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平成25年度 建設系高校現場見学会感想文
H25.12.13 佐織工業高校

引率教員の実践報告  
午前: 介護老人保養施設くつろぎホーム千種の現場見学
構造階数:鉄筋コンクリート造 地上7階 地下1階
建物高さ:25.70m
建築面積:749.81u
延床面積:5399.52u
現在、内装工事中で6階より地下へと見学。内装工事の施工手順がよく分かった。
午後: 戸田第4次公営住宅新築工事の現場見学
構造階数:鉄筋コンクリート造 地上10階
建物高さ:30.89m
建築面積:892.63u
延床面積:5598.33u
現在、基礎工事が終わり、足場の解体中であった。杭工事・山留工事についてもよく分かった。

現場見学の感想「介護老人保養施設新築工事」
建築科 1年
 徳倉建設さんの現場見学は、学校では学べない現場の知識、雰囲気を自分の肌で直接体験でき、とても良い機会でした。先ず、一番びっくりしたのは、コンクリートは4週間経たないと、強度が80%に達しないことです。もっと速く簡単に乾くと思っていたので、びっくりしました。エレベーターに乗って見学していた時は、案内をしてくれた人の近くにいたので、気になったところを、何でも質問できたのでとても良かったです。歩いて見学していた時に、聞いた話の中で、これからの生活でできる事を1つ見つけました。それは、コミュニケーションをとることです。現場では、責任者の人と職人さんとのコミュニケーションがとても大事だと話されていました。なので、学校生活の中でいろいろな人とコミュニケーションをとり、将来に向けて、練習していきたいです。今回の見学で学んだ事は絶対に忘れません。

現場見学の感想「介護老人保養施設新築工事」
建築科 1年
 最初見た時は、もう中ができていると思っていましたが、下のフロアーから上のフロアーへと完成度が違い、とても驚きました。学校では中々このような授業はないので、とても新鮮でした。基礎は大事と構造の授業で聞いていたけど、現場では、工事の約半分をかけて基礎を作っていることを聞き、改めて基礎工事の大事さを知りました。コンクリートは約3週間位で強度が80%になるそうです。その強度が100%になるためには、1〜2年の期間が必要なため、ある程度強度がでたら型枠を外すと聞きました。8階建ての介護保養施設を作るのには、約1年4カ月と聞きました。もう少しかかると思っていました。最後には、コミュニケーションの大切さの話を聞き、就職してからではなく、今のうちから、色々な人と話したりしていきたいです。

現場見学の感想「介護老人保養施設新築工事」
建築科 1年
 初めて現場を目の前で見て、とても寒そうでした。あんな寒い中、外でずっと仕事をするのは大変そうでした。なので授業はまだいい方だなと思いました。職人の仕事を見ていると現場自体がきれいにされていました。コードや道具がたくさんあるので、きたなかったら安全に作業ができないと思いました。いい仕事をするには周りをきれいにしないといけないと思いました。特に、木工の授業の時に木くずがあると掃除をしているのはこういうことなんだと思いました。介護施設を作るのにすごい時間がかかっていて、こんなに時間がかかるものだとは思いませんでした。ずっと先のことまで計画を立てていて、何カ月単位で作るのは大変そうでしたけど、すごくやりがいのある仕事だと思いました。
 徳倉建設さんが初めての現場見学だったので、いい体験ができたと思いました。

現場見学の感想「介護老人保養施設新築工事」
建築科 1年
 徳倉建設の見学は、とても寒かった。でも現場の人達は、あの寒さの中、朝早くから夜遅くまでやっていると思うと、すごいし、自分では絶対続かないと思った。自分は1班目だから中の見学からでした。中はとても広くて、それを人間がやっているのはすごいと思う。特にペンキ塗りの職人さんは、とても手際がよくて、本当にカッコ良かった。自分がいつも見る建物は完成したものだから、普段は目が届かないところも見ることができた。
 特に天井の作り方はすごかった。先ず、鉄の棒で柱を作り、そこに配線したり電気をつけたりしてから、プレートみたいなものを張っていた。とても勉強になりました。人を運ぶエレベーターみたいなものは、とにかく怖かった。電信柱よりも高かった。現場の人達はあれよりも高いところで仕事をしていた。徳倉建設の人達は仲がいいと言っていたので、それもいいと思いました。

現場見学の感想「介護老人保養施設新築工事」
建築科 1年
 今日は現場見学ということで、普段見ることができない作業現場を、わざわざ作業を中断して頂いてまで見せてもらいました。現場に到着して先ず思ったのが、とにかく寒い。
 帰りのバスまでずっと寒かったです。当然と言えば当然でした。まだ建物が完成していないのだから、暖房などある訳がありません。でもそんな過酷の環境の中、職人さん達は一切顔に出すことなく、作業に集中していました。自分は手がかじかんで、メモもまともにとれないのに、職人さん達は更に細かい作業を次々とこなしていくところを見ると、やはり自分とは違うなと痛感しました。数年後、もしかしたら自分がこういう現場で作業をしているかもしれないと考えると、やはり不安しか残りません。もう既に高校生活の3分の1が過ぎようとしています。これからは授業に緊張感をもって臨みます。

現場見学の感想「戸田第4次公営住宅建築工事」
建築科 1年
 伊藤工務店さんと徳倉建設さんが違ったのは重機の多さです。また大きさや、構造も違いました。足場は、くさび式足場を使用していました。10階建ての建物に対して、79mの杭を打つらしいのですが、その杭を打つ重機が日本に2台しかないそうです。少し前まであったみたいなので、見られなくてとても残念でした。また、とても大きな穴を掘っているため、横の土が崩れないようにシートパイルを使用するそうです。大きな穴がシートパイル数十枚で支えられているなんて、すごいなと思いました。また、コンクリートを固める時も、いろいろな検査が必要だそうです。また記録が分かるように、毎回写真を撮って残しておくそうです。現場には大きな重機がたくさんで、とても迫力がありすごかったです。女性の責任者の方もいて、現場で働くその方は、かっこ良く、輝いて見えました。将来私もその方のように活躍したいです。

現場見学の感想「戸田第4次公営住宅建築工事」
建築科 1年
 基礎工事の見学をして、午前中では見ることができなかった部分の作業をみることができました。基礎をつくるために日本に2台しかない機械で穴をあけ、79mの杭を打つということにとても驚きました。また、足場をクレーン車で運ぶところや、くずすところなども見られて新鮮でした。戸田荘の工事は既存の建築物を壊してから作ることに驚き、工事期間も約2年と、とても長いです。近隣の住人の方々に分かりやすいように、フェンスに説明図がありました。あまり見かけないので珍しいと思いましたが、本当に分かりやすかったです。隣の石黒建築さんの工事もちょっとだけ見ました。ショベルカーと大きなトラックとの連携作業がすごくて、見とれてしまいました。工事の過程の中には色々ありますが、やっぱり「基礎」が大事だと思ったので、基礎の勉強を頑張りたいです。

現場見学の感想「戸田第4次公営住宅建築工事」
建築科 1年
 伊藤工務店は徳倉建設とは違う部分が見られて良かったです。はじめ雨も降っていないのに下が濡れていて、なんでかなと思っていたら、掘った穴が崩れないように水を入れると言っていたので、そのせいかなと思いました。また普段大きいクレーンを見ても何にも思わないけど、下から見上げるとすごく高くてびっくりしました。同時に、あんな高いところから、道具を下の人に正確に下ろしていて、運転している人はすごいと思いました。
 中学の時になりたかったとび職の人は、足場を解体していました。大きいげんのうで足場を崩していく働きに、無駄がまったくありませんでした。崩していくにつれて足場がぐらぐらしているのに、平気で崩していく姿はすごくカッコ良かったです。あと会話をしていないのに作業が速く、すごいチームプレーだなと思いました。

現場見学の感想「戸田第4次公営住宅建築工事」
建築科 1年
 伊藤工務店の現場は足場を解体したりしていた。足場を解体する人達はとても身体が大きくて、自分も仕事をするときは、あれぐらい大きい身体になりたいと思った。それに仕事の手つきも慣れていて、力仕事なのに、繊細さを感じました。あと伊藤工務店の人達はお互いに声をかけ合っていて、とても楽しそうでした。クレーンを使っているところを見学した時は、とてもすごいと思った。それはクレーンが手のように見えたからです。本当に手で掘っているかのように、土をすくい上げ、全然こぼさずにトラックの背中に乗せていました。自分は最後に伊藤工務店で働きたいと強く思った。それは、楽しそうだったからです。やはり仕事は楽しくないとやりたくないし、続かないと思ったからです。それと休日が2日あったからです。やはり休日があるのは大きいです。

現場見学の感想「戸田第4次公営住宅建築工事」
建築科 1年
 冬の現場の恐ろしさの1部を知り、少し緊張していたのですが、説明が事務所の中だったので少しだけ安心しました。また丁寧に資料やパンフレットまで用意してありました。
 今回は基礎を作る作業ということで、普段は絶対見られないような作業を見せてもらいました。2回目ですが現場に入る時は、ワクワクしました。基礎を作る際に、掘る穴の深さを見て驚きました。底が見えず、こんなに掘っていたのかと思いました。地震の際、高層ビル類は倒れないというのも納得しました。
 杭の長さが70〜80mと聞いた時には、想像もできませんでした。超音波で穴の正確さを測ると言っていましたが、良く分かりませんでした。結局自分のメモ不足のせいで、今回得た知識は多くなかったですが、何故か急に就職が現実的になってきました。緊張感はしっかり持ち帰りました。


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