で習ったことのある物も多数有り、勉強していることが本当に現場でも使われていることを目の当たりにし、とても嬉しく思いました。しかし、中には見たことの無い記号などもあったので、今後もっともっと勉強をしていく必要があるのだと感じました。
現場を見たり、パンフレットを見たりしているだけではよく分からない部分もありましたが、説明をしてくださった方がとても丁寧に教えてくださり大変勉強になりました。実際に作業をされている所も見学をさせていただき、人が大勢動いていたり、道具を使っている音がして、自分もあのような現場に将来行きたいと思いました。また、正確に作っていく姿はまさに職人だなと感じました。今回見学させていただいた建築現場では20664時間も無災害だと言うことです。僕が普段生活をしている中でも実習や部活などでけがをしてしまうことがあるのに、こんなに大変な作業をしているのに無災害ということも本当に驚きでした。そのためには事故防止のために色々な工夫がなされていることを知りました。最後に説明をしていただいたときに、現場の方が腰に下げていたバックのような物を持たせていただきました。中に様々な道具が入っておりとても重くてびっくりしました。そして、それを持ちながら仕事をするなんてとっても体力のいる仕事であると思いました。建築現場では、その現場独自に色々な工夫がされており、今回その一部でも見させて頂くことが出来、とても良い経験になりました。
今回の現場見学会の経験を活かし、今後建設業の中でもどんな仕事に就くかをこれから考えていきたいと思います。今回は沢山の良い経験をさせて頂き、ありがとうございました。自分も将来は今回見させて頂いた職人さんみたいになりたいと思います。
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