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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:神野 義久・柴田 智広

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築土木科 1学年 80名
授業実施日 平成25年7月4日
実施場所 視聴覚教室
授業実施時間 午前9時10分〜9時55分 1時間
講師名 中村 増門
所属 一般社団法人 愛知県建設業協会

授業内容:建設業の魅力について
 建設業とは他の製造業とは異なり注文生産であり、注文者の希望に応じて一つひとつ個別生産で、同じものがない事。工事が完成するとまた新たな注文者が指定した場所へ移動して工事を行う移動生産であり、作られたものは半永久的に残ること。そして私たちが快適に暮らしていく上で必要不可欠なものであることなど、その重要性と魅力について話をしていただいた。更に、建設業界では、建設業の他に企業の持っている土地や建設機械などを利用した環境ビジネスや農業ビジネスなど、様々な分野にわたって新たな取り組みを行っていることなど、建設業の今後についても話をされた。
 建設業の3Kに関心を持つ生徒が多くいました。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

「建設業の魅力について」

1年5組

 今回の講義で強く印象に残ったことが、2つあります。1つ目は建設業では造ったものがその場に残るということです。中村さんの言われたとおり、自分の造ったものが地図に載ったり、有名な建造物になるのは、とてもすばらしいことだと思いました。そういったことが、ものを造っていくロマンなのだと感じました。
 2つ目は、復興支援の際に建設業の仕事が必要ということです。一昨年の東日本大震災の爪痕を治すすべは、やはり建物や道路を新たに造ることだと思います。それを実行するには、建設業が不可欠だと思います。元々、建設の仕事に興味があって半田工業へ入学しましたが、今回の授業で益々、建設業に興味を持ちました。
 今のうちから努力をして、将来の夢を実現できるようにしたいと思います。


「建設業の魅力について」

1年5組

 今日、話しを聞いて思った事は、建設業は周囲の人に誇ることの出来る立派な仕事だということです。
 その理由は、とても大変で危険な仕事だけど、だからこそやりがいもあって、最後まで手を抜かずに完成させたときの感動や喜びの大きさだけでなく、自分達の造ったものが地図に残り、それが長い間使われる事の嬉しさも話を聞いてとてもよく分かったからです。
 また、近年はそれだけではなく新市場の開拓も進めていると知ったときはとても意外でした。その理由は、自分の知らない仕事が多く、それが建設業の仕事だとは、全く思っていなかったからです。
 それだけではなく災害が起こった後の復興にも多くの建設業の人々が関係していると知りました。自衛隊の人だけでなく建設業の人が被災地に行っていることを誇りに思います。


「建設業の魅力について」

1年5組

 今日の講話を聞いて感じたことは、大きく分けて2つあります。1つ目は建設業で造った家や橋は地図に記載されるため、とても誇りを持ってやれる仕事だということです。この講話を聞く前までは、建設業はただ家を建てるだけだと思っていました。しかし、この講話を聞いてから、建設業は家だけでなく橋やスカイツリーなどの大きな建物も造っていることを知り、驚きとともに、興味が湧きました。
 2つ目は、震災が起きた時、活動するのは自衛隊だけではなく、建設業も活動していたということです。震災が起きた場合は、自衛隊以外は動かないと思っていたので、驚きました。
 この講話を聞き、土木にも建築にも興味が湧いたので、もっと勉強したいと思うようになりました。


「建設業の魅力について」

1年5組

 私は今日の建設業の講話を聞いて、建設業の仕事がたくさんあることを知りました。
 それでも近年、建設業の規模や投資額が減っているので大変だと思いました。
 私は建設業がきつく汚い仕事だと思っていました。確かにきつそうですが、あまり汚くはないと思います。30以上ある建築関係の仕事でも、一つ一つ内容がまったく違っていました。高い所で作業をしたり、舗装をしたりと何種類もの仕事がありました。講話でもパンフレットでも内容を聞いたり見たりして、必要な免許や資格はたくさんあることが分かりました。講話はあまり時間がなくすべては話せなかったと思いますが、1時間で、ものすごく建設業の事を学ぶことができたと思います。私も将来、高校で多くの資格を取って建設業の仕事に就けたらいいなと思っています。


「建設業の魅力について」

1年5組

 今日の講話で建設業に対するイメージが変わりました。建設業は、建物や道路など生活に必要な建造物を造っているだけだと思っていたけれど、実際は人命救助やライフラインの復旧のためにと自衛隊よりも活躍しているということです。
 人の生活基盤を「つくる」だけでなく「助け・守る」のも建設業の重要な役割というのを知りました。
 また、完成した構造物が地図に残るのはとてもいいと思います。完成後は自分が携わった構造物が地図に残り、誇りを持っていろいろな人に話をしてあげられます。造った人のみの特権です。
 仕事にやりがいを感じるということが良く分かり、自分もその気持ちを感じてみたいと思いました。そのためには、たくさん勉強していろいろな資格をとりたいと思います。


「建設業の魅力について」

1年6組

 このたびは僕達に「建設業の魅力」を教えていただき本当にありがとうございました。僕の父が工業系の仕事をしており、僕も建設業については少しは知っていたので、その魅力についてより深く知ることができました。
 建設業の規模と建設投資額には本当にびっくりしました。
 民間工事と公共工事の二つでは700兆円も違うなんてびっくりしました。
 東日本大震災の作文を書いた柿崎さんの言う「3K」の本当の意味を知った時はとても感動しました。何時もは悪いイメージばかりの建設業だったけど実はとてもかっこよくて人々に感動を与える仕事と知った時、とても建設業に興味を持ちました。
 半田工業の建築・土木科に入ったからには絶対、建設業の仕事に就きたいです。


「建設業の魅力について」

1年6組

 建設業についての話を聞いて、自分の将来の仕事についてもっと考えようと思った。まだ知らない事や分からない事があるのは当然だけど三年後の事を考えて行動しようと思った。建設業には色々と種類があり、それぞれ違った役割を持ち、世の中で活躍している職業だと聞いてとても魅力を感じた。また、講話の中で、災害や震災などの復興作業は、ほとんどが建設業、さらにはボランティアとして活動していると聞いてとても驚いた。自分が学びたいと思っている仕事はすごく世の中に貢献していて素晴らしい職業なんだと改めて感じた。これから工業高校で色々な事を学んでいくにあたって、しっかりと目標を持って取り組もうと思った。そして今やるべき事はちゃんとやって将来やりたい仕事に就き、自分も世の中に貢献できる社会人になりたいと思った。


「建設業の魅力について」

1年6組

 私は、父が左官の仕事をしています。私は将来、父の仕事を継げるように頑張っています。なので今日の話はとてもためになりました。特に左官の資格があるというのが分かりました。父は2級左官技能士を持っているので、最低でも父と同じ資格を取りたいと思います。私は子供の時、父に「3K」について聞いたことを思い出しました。それが今は違い、「感動」「感謝」「貢献」という「3K」だと知る事ができてとてもうれしいです。物を作って感動されるというのは、とても良いと思いました。そして作った物を子供に教えるというのは、とても良いと思います。将来、そうゆう事をやっていきたいと思います。
 本当に今日はとても良い話をして下さってありがとうございました。
 また会った時に話ができたら良いです。


「建設業の魅力について」

1年6組

 今日は、僕達土木建築科のためにわざわざ来て下さり、ありがとうございます。
 今日の講話で今まで知らなかった事が沢山ありました。1つは、一つの建物を建てるのに、沢山の工事業の人々が頑張って作っている事が分かりました。二つ目は、「建設業の3K」です。僕は今まで違った方しか知りませんでした。ですが、今日の話を聞いて「建設業の3K」はとても素晴らしい事なんだと実感しました。
 僕は今日の講話を聞いて人々のために頑張って行きたいと思いました。それは、僕達がのんびりしている間にも人々の生活のために仕事をしている姿がとてもかっこいいし、尊敬してしまいます。僕も人々の生活のために仕事をしたいと心の底から思いました。今回の講話で教えてもらった事を生かしていきたいと思います。本日はありがとうございました。


「建設業の魅力について」

1年6組

 今回の講話を聞き、自分の知らなかった建設業の事がすごく分かりました。
 一つの建物を建てるのにあんなにも多くの業者の人がいるなんてびっくりしました。
 僕は、将来大工かとびになりたいと思い半田工業高校に入学しました。しかし今回の話を聞いて、大工やとび以外にも沢山の仕事が有ることを知りました。その中で特に左官の仕事に興味を持ちました。今回の講話を通じて左官を体験できると知ったので今から楽しみです。
 今回頂いたパンフレットに沢山の仕事の資格が載っていたので、興味を持ったものについて自分なりに調べ、将来、役立つような資格を取っていきたいと思います。
 中村さんがおっしゃっていた建築の魅力は「地図に残る仕事」「自分で通って息子に言える」と言っていたので、自分も将来、自分の息子に自慢したいと思います。


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