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平成28年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:横井 孝俊

高校名 愛知工業高等学校 建設科 2学年 39名
授業実施日 平成28年7月19日(火)
見学現場@ 小原建設株式会社
グランドメゾン安城新築工事
見学現場A 矢作建設工業株式会社
鉄道技術研修センター

実践報告:
午前の部 グランドメゾン安城新築工事
       ・工事概要説明
       ・現場見学
       ・質疑応答

午後の部 鉄道技術研修センター
       ・工事概要説明
       ・現場見学
       ・質疑応答

 今回、建築と土木現場を見学することができ、生徒たちも大変喜んでいました。生徒の今後の進路を考えるよいきっかけになったと思います。また、現場での安全管理や鉄道技術の工法等を直接見れたことは、良い経験となりました。今回、このような現場見学を企画していただきありがとうございました。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

建設科 2年

 まず、現場に到着したとき、大きいと思ってびっくりしました。今回見学したマンションは、免震ゴムの上に15階立てのものが建っていてすごいと思いました。免震ゴムは見学の最後に見させてもらいましたが、思っていたよりも大きい物でした。
 マンションの上階から下に降りながら見ていると、だんだんと部屋が完成していくので見ていて楽しかったです。様々な職種の人が違う階で一緒に仕事をしていたので、勉強になりました。
 段差の危険をなくすためにスプレーで色を変えて安全を確保したり、落下を防ぐためになるべく隙間をなくして落下しないようにしているとわかりました。工事現場での事故が起きないように安全を守らないといけないので大変だと思いました。


建設科 2年

 人生で初めてマンションの工事現場に入ることができ楽しかったし、すごかったところがたくさんありました。毎日100人のプロや職人の人たちが働いていて、工期も2年かけて作っていて大半だろうと思うけど、作り終わってからの達成感はすごいんだろうなって思いました。
 マンションの地下に行き、免震ゴムを見てきましたが、あんなに高いマンションをこの免震ゴムで地震に対して守っているのはすごいことだと思ったし、免震ゴムをつけるだけで揺れが大きく変わるのは驚きました。
 15階から1階までの部屋の内装工事も見学させて貰いましたが、上の階は部屋も全くできておらず、どうできあがるのかも謎でしたが、段々と1階に向かうにつれできあがりが見えて一階の部屋をのぞきましたが、すごくきれいに内装がしてあり、プロの職人はすごいと改めて思いました。


建設科 2年

 今回、小原建設株式会社さんが施工しているグランドメゾン安城というマンションの建設工程を見学させていただいて印象に残っているのは免震装置についてである。免震装置とは、地震による「揺れ」を軽減する物らしく、このマンションの売りの一つがその免震装置だと聞いた。この免震装置は「免震ゴム」というもので「ゆれ」が発生したときに左右に「伸び」を発生させ「揺れ」をけいげんする仕組みで、構造は「ゴム」と「銅板」がミルフィーユ状になっている。この時、銅板が入っているのに地震を軽減してくれることに感心した。
 今日は、熱い中現場見学をさせていただいた皆様にとても感謝したいと思います。


建設科 2年

 現場見学に行って思ったことは、改めて現場の暑さと地上と違う足場での体験についての大変さであった。そこで長時間、毎日作業するにはすごく体力がいるので、今のうちに部活などでしっかりと体力をつけておかないといけないなと思った。
 現場での作業に取りかかる順序やエレベータの作り方の手順など、普段では学べないようなことも学べたので、いい勉強になった。
 小原建設株式会社さんでの一番の売りが免震ゴムを使った免震構造で動画を見せて貰ったときはその違いに驚いた。安全面を一番大事にしているから、作業中だけに安全に気をつけていると思ったら、完成したあとの自然に対する安全対応もしっかりできるように力をいれていることはすごくいいことだと思った。今までの見学では見ることのできなかった免震ゴムを実際に見ることもでき、知らなかったことも学べたよい現場見学であった。


建設科 2年

 マンションの現場見学は初めてだったので、とてもわくわくしていました。いろんな街でよく見る灰色に包まれた大きな現場に自分が入れるなんて・・・!!と考えるとすごいことなんだなあと実感しました。この現場ではおよそ100人の人が今日は働いていると聞いたときは規模の大きさを感じました。現場の雰囲気はピリッともしつつ、鳶職人さんたちが真剣に作業を行っていて緊張感があって良い現場だなあと思いました。フロアごとに細かく説明してくださった方はとてもわかりやすく丁寧で優しさを感じました。
 現場の中でも私が衝撃を受けたのは圧巻の大きさのタワークレーンです。大きな現場の中でも一番目立っていて操縦している人はすごいと思いました。
 ボンドのような匂いやシンナー(ペンキ)の匂いが今でも思い出されて、現場にいた感覚が今も残ります。


建設科 2年

 普段、日常生活で使っているがあまり知らない鉄道のことについて知れてよかったです。昼の時間は一般の利用客が使用しているため終電から始発までの約4時間の間に整備や点検、仮設路線への切り替え、仮設ホームなどを作るのはやはりプロだなと思ったし、自分を含む一般の方に見えないところで、人のため、世の中のために働くのはかっこいいなと思いました。
 線路や踏切、ホームなどは普段はじっくり見ないので何種類もあることに驚きました。軌道に関する説明のところでは線路の切り替え工事が機械(バックホウ)だけでなく、人の力で切り替えの作業を行っているところが一番驚きました。線路にはとても大きな車両が乗るので、それを人力だけで動かしていると思っていなかったからです。


建設科 2年

 最初に動画を見ながら説明を聞いたときに働くと言うことはどういくことなのか?など働くことについてきちんと考えた。
 こちらの鉄道技術研修センターは鉄道関係の仕事に就く人たちが実際の場所では練習することのできないことを練習する場所で本当に名鉄の駅の要な場所がつくられていた。
 緊急時しか押すことのできないボタンを押すとどういう風になるのか、線路の細かいところの説明など普通の人だったら体験することができないことを僕たちは体験することができてとても良い経験になった。


建設科 2年

 鉄道の工事とか作業を見たことがありませんでしたが、よく考えたらわかるように、日の出ている間は電車は走っているので作業は夜中にやっているので大変だなと思いました。太陽は止まらなく始発時間は決まっているので、時間との勝負というところにかっこよさを感じました。チームワークも大事なんだということも学べました。
 また、動画にあったようにレールの高さを人の目でチェックして調整しているという場面を見たとき、プロのすごさを知りました。
 鉄道はみんなが利用するものなのでそういうものを造る人はかっこいいなと思いました。


建設科 2年

 今回鉄道の技術の事を学んで思ったことは、自分は建築コースだけど、土木もおもしろそうだなと思いました。鉄道のレールの枕木一つでも種類が色々あって、木で出来ているものは防腐剤を塗り、コンクリートで出来ているものや合成樹脂で出来ているものもあって、場面によって使い分けているというのを聞いて大変だなと思いました。あと以前からずっと疑問に思っていたレールのまわりが砂利で覆いつくされている理由も聞いて、安くてメンテナンスしやすくて振動や荷重を砂利がやわらげているとのことで、そんな役割があったのかと感心しました。
 あと現代の日本人の働く場所を決める理由を聞いて、1位が仕事の内容なのかとびっくりしました。自分は収入が重要と考えていたので、他の考えを聞いて職業を選ぼうと考えました。


建設科 2年

 施設内の線路の上を実際に歩いて話を聞くというとても貴重な体験ができた。
 踏切部分の線路の素材の違いや、線路を支える「枕木」の素材の違いなど、通行量や耐久性などで素材を変えるという奥深さがあって大変おもしろかった。
 駅のホームと電車の距離や、ホームの高さなど普段自分たちが何気なく利用している部分がしっかりと考え込まれていてすばらしいと思った。
 僕は、点検する時間や作業する時間が電車の走っていない時間しかないということに驚いた。その時間内に点検を済ませられる腕の良さと速さはすごいと思った。特にトンネルの点検に関しては短い時間でありながら、さらに電線もよけながら漏れなく点検しなければならないため、大変な作業だが、その作業をこなす人はすごいと思った。


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