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平成25年度 建設系高校現場見学会感想文
H25.11.12 半田工業高校

引率教員の実践報告  
知多浄水場浄水池外築造工事

 平成24年2月から行われている知多半島、知多市にある知多浄水場の浄水池の外築造工事の現場を見学させて頂きました。発注者は、愛知県企業庁、愛知用水水道工事事務所によるもので請負者は、鈴中・七番・村瀬特定建設工事共同企業体でした。鈴中建設の方を中心に説明、現場案内をして頂きました。この新たに建設される浄水場は、長良川河口堰より水を導入し運用され知多地域の上水、工業用水として利用されることをプレゼンテーションにより説明していただきました。現場は、地面が大きく掘削され土留壁や支保工が設置されている中、躯体コンクリート打設前の配筋施工を行っている作業を見学させて頂きました。
 この現場は知多地域、生徒が暮らす街の飲み水を確保するために必要不可なもので、今後この浄水場に運ばれた水が、自分たちが飲むものになる。その工事現場を見学できたことは半田工業高校、土木科の生徒として特別な見学となったと思います。

名二環・梅之郷北高架橋南・下部工事

 飛鳥村において平成25年3月から行われている梅之郷北高架橋南・下部工事現場に見学をさせ頂きました。発注者は、国土交通省、中部地方整備局、愛知国道事務所によるもので請負者は、渇チ藤建設でした。以前、加藤建設さんへは、本校の生徒も就職させて頂いており実際の仕事の様子や労働環境を確認することが出来ました。この工事はRCラーメン式橋脚の橋脚躯体工事でした。現場の作業状況は、鋼管ソイルセメント杭にフレッシュコンクリートを流しこむ作業を行っていました。生徒は、熱心に作業する様子を見ていたことが印象に残っています。ひとり、ひとりの作業の様子や取り組み方、動きなどを細かく見ていました。見学後の質疑応答では、積極的に質問し、また土木の専門的なところにも深く入り込み質問していて彼らの関心の高さがうかがえ感心しました。


「知多浄水場池外築造工事」現場見学の感想
2年 土木科
 この現場を見て、ものすごく大規模な工事だと思いました。工事の人たちの話を聞いてみてもはっきりとこの浄水場池外築造工事についてはよく分かりませんでした。しかし、この工事がどれだけ大事か、どれだけの規模かは分かりました。この工事の期間は平成24年2月9日〜平成26年3月14日までとおよそ2年くらいの長期間です。これだけの時間を掛けて造るのは大変だと思いました。費用も約21億円とあまり実感できない金額でした。だけど、この工事を経て生活を支えてくれくことになるので、これからも頑張ってほしいと思いました。
 私たちに水を供給してくれている立派な仕事だと、この工事を見学して、改めて強く思いました。今回んの現場見学を今後に活かせるように、進路選択にも役立てていこうと思いました。

「知多浄水場池外築造工事」現場見学の感想
2年 土木科
 どのような工事で、どれくらいの大きさなのか分からなかったので、見たときは、その大きさに驚きました。
 この浄水場の水が、自分達の飲み水等に使用されるのだと思うと、とても大切な工事だと思いました。それから、この浄水場で使われる水は、木曽川から取っいることにも驚きました。
 まだ、少ししか工事をしていないように見えたけれど、その部分だけでもとても大きく大変そうだと思いました。この工事には約21億円かかっているということで、多くの人が関わっていることが分かりました。請負者の中に自分の知っている会社があり、とても親近感が湧きました。この工事が完成したら、今使っている施設がどうなるのか気になった。

「知多浄水場池外築造工事」現場見学の感想
2年 土木科
 今日は現場見学で知多浄水場池外築造工事を見学しました。パッと見すごくでかい工事で何年くらいかかるのかなと思い、説明を聞いたらたった2年で工事を終えると知って結構びっくりしました。しかし、一番驚いたのは浄水場を造るための費用が21億円もしたことです。浄水池に置いてあった鉄筋がありえないくらい多かったのにも驚きました。クレーンで鉄筋を下して人間が組んでいくという作業だったので、これは一体どれだけの時間を掛けて造るのだろうと思いましたが、1年もかからずにできるそうです。やはりプロはすごいと思いました。
 この工事を施工する鈴中工業株式会社さんは、創業100周年以上のベテラン会社だったので、もし仕事に就くならこんなところに就きたいので、勉強をしっかりやろうと思いました。

「知多浄水場池外築造工事」現場見学の感想
2年 土木科
 今日、知多浄水場池外築造を見てとても広いと思いました。この工事は、まず入札で決めたということが分かりました。請負金額として21億円という大きな仕事だと思いました。会社も一つだけではなくて、色々な所と協力をし合って造っていることを知りました。これらの仕事のおかげで、水を使うことができることが分かりました。
 現場に出るととても寒いと思いました。しかし、その中でも全員が自分の仕事に集中いる姿を見ることができました。給料をもらうということは、このようにしっかりやらなければいけないということを感じました。作業員の人たちはちゃんとした身なりで作業を行なっていたので、普段の実習の時からしっかりとした身なりでやるということがあたりまえにできるようにしたいです。他の人にも注意できたらいいと思いました。

「知多浄水場池外築造工事」現場見学の感想
2年 土木科
 造っていた浄水池がプール約800個分あると教えていただきました。見た目ではプール800個分あるように見えなかったので、こんなに大きな規模の工事をできることはすごいと思いました。また、この知多浄水場は、半田市、常滑市、東海市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町の4市と5町に上水道を給水していることを教えてもらいました。いろんな場所に給水している重要な場所を工事しているのはすごいと思いました。また、1立方メートルの土を処分するのに約5000円かかることを教えてもらいました。土を処分する費用がとても高いことに驚きました。
 今日は、寒くて忙しい中、現場を見せていただき、知多半島に水を供給している大切な施設だということを教えていただき本当にありがとうございました。

「名二環梅之郷北高架橋南下部工事」現場見学の感想
2年 土木科
 2つめの現場は名二環梅之郷北高架橋南下部工事でした。ここでは日常生活でもよく使う高速道路の一部を造っていました。高速道路を造っているところは見たこともなかったけど、とてもすごかったです。期間は平成25年3月29日〜平成26年3月31日と約1年弱で、費用は約4億円です。決められた期間内で決められた費用で工事をするのは、とても大変だと思いました。
 この工事は、地盤が弱いため地面から深さ40mまでパイプを入れて道路を造る方法でした。パイプを入れる方法は、パイプをネジみたいにくるくる回しながら入れて行く方法です。その場に合った工事方法で、それぞれの現場が違った工夫を取り入れて工事を行なっていることが分かりました。実際に現場をみて、分かったことがあったので良かったです。

「名二環梅之郷北高架橋南下部工事」現場見学の感想
2年 土木科
 初めて橋を造る現場に来たので、どのようにして橋が造られるのか、またどのような方法を用いるのかが、とても気になりました。今回の現場は、橋脚を4基構築する工事で、コンクリートを打設する作業やアーク溶接をしているところや大型のクレーンを操作しているところを見ることができました。とてもスムーズに無駄なく作業が進行しているのに驚きました。
 説明をしていただいた中で、授業で習った言葉が出てきたのせ。今、自分が何のために工業を勉強しているのか分かったきがしました。
 この工事は国から発注されていたけれども、国と民間ではどんなところが違うのか気になりました。

「名二環梅之郷北高架橋南下部工事」現場見学の感想
2年 土木科
 2箇所目は名二環梅之郷北高架橋南下部工事でした。バスを出てすぐに思ったのがすごく寒いことでした。けれど、現場で働いている人はぜんぜん寒がっていなくて、やはりすごいと思いました。前の現場と同じように説明を受けてから現場の方を見学しました。
 今回造っていたのが橋の根元の部分だったので橋を造っているという感じではありませんでした。学校で習ったスランプ試験をしていて、学校で習うことは、ちゃんと現場でもやることなのだと実感しました。
 一番奥に進んだところで、ポンプ車から生コンを出して固める作業をしていました。説明で、ポンプ車を動かしているのは離れた場所からだと聞いて、驚きました。
 また現場を見る機会があったら、いろんな工事を見てみたいです。

「名二環梅之郷北高架橋南下部工事」現場見学の感想
2年 土木科
 今日、名二環梅之郷北高架橋南下部工事を見学しました。現場では既成杭工の作業で溶接をやっていました。土木では溶接をやらないと思っていたので、僕も建設関連の仕事に就きたいと思っているので、溶接の資格を取ったほうがいいと思いました。
 会社の人たちはどれだけの強さのコンクリートを使って、どれだけ強い橋などができるかを計算して、仕事を行なっていることを教えていただきました。今回の工事はラーメン式橋脚ということで、授業で聞いたことのあるものでした。しかし、よく見かけるものとは少し違う工法だったので、その違いなどについてもこれから勉強していきたいと思いました。今、学校で習っていることを実際に使うことが今日で分かったので、実習などもしっかりやっていき、将来に役立てることができるように勉強していきたいです。

「名二環梅之郷北高架橋南下部工事」現場見学の感想
2年 土木科
 名二環梅之郷北高架橋南下部工事を見学していろんなことを学びました。鉄は長いと運べないので、現場でくっ付けたりすることや、ミキサー車からポンプ車を使って、ほかの場所へいっきにコンクリートを流したりすることを知りました。また、同じように見えた橋脚でも実際には造り方などが違っていることには驚きました。学校でも実習のときにやったことがあるスランプ試験を実際に使っているところを見ました。また、学校では見たことのない空気量を測る器械を使っていたので、コンクリートを取り扱うのはいろいろなきまりがあって大変だと思いました。
 今日は寒くて忙しい中、RCラーメン式橋脚やコンクリートとコンクリートの試験のことなどを教えてくださって本当にありがとうございました。これから寒くなるので、体に気をつけて頑張ってください。


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