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平成25年度 建設系高校現場見学会感想文
H25.10.04 半田工業高校

引率教員の実践報告  
日立物流中京物流センター二期工事新築工事
・春日井市の日立物流中京物流センターの新築工事の現場を見学させていただきました。駐車場として利用されていたスペースに大型の倉庫を新築する工事で、地上7階の大規模な現場でした。3、5、7階の床が完成しており、大型のクレーンで屋根材を運び屋根葺きが行われており、使用される屋根材は長いので現場で作成していました。物流センターの倉庫ということもあり、各階の床には至る所にエレベーター用の穴が開いていました。開口部には落下防止用のネットが張り巡らされており、安全対策への意識の高さが感じられました。この日は130名の作業員が作業をしており、これだけ大きな現場は今ではなかなか無いということで、とても貴重な見学になりました。

中川運河(堀止)緑地用地造成工事
・名古屋市中川区のささしまライブ24内にある中川運河船だまりの緑地用地造成工事の現場を見学させていただきました。「名古屋市都市計画マスタープラン」の中で、ささしまライブ24は4つのゾーンに分けられ、その中の一つとして、船だまりを中心にした親水空間と、公園を中心に災害時に活用できる防災機能を併せ持つ「親水・都市防災ゾーン」として開発が進められています。今回の見学では、船だまりを埋め立てているところを見ることができました。現在船だまりは流れがないですが、いずれは水を循環させてきれいな親水空間になるそうです。

現場見学の感想
1年 建築・土木科
「笈瀬雨水幹線下水道建造工事」
 今日、緑地用地造成工事と雨水幹線下水道建造工事の現場を見学しました。僕は、土木は地域のために頑張っているんだなと思いました。下水道を作らなければ、大雨(台風)などが降った時に洪水になって人が死ぬかもしれないけれど、土木関係の人が下水道を作ることで、事故を減らせれると思いました。緑地用地造成工事は、人が住みやすいように設計され、公園など遊び場が増え子供から大人まで住みやすい環境を作っているんだと思いました。下水道の工事や用地造成工事などは、表に出ないかもしれないけど、土木に仕事のおかげで、います通に暮らせる環境があると思いました。だから僕は、土木は地域の人に愛される仕事だと思いました。

「日立物流中京センター建設工事」
 今日、建築の現場に行ってわかったことは、建築にはいろいろな仕事があって、その仕事にあった職人がいるというのがわかりました。まず、地盤をよくして、基礎を作り鉄筋を組み立て、型枠工事をして、そこにコンクリートを流し込み、左官の職人がコンクリートを均して基礎の出来上がりというのを聞いて、基礎だけでも多くの仕事があり、コンクリートは人間の手でやらないといけないので、建築工事は基礎だけでも大変だと思ったし、まだ上部工事で、鉄筋を組みたて、ボルトを締め、溶接をして、コンクリートを流して屋根を作って、その後、内装して出来上がりなので、すごく量は多く大変な仕事だけど、人のために働けるしできたときの達成感は大きいと思います。僕は建設業はすごく良い仕事だと思いました。

現場見学の感想
1年 建築・土木科
「笈瀬雨水幹線下水道建造工事」
 最初に、笈瀬雨水幹線下水道築造工事と聞いた時は「なんだそれ」と思っていました。だけど現場に行って実際に見てみると本当に凄くて驚きました。そして資料の完成予想図と今の現場とでは全然想像がつきませんでした。だけど、資料と照らし合わせてみると、大体こんな感じになるのかと勝手に思い込んでいました。そして、あの場所が公園などに変わると、名古屋も雰囲気が変わると思うし、名古屋の人だけでなく、観光者達にも良いと思っています。土木の仕事は楽しそうだと思っているので、将来はそちらの道へ進めるといいです。

「日立物流中京センター建設工事」
 日立物流中京センター建築工事を見学して感じた事は、とてもインパクトが強かった事です。現場に着いたときの驚きや、見学をしているときの驚きが、とても印象に残っています。現場見学のときの下を見下ろした時、凄いという感想とともに、足がすくんでしまいました。だけど、おかげで屋根を伸ばして作る工程が見られたので良かったです。屋根を伸ばしていると屋根の形になっていったので驚きました。そして、床の事はその時は分からなかったけど、先生から聞いてとても驚きました。やっぱり職人は違うと思いました。良い体験をすることが出来て良かったと思います。

現場見学の感想
1年 建築・土木科
「笈瀬雨水幹線下水道建造工事」
 最初、現場に着いた時、どういう工事をしているのか、まったく分かりませんでした。でも、現場の方の説明と用意していただいた資料を見て、理解する事ができました。埋め立て地になる所の埋め立てする途中の工事を見られて、こういう風に埋め立てていくんだと思いました。現場の方、一人一人が自分の役割をしていて、私は自分の役割を果たすことができない時があるので、凄いと思ったし凄く刺激になりました。現場を見学させてもらって2年になったら建築に進むつもりでいたけど、土木科も考えてみようかなと思いました。現場の説明で、まだまだ自分の知らないことばかりだったので、これからもっと学校で色んな事を学んで、知識を増やしたいと思ったし、半田工業の卒業生の方の話を聞いてしっかり考えようと思いました。

「日立物流中京センター建設工事」
 建物を建てている最中にその現場の中に入るのは初めてだったので、とても良い経験になったし、刺激になりました。あんな高いところで働いているのは凄いと思いました。階段を昇るだけで怖かったのに、そこで仕事をするって事はすごい事だなって思いました。高い建物を建てるには、その分、地盤の強固が必要で、基礎の鉄筋を組立てたら検査があるって事を初めて知りました。立体駐車場などでみる鉄骨に付いている物は火事の時、大丈夫なように付けられた物って事も初めて知りました。私は床のコンクリートを左官実習でやったみたいにやるのかと思っていたけど、機械でやるって事に少し驚きました。色んな機械があってとても楽しかったです。実際の作業が見学できて、とても良かったです。



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