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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:森川 昭仁

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築・土木科 1学年 各20名
授業実施日 平成27年10月06日,07日,20日,21日
実施場所 測量実習室
授業実施時間 12時35分〜15時25分 3時間
講師名 サングリーン株式会社 代表取締役社長 土師 康邦 様
有限会社サカキ園芸場 代表取締役 榊原 誠 様

授業内容:
 10/6・21土師様、10/7・20榊原様より、20人対象にした3時間の講義をしていただきました。プロジェクターを使って造園業の仕事内容を説明していただきながら、実際の仕事風景の写真も見せていただきました。仕事の種類や現在の造園業を取り巻く現状などを分かりやすく説明していただき、生徒が全く知らなかった造園についての理解が深まりました。また、災害復興の愛知県造園建設業協会の取り組んだボランティア活動の映像も見せていただきました。
 次に、日常で使える便利なロープの縛り方を教えてもらいました。万力結びや垣根結びを教えていただきました。易しい結び方でほどけないものや、締め付けることができる結び方などを経験しました。
 3限目には、校舎脇の植木の剪定をしました。実習の日は天候に恵まれ、予定していた屋外での剪定作業を実施することができました。苅込ばさみを使っての実習は、ほとんどの生徒が初めてであったため、苦戦しながらも真剣に取り組みました。非常に有意義な授業をしていただき、講師の先生方に感謝をいたします。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想 造園体験学習について

建築・土木科 1年

 造園体験実習では、造園業とはどんな仕事をしているのか、どんな所で活躍しているのかなどを知ることが出来ました。造園業は、道路脇などにある低木からはみ出た枝や草を刈ったりして整えたり、木の治療なども行っていました。東日本大震災が起きた時にも陸前高田市で津波により木々が倒れる中、一本だけ倒れなかった木があり、それを治療する、そういう仕事もあると教えてもらいました。
 他には、簡単に解けるのにがっちりと結ぶことの出来るロープの結び方も教えてもらいました。そして最後は、木の剪定をしました。実際にやってみると想像していた形には思ったように行かず、「さすがは職人だ」と思いました。職人が使う鋏と自分達が使っていた鋏では、全然違っていて吃驚しました。
 今回の授業で、造園業にも興味を持つことが出来たので、進路の1つにしたいと思います。


建築・土木科 1年

 今日は、造園実習についての話を聴いたり、万力の結び方や実際に木を切る作業をしました。造園ということが良く分かりませんでしたが、話を聴いて造園と云うことがどういうことかを理解することが出来ました。作業前と作業後の写真を見ることで、さらに理解が深まりました。写真の撮り方も気を付けていることを聞いて、「とても工夫されているな」と思いました。
 実際に木を切る作業をして、とても楽しかったです。しかし、チェーンソーを使ったり高いところから作業することを聞くと、「とても危なくて大変だな」と思いました。作業をしていると手も疲れるのでキツかったです。
 今回の実習をこれから今後の実習や仕事をするようになったときに使えるようにしたいと思いました。また、ロープの縛り方が上手く出来なったので、練習して普段の生活で活かせるようにしたいと思いました。


建築・土木科 1年

 今日、造園実習をやって最初に造園という言葉を聞いたとき、「どんな仕事なのかな」と思いましたが、説明や実習内容などを通して、「大体こんなことをやるんだな」というのが分かりました。造園の仕事は、動画で見たような木の手入れだけじゃなく、他にもたくさんの仕事内容があると知って驚きました。いろんな職種がある中の造園という一つの職業の中にもたくさんの仕事があって、将来の選択肢は自分の思っていた以上にあるんだと思いました。実際に木の枝を切らせてもらって、やっぱり最初は、枝が上手く切れなくて難しかったです。
 土師さんがおっしゃっていた様に、「上手くなるには先輩や親方さんの作業を命懸けで見て、その後余分に練習する」というのを聞いて、今の自分の生活や部活に凄い必要だと感じました。今日教わったことを、今後や将来に活かせれば好いなと思いました。


建築・土木科 1年

 今日の造園体験実習を受け、今まであまり興味が無かったけれど少し興味が湧きました。特に心に残っていることが三つあります。
 一つ目は、一時間目のパワーポイントと映像での説明です。僕は、これまで造園業について全く知識が無かったのですが、説明を受けて仕事の流れや種類などについて知ることが出来たことです。
 二つ目は、二時間目にやったロープワークです。2つの結び方を学び色々な場合でも役に立つと言っていたので、3日で忘れずに覚えておこうと思いました。最初の方は理解していても難しく失敗が多かったですが、コツを掴めたのでスラスラ出来たことです。
 三つ目は、剪定です。実際にやってみると腕がとても疲れてきて、最後の方は全く切れませんでした。木を切る鋏にも二種類あって驚きました。
 今回の体験を機に、少し目を向けてみようと思いました。


建築・土木科 1年

 今日、造園実習について学びました。
 造園は、ただ庭の草や木を切ったり整えたりするだけで楽だと思っていたけれど、実際に木を丸く切ろうとしてみると、イメージ通りに行かず、歪な形になってしまいました。高速道路などを通っていると、綺麗に丸くなった植木などをよく見るので、職人さんは凄く上手だと改めて思いました。木を切る時に使う鋏も思った以上に力が要るし、上手く使えなくて切るのに苦戦しました。
 ロープの万力結びや垣根結びでは、簡単に結んでいる様に見えるのに、どんなに強く引っ張っても解ける気配がなくて驚きました。しかも、解こうと思えば直ぐ解けるので便利だと思いました。初めは、結ぶのが難しかったけれど覚えれば時間も掛からずに結べるので、練習して将来に役立てたいです。


建築・土木科 1年

 今日は、造園のプロの方に教えて頂いて学ぶことがたくさんありました。
 最初にDVDを観ました。造園に関する資格のことなどを学びました。
 次に、ロープの結び方を学びました。プロの人は、結ぶのが早くて頑丈に結べていたので凄いと思いました。僕も漁で使う結び方があったので覚えて良かったです。日常生活でも役に立つ時があると思うので、忘れないようにしたいです。
 最後に、剪定をしました。プロの方の木を切る作業は、とてもスムーズで上手でした。簡単そうにやっていたので簡単と思ってやってみると、以外に力が必要で難しかったので、「やっぱりプロは凄い」と思いました。
 僕も、将来は造園業に就くかもしれないので、今日はとても勉強になりました。


建築・土木科 1年

 僕は、今回造園体験実習をする前までは、造園という仕事は何をするのか正直良く分かりませんでした。しかし、今回の体験で造園というのが何をする仕事で、その内容や必要な資格などを学ぶことが出来て、凄く良い経験になりました。この職業だけでなく、他の所でも使えるロープの技術や木を手入れするはさみの使い方を分かりやすく見本を挟んで教えてもらえたので、良かったです。特に、ロープの方は幅広く使用できるので絶対忘れないようにしようと思いました。また、最後の剪定では、実際に皆でやりながら学べて、凄く難しいと云うことと、木によって育ち方が違うので全部の形を同じように整えるのは、凄く大変な作業だと実感しました。そして、DVDでは木を大切にする気持ちが伝わってきました。
 凄く貴重な体験が出来て、良い勉強になりました。


建築・土木科 1年

 今日、造園体験実習を体験する前まで、造園業は木を切ったりするだけだと思っていました。けれど、今日授業を受けてみると縄を結んで荷物を落ちないようにすることや木の命を助けたりするなど、「とても素晴らしい仕事だな」と思いました。また、縄の縛り方、万力や垣根結びは、「覚えれば凄く色々な場面で使えるな」と思いました。少し難しかったけれども、これからも偶に思い出したりして縛り方をしっかりと覚えたいと思いました。
 3時間目の剪定の実習は、凄く楽しかったです。鋏は、両手で開いて使うものだと思っていました。しかし、片方の手を固定して使うことを知って、少し吃驚しました。安定して切れるので、凄く使いやすかったです。
 造園体験実習は、凄く勉強になった上に日常生活で使えることばかりだったので、これからも使える場面があれば使っていきたいです。


建築・土木科 1年

 今日の造園体験実習をやって、造園業の仕事の内容について凄く深く知ることが出来ました。榊原さんの説明が凄く分かりやすかったので、1時間集中して話を聴くことが出来ました。
 2時間目は、万力結びと垣根結びの練習をやりました。最初は、プリントを見ただけでは分からなかったけれど、榊原さんの説明を聞いて練習をしたら、かなり上達することが出来たので嬉しかったです。引っ越しの時には、今日学んだ結び方を活かしていきたいです。
 3時間目は、剪定の実習で槍鋏の持ち方と使い方を学びました。鋏は両方の腕を使うと思っていましたが、左手を固定して右手だけを動かして使うと安定して切れるということを知りました。最初は綺麗に切れなかったけれど、最後には上手く切れるようになったので良かったです。
 今回の体験実習を受けて習った内容の一つでも将来に活かしていきたいと思いました。


建築・土木科 1年

 本日は、有り難うございました。
 今日まで、造園業は庭を造り、木を整える仕事だと思っていましたが、5時限目のロープワークで荷物を縛るなど、縄を使った仕事をしていることが分かりました。また、木を整えるのにも時期があることや木によって切る時期が違うことを初めて知りました。
 6時限目の剪定では、実際に木を整えさせて頂きました。剪定では、丸く整えることがとても難しく、さらに木がとても高かったので切るのに力を使いました。また、木の高さを整えるために切りましたが、中心に行くにつれて高く切ってしまったので気を付けたいです。
 今日の実習でとても興味を持つことが出来ました。有り難うございました。僕も、人の笑顔が見られる職に就きたいです。


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