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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:蟹江 政志

高校名 愛知県立一宮工業高等学校 建築・土木科 2学年 79名
授業実施日 平成25年12月12日
実施場所 一宮工業高等学校 視聴覚教室
授業実施時間 午前8時50分〜9時35分 1時間
講師名 鬼頭 正克
所属 一般社団法人 愛知県建設業協会

授業内容:「建設業界の仕組み」
資料:建設業界ガイドブックなどからの抜粋されたプリント5枚

1 建設業の3つの役割
 @社会資本の整備
 A安全で安心な暮らし
 B環境の保全と創造

2 (請負)工事の形態 一品生産の請負契約である。

3 施工体制
 建設業は、重層構造。
 建設業の種類 建設業法により28業種に登録上分けられている。
 建築工事なら一次下請けで50〜100社が工事に関係する。
 二次・三次下請けを含めると膨大になる。土木工事では、一次下請け段階で10〜15社。

 具体的な工事業の内容
  @土木工事業・・・・港湾、しゅんせつ、トンネル、河川、橋梁、造園、などの説明
  A建築工事業・・・・大工・型枠・鉄筋・とび・左官・板金・内装・屋根・空調などの工事業の説明。

 建設会社のその他の仕事(部門)
 以上の内容について、資料に基づきながら、ご自分の体験や最近のニュース、
 環境への配慮などを織り交ぜた有意義な講話であった。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

「建設業界の仕組み」感想

建築・土木科 2年

 今回、この様な授業を聞いて、改めて自分は建設業について知らない事が多すぎると思いました。
 特に建設業の施工体制について元請け業者と下請け業者などの色々な人達が全て集まって一つの建築物が出来るという事を初めて知りました。建設業法上は、28業種に分類され、超高層の建築物では下請け業者の数では、100社ほどの業者が建築に携わる事になり、土木の工事では15社ほどの業者が建設に携わる事も教えていただきました。私も将来は建築の仕事に携わる一人になろうと思っています。写真とプリントだけでは分からない所もありましたが、自分の進路決定に役立つ良い話が聞けたので良かったです。


「建設業界の仕組み」感想

建築・土木科 2年

 今回の出前授業の話を聞いて、建設業は自分が思っていたより広い範囲で社会に関わっている事を知りました。災害復旧の時も役所の人や警察官や消防官などの公務員ぐらいが大変な思いをしていると思っていました。
 復興に必要な重機などの特殊車両は、建設会社が所有しているので当然、復興には建設業者が関わっている事を聞き、建設業の社会的な役割を再認識しました。また、環境に配慮した工事をしている事を聞き一層、建設業に魅力を感じました。


「建設業界の仕組み」感想

建築・土木科 2年

 土木が建築物の基礎を作って、そこに建築が建物を建てていくという話を聞いて、それぞれの役割を果たして一つの物を作る素晴らしさを感じました。また、社会資本の整備、安全で安心な暮らし、環境の保全と創造の3つは建設業の社会的な役割で、しっかりと覚えておこうと思いました。建設業の会社が全国に60万社あり、その内の95%が中小企業と聞いて、目立つのはスーパーゼネコンなどの大きな会社だけど、建設業界を支えているのは中小企業なんだと思いました。
 これから建築の知識を生かして、建築業界で役に立っていきたいと思いました。


「建設業界の仕組み」感想

建築・土木科 2年

 出前授業を受けて普段聞く事ができない貴重なお話を聞く事ができました。
 資料まで用意していただいてとてもわかりやすい授業でした。建設業が社会でどれほど大切な事かを知るとともに、大きな建設物をつくることがどれほど楽しい事なのかを知ることができました。
 多くの職種がある事も教えていただいたので、将来の自分にどの職種が適しているかを考えながらこれからの学校生活を過ごしていきたいです。


「建設業界の仕組み」感想

建築・土木科 2年

 今回の出前授業で土木の重要性がわかりました。建築工事業もあくまで土木工事業が整備した基礎があった上で住宅やビルが建設することが可能となることに気付かされました。土木工事が果たす役割はとても重要であり大切な立場にあると思いました。
 他にも建設業の請負形態で、元請けのゼネコンから一番下の三次下請けまで4つの段階があるなんて初めて知りました。建設業界のピラミット構図を見て感じた事は、上から下までこんなに多くあるとは知らなかったし、スーパーゼネコンというものまであるとは全然知らなかったです。土木関連の会社が60万社ほどあることがとても驚きました。今後の学校生活を充実したものにして、良い会社に入れるように頑張りたいと思います。


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