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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:森川 昭仁、神野 義久

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築・土木科 1学年 80名
授業実施日 平成27年7月16日
実施場所 視聴覚教室
授業実施時間 09時10分〜09時55分 1時間
講師名 小笠原 保廣
所属 愛知県建設業協会

授業内容:
・建設業は、他の産業と異なり注文生産であり、かつ個別生産、移動生産、屋外生産であること。
・構造物を造る上で、様々な職種があり、みなが協力し合うチームワークがとても大切であること。
・建設業の中では、建設業だけでなく新たなビジネスとして環境や農業、介護福祉などの新市場の開拓を行っていること。
・建設業のPR用DVDの紹介
 以上の内容で講話をされました。私達の知らない建設業について、限られた時間の中で詳しく説明されました。
 生徒達は熱心に関心を持って聞いていました。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

建築・土木科 1年

 僕が「建設業の魅力」で思ったことは3つあります。まず1つ目は、建設業というのはいい加減な仕事ではないということです。この仕事をいい加減にやってしまうと生命に関わる大きな事故に繋がると思ったからです。
 2つ目は、とても格好いい仕事だなと思いました。誰かのために何かするという点で、大きいものを作るということは僕にとってものすごく偉大なものに感じられました。将来僕も建設業に携わっていきたいと思いました。
 3つ目は、とても大変な作業だなと思いました。この作業はわずかなミスでも大きな事故に繋がってしまうので、一つ一つの作業を丁寧にしなければいけません。あれだけ大きな建物を部品一つ一つ細かく組み立てる作業はとても大変だなと思いました。僕も本校で3年間しっかりと勉強をし、技術を身につけ、心身ともに成長したいと思いました。


建築・土木科 1年

 建設業は絶対になくてはならない存在なんだなと思いました。建築というと建物を建てる仕事なんだと思っていましたが、災害の時に復旧する作業や地域を守ることも建築と知って格好いいと思いました。日本という国を支える重要な産業が建築・土木だと知ることが出来て、「とてもやりがいがあるなぁ」と思いました。僕も人の役に立てる仕事に将来就きたいと思っています。まだ、建築か土木のどっちの道に進むか迷っていますが、今日の話を聞いて進路に役立てていきたいと思います。今、建築と土木の仕事をしている人たちを見て、とてもすごいと思っているので、僕もそんな仕事をしている人たちの様になりたいです。そして、2年後はどのような仕事に就くか分かりませんが、建築・土木の仕事に就きたいので、何事にも一生懸命に頑張っていきたいです。


建築・土木科 1年

 僕は、今回の話を聞くまで土木科と建築科のどちらに行くかを悩んでいました。それは、どちらかの職に就いても頑張ってやっていこうと思っていたからです。しかし、今回の話を聞いて僕の気持ちは大きく変わりました。
 建設をする上で一番大切なことは、人の命と生活を守ることだと聞いてすごいと思いました。人が生活するのに必要なのは、家などの建物で、それが簡単に崩れてはいけないことは僕も分かっていましたが、工事をする人たち全員が心掛けて建物を作っているのだと思うと改めて感動しました。そして、建設の仕事は建物を造るだけではなく、東日本大震災などの災害が起きたときに、いち早く行動して道を切り開き、岩などを片付ける作業をして、なるべく早く復旧が出来るようにするなんて格好いいと思いました。僕も将来はそういう仕事に就きたいです。


建築・土木科 1年

 僕が今回、この「建設業の魅力」の講話を聞いて思った事は3つあります。
 一つは「家を建てる」ために入ったこの学校で多くの事を学ばなければならないと改めて思いました。それに一つに「家を建てる」と言っても色々な職種に分かれていると言うことが分かりました。
 もう一つは、建築科と土木科のどちらを選ぶかで人生の分かれ目だということ。この先、学ぶ事は自分の仕事につながると言うことです。建築でも土木でもどちらを選ぶのか、この一年でしっかりと決めたいです。
 最後に僕はこういった世界に入って良かったと思いました。トビや大工などは「3K」と言われています。しかしそれは、人の命や自分の命を背負っているとても重要な仕事であり、誇りを持てる仕事だと思います。本当に今回の講話があって良かったと思います。


建築・土木科 1年

 私の中にある建設業のイメージは、「暮らしを便利にするために構造物を造る。」というものでした。ですが、今日、建設業は単に言われた通り便利にするための構造物を造るのではなく、「生命」や「財産」を守るために構造物を造っていると聞いたときは、そんなに責任の重たい仕事だったんだとイメージが変わりました。
 また、建設業は「きつい」「汚い」「危険」の3Kと呼ばれていることも知りました。ですが私は、建設業関係の仕事は格好良くて、やり甲斐のある仕事だと思っています。なので、周りの人たちに「建設業の3Kって何?」と聞かれたら、胸を張って「きついけれど、楽しいよ!」「汚いけれどやり甲斐があるよ!」「危険だけれど、その分完成した時の喜びが大きいよ!」と言えるように今日学んだ知識を生かしていきたいです。


建築・土木科 1年

 僕は今回の講話を聞くまで、建築や土木はただ道路をつくったり、家などを建てるだけかと思っていました。ですが、それだけではなく災害の場合には、直ぐに駆けつけ、復旧に努めるなど、市民の安全にも深く関わっている事を知りました。なのでこれからは、その安全を守れるように沢山の技術や知識を身に付けていきたいです。そして、将来は建造した建物や施設を利用する人が安心して使ってもらえるような建造物を造っていきたいです。
 3年生になって、就職活動をする際は、今回、話していただいた事を頭に入れ、自分に合った職業を選択していきたいと思います。そのためにも、今から学習を人よりも沢山行い、良い建築会社に就職するための準備をしていきたいと思います。今回の講話、ありがとうございました。


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