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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:熊谷 広芳

高校名 愛知県立岡崎工業高等学校 土木科 1学年 40名
授業実施日 平成26年8月28,29日
実施場所 土木科1年教室
授業実施時間 午前9時00分〜17時00分 7時間
講師名 萩原 正広
所属 一般財団法人 建設業振興基金

授業内容:建設業経理事務士4級 特別研修

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

「講習を受講して」

土木科1年

 建設業計理事務士という資格があることすら知らなかった私が、たった2日間の講習でこの資格のことを学べるのか、本当に心配でした。しかし、特別研修のテキストはとてもわかりやすくまとめてあったので、こんな私でも理解することができました。語句の説明や問題の解き方などはとてもわかりやすく書かれており、休憩中や帰宅してから予習復習もしっかりと取り組むことができました。そして、テキストにはたくさんの練習問題がついており、復習にとても役立ちました。その中でも、私が理解することができた一番の理由は、講師の先生がわかりやすく丁寧に教えてくださったからです。「ここが大切だよ」「ここはこういう意味だよ」と細かいところまでしっかり教えていただき、本当にわかりやすかったです。テキストにも載っていないことや計算の仕方のポイントも教えていただき、とても助かりました。また、休憩中にもかかわらず、私たちの質問にも丁寧に答えていただきありがとうございました。
 私の親も建設関係の仕事をしていて、母が経理のことをしています。今までは何をしているのか全くわからなかったのですが、今回勉強したことで親の仕事を少し知ることができてうれしかったです。よく両親が、「経費がなんだかんだ」と話しているのを聞くのですが、講習で経費とは何かということを学び、なるほど、そういうことかと少しですが理解することができました。
 講習のなかで、小切手は勘定科目に借方であれば現金、貸方だったら当座預金と書くのが難しく、問題を解くときに何回も間違えてしまいました。
 今回の講習で建設業経理事務のことを勉強できてとてもよかったです。また、家族の仕事のことを少しだけ知ることができてうれしかったです。


「建設業計理士4級を受講して」

土木科1年

 今回建設業計理士の研修を受けさせていただきました。研修を受ける前は、不安しかなかったのですが、研修の講師の先生が優しく丁寧に教えてくれたので、理解することができました。僕は、計理士の資格を取りたいと思っていました。その理由は、家が自営業なので、お金の計算することが必要であったからです。この資格を受けることができて、とてもうれしかったです。研修を受ける前、建設業経理事務士のイメージは、材料費、給料を計算するイメージがとても強かったです。しかし、建設業経理事務士が取引の仕訳などをすることを初めて知りました。すこしだけですが、計理士の仕事をこの研修を通して知ることができました。今回の研修で学んだことを父親、母親がやっているのかと思うと、親がなんだかすごい仕事をしている人たちに見えてきました。
 合計残高試算表を作成する問題で、取引をもとに、これを仕訳けしなさいという問題に苦労しました。しかし、講師の先生に一緒に解いてもらいながら、何回も練習したおかげでテストでは、苦手であった問題もしっかりと解くことができました。この瞬間は、とてもうれしかったです。今回2日間の研修を終えて感じたことは、材料を運搬する人など、建設業の仕事はどれも大切ですが、計理士の重要性知ることができました。今回は4級でしたが、もし来年3級に挑戦することができる機会があれば挑戦したいと思います。そして今回の研修を受講して建設業計理士の仕事に興味がわいてきました。


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