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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:蟹江 政志

高校名 愛知県立一宮工業高等学校 建築・土木科 1学年 80名
授業実施日 平成25年10月4日〜11月12日(全8日間)
実施場所 一宮工業高等学校・材料実験室
授業実施時間 午前8時50分〜11時40分 3時間
講師名 纐纈 勇夫 他3名
所属 愛知県左官業協同組合

授業内容:
10月4日から11月12日までの延べ8日間で、2クラスを4つの班に分けて各班2日間の実習を実施した。
1日目の3時間は、45×60pの練習台に下塗り、中塗り、漆喰仕上げの実習を実施した。
2日目の3時間は、1日目と同じ練習台の裏面に洗い出し仕上げの実習を下塗り、中塗り、仕上げ塗、洗い出しと一通りの工程の体験実習を実施した。

講師の先生
  纐纈勇夫さん、上川畑 健二さん、永山 文章さん、
  本村 剛さん、中路さん(永山さんの代わりに1度、来校)

 講師の先生方も出前授業に来校されるようになって5年目となり、すっかり高校生の扱いに慣れ、やさしさの中にも時には厳しさを持って授業を行っていただいております。
 生徒達は、左官の仕事について細かな技能が学べるだけでなく、社会に出て働く事の心構えや今、高校生としてなすべき事まで実体験を通じて熱く教えていただけて、大変有り難く、教員を含め喜んでおります。
 文部科学省の新しい学習指導要領の中にも言われている伝統技能や技術の伝承と共に、いつまでも、この出前授業が続く事を願っております。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

左官実習を受けた感想

建築・土木科1年

 今日の洗い出し仕上げは、いろいろと難しくて大変でした。特に、種石塗付がむずかしくてとても大変でした。でも、プロの先生から丁寧な指導を受け、以外と上手く出来たので良かったです。延べ6時間、いい経験が出来たので今後の進路にも活かしていきたいです。


左官実習を受けた感想

建築・土木科1年

 初めて左官仕事をしましたがとても難しく、慣れない事ばかりで疲れました。見ているだけだと簡単そうにも見えましたが、実際はとんでもなく難しくて、プロの先生方は本当にすごいなと思いました。いつか、上手になりたいと思いました。


左官実習を受けた感想

建築・土木科1年

 なかなか思うようにいかず最初は戸惑っていましたが、先生に指導を受け、最後の漆喰での仕上げをする頃にはかなり上手くできる様になりました。予想していたよりもはるかに難しかったがとても楽しかった。次回の実習が楽しみです。


左官実習を受けた感想

建築・土木科1年

 自分の作品が、最後の洗いによって中の種石がきれいに浮き出して来るのがおもしろかった。準備段階で、種石の粒が大きくて塗りつけるのが大変そうだと思いましたが、漆喰仕上げより簡単に感じました。慣れない立ちっぱなしの仕事で腰が痛くなりました。


左官実習を受けた感想

建築・土木科1年

 種石の入ったモルタルを塗るのが大変でした。上手と言われると頑張れるので努力して頑張りました。最後の噴霧器での作業は、先生の実演は簡単そうでしたが、いざ自分でやると以外とセメントが残ってしまったので難しく感じました。自分としては、先生の言われる事を忠実に守って作業が出来る様に頑張りました。


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