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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:神野義久・森川昭仁

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築・土木科 1学年 80名
授業実施日 平成28年6月23日
実施場所 視聴覚教室
授業実施時間 9時10分〜10時00分 1時間
講師名 小笠原 保廣
所属 (一社)愛知県建設業協会

授業内容:講話「建設業の魅力」
講話「建設業、その魅力」と題して話をされた。
建設業には製造業などにはない大きな特徴があることを話された。
それは、造られる構造物が注文生産であり、個別生産、完成したらまた違うところでつくる移動生産、そしてそれらは規模が大きく屋外での生産になることなどを話された。
次に建設業の役割と特徴についてプリントの空欄を埋めさせる形で講話を進められた。
その後、建設業界ガイドブックを使って建設業の多種多様な職種について説明された。短い時間での講話でしたが、生徒は将来の事として真剣に聞いていました。講話をありがとうございました。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

建築・土木科 1年

 自分は今まで建設業はただ構造物を作ることとしか思っていませんでした。しかし、講話を聴いて建設業に対する考えが変わりました。建設業の役割と特徴に建設業は構造物を作ることで人の命や生活を守るという一文がありました。直接的ではないとはいえ、人の命や生活が関係しているということをしっかり頭に入れておきたいと思いました。建設業は、様々な資格が必要になるらしいので今のうちから積極的に資格を取っていきたいと思いました。その他にも特殊な生産体系、地図に残るなどとても勉強になりました。自分も将来、建設業もしくはそれに関係した職業に就きたいので今回学んだことを活かしていけたらいいなと思いました。


建築・土木科 1年

 建設業は僕たちの生活を守ってくれていることが分かりました。例えば、家や道路、ダム、橋、防波堤など建設業はいろいろなものを手がけています。作ることだけではなく災害の復旧やトンネルなどの補修など数多くの場面でお世話になっていることが分かり、より興味を持ちました。また、人のために働いていてやりがいなどがとてもありそうだと思いました。建設業は、一つの会社で構造物を作ることもあるが様々な職種が協力し、チームを作って構造物を作ることを知りました。そして、より良いものを作るには、チームワークが重要で、良いチームワークを作るには「報告・連絡・相談」のほうれんそうが大事ということを教わり、僕はよく連絡することを怠るのでこれからは怠らないように心がけたいと思います。最後に、僕にはまだ時間があるので夢をつかめるように頑張ります。


建築・土木科 1年

 僕が今回の講習で学んだことは建築関係の仕事は人の命を守り、生活に欠かすことができない大切な仕事だと知りました。
 僕は大工になるために学校に入り色々な事に励んできました。大工以外の仕事はやるつもりが全くなかったのですが、今回の講習で自分の知らない様々な仕事があると知り、大変興味を持ちました。建築関係の仕事はもちろん土木関係の仕事も調べ自分にあった職業を探していきたいです。僕が驚いたのは、土木、建築の仕事でも約37種類に分けられていたことです。僕の父や親せきは土木・建築関係の仕事をやっているのですが5種類しか知りませんでした。なのでたくさん知ることができたのでとても良い経験になりました。今回僕たち土木・建築科の一年生のためにわざわざ来て教えて下さってありがとうございました。


建築・土木科 1年

 僕は将来の夢がなく、大人になって困らないために、工業高校の土木・建築科に入りました。先日の建設の話を聞いたとき、来年は土木か建築どちらに行こうか悩みました。
 建設業は、いろいろな魅力があることを知りました。「達成感」や「やりがい」は、他の仕事でも味わえるが、その大きさがとても強いことを知りました。将来、東日本の復興や、東京五輪、九州の地震など、民間や公共の建設が必要不可欠になるのは想像できます。なので、自分のためにも、資格取得を含め、専門的な授業をこれからも怠らずに、就職に向け、勉強を頑張っていきたいと思います。そして、将来もし建設の仕事をするとするならば、現場監督なので、東京五輪や東北の震災など国のために尽くしていこうと思います。


建築・土木科 1年

 僕は、講師の話を聞いて、建設業の楽しさや難しさが分かりました。建設業には、チームワークやコミュニケーションが必要という話を聞いて、自分はコミュニケーションは得意な方だから、生かせるかもと思いました。完成した建造物が、地図に残るのが嬉しいといった話では、やはり自分が作った物が世間から評価されると自分のように嬉しいんだなと思いました。建設業だけでも、37種類もあると知って、びっくりしました。建築士などしか知らなかったので、熱絶工事事業や、消防施設工事業など聞いたことや見たこともないものに興味をそそられました。パンフレットの説明がとても詳しくて分かりやすく、説明されているので、帰ってからでも建設業種の特徴や内容などが分かっていいなと思いました。建設はとても疲れるだろうけど、その先にある感動を知りたいと思いました。


建築・土木科 1年

 僕にとっての建設業の魅力は何かものを作ったり建てたりすることだけだと思っていました。だけど今回の授業で他にも色々な魅力がある事を知りました。達成感ややり甲斐はとてもいいです。小学校でも中学校でも図工や技術といった授業で、ものを作るということをしてきました。そしてものが完成した時の達成感ややり甲斐はとても良かったです。建設業は橋を作ったり道路を作ったりなど、小学校、中学校で作ってきたものと比ではないほど大きいものを作ります。小学校、中学校で作っていたものより大きいものが完成したらものすごい達成感ややり甲斐があると思います。それに加え、作ったものを使用して頂き、喜んでもらう事はそれを作った人達でしか味わえない感動があるのはとても良い魅力です。僕は改めて建設業に興味が湧きました。


建築・土木科 1年

 今日、建設業の魅力について話をしてもらって、思った事が三つあります。
 一つ目は、完成した構造物が地図に残ることです。地図に残ることで自分が頑張って造った構造物が一生残ることになるので、とてもやり甲斐がある仕事だと思いました。
 二つ目は、人の命や生活に関わっていることです。人の命や生活に関わっているため、重大な責任があります。今、頑張って勉強して人の命を守れる人になりたいと思いました。
 三つ目は、様々な資格が必要なことです。やる仕事に応じて沢山の資格や高い級を取っていかないといけないので、これから頑張って資格を沢山取っていきたいと思いました。
 建設業に就くには沢山勉強しないといけないことが分かったので、これからも頑張って勉強していきたいと思いました。


建築・土木科 1年

 建設業には、他の産業には見られない幾つかの大きな特徴がありました。建設業の役割・使命は人の命を守るということで、建設業は構造物を造ることで人の命や生活を守っていることを知りました。人が生活する場所、家や道路、学校等の公共施設など、全ての所に建設業が関わっていてとてもすごいなと思いました。建設業には多くの職種があって、それぞれの職種によって町の色々な所に関わっていて、意外な所にも建設業が関わっていることを知りました。建設業では構造物を完成させるために、色々な職種、人がチームワーク良く、一つの目標に向かって努力し、目標を達成していることを知りました。完成させた構造物や施設を安全に使用してもらい、喜んでもらう事は、建設業で働いている人でしか味わうことのできない感動があるというので自分も味わってみたいと思いました。


建築・土木科 1年

 僕の父は建設関係の仕事に就いていて、現場監督をしています。そして昨年、一級建築士の資格を取得しました。父は沢山勉強していて僕も少し内容を見せてもらいました。製図はとても難しそうでびっくりでした。建設業の中には家を建てるだけでなく、その家を建てるために色々な仕事が関わっていて、その仕事が幾つもあると言うことを今日、知ることができました。幅広い職業があってびっくりしました。僕が家に帰る途中に、立派で豪華なお家が建設されています。その家を毎回見て帰っていますが、最初は何も無かったただの空き地が、今ではすごく大きなお家が建てられています。とてもすごいことだと思いました。ただ綺麗なお家というだけではなく、何も無かった所にお家が建つというすごさ。そこに魅力があると思います。


建築・土木科 1年

 僕は今日の講話を聞いて、ますます建築科を志望したくなりました。数ある話を聞いた中で、一番印象に残ったフレーズは「地図に残る仕事」という言葉です。自分の造った建築物が地図に残るということはとてもすごいことだし、達成感もすごいと思いました。建築業は決して簡単な仕事ではないということが分かりました。人の命を守る仕事でもあるし、この先何年、何十年も壊れないように丈夫な建物を造るというのはとても難しいことだと思います。でも、僕はその道に進みたいと思っています。形に残る仕事は他にも沢山ありますが、工業高校に来たからには、ここで学んだことを精一杯生かすことができる仕事に就きたいです。そして沢山勉強をして、立派な人になりたいです。まだ3年あるので今からでも頑張ってみたいと思いました。


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