現場見学会を終えて
私は今回、徳倉建設さんと鈴中工業さんの工事現場を見学しました。
午前は、徳倉建設さんのマンションの現場でした。まず、現場に入って感じたことは、高層建築だと感じました。現場事務所でシアターで説明をして頂き、マンションの構造が高層建築であるがS造やSRC造でなくRC造であることに驚きました。現在は、まだ十階までの躯体が出来上がったとこでしたが完成したら二十一階建になるので構造的には免震構造が採用されるということでした。
次に疑問を持ったことは、タワークレーンが設置されていましたが上階になるにつれてタワークレーンも上昇しなければなりませんがどのような方法で上昇するのかが説明をして頂きましたが理解ができませんでした。
自宅に帰って調べてみたら、理解ができました。いろんなことの質問ができなくて、少し後悔をしています。
午後からは、鈴中工業さんの工場の現場見学に行きました。始めにシアターで説明をうけてから現場の方に移動をしました。工場の長さは、約九十メートルで幅約四十五メートルあり、平面的には、大きい現場でした。
蒲郡市は、竹島が頭に浮かびますが竹島の橋も鈴中工業さんが造られたと聞き驚きました。現場の中に入ってみると長手方向の大梁の上にロープが水平に掛けられていました。それに安全帯をかけて高所の作業をしている職人さんがいました。下では、設備の配管や機械を載せる基礎工事をしていました。さまざまな職人さんが作業をしていましたがどの人がどの職種かわかりませんでした。最後に現場員の永島さんが残した名言が「自分の携わった建物が次の未来に建ち続けていくのは、自分の誇りでもあるので、この仕事は簡単には辞められない」と聞き、感動をしました。大変、貴重な体験ができ、良かったです。
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現場見学会を終えて
私達は、徳倉建設株式会社と鈴中工業株式会社の現場を見学させていただきました。
午前中は徳倉建設株式会社の現場である名古屋市熱田区波寄町の21階建高層マンションでした。現場では現場監督の方の指示に従って、職人さんや作業員の方々がとても手際よく働いていました。そんな光景を目の当たりにして、私も現場で働いていた職人さんのようになりたいと思いました。
こちらで見学させていただいた建築物は、免震装置があるRC構造で、昨年三月に起きた東日本大震災の影響から耐震力を強化した構造になっているそうです。さらに、波寄町の由来から津波の影響を受ける地域として、非常時に必要な設備を高所へ設けるといった工夫もされていました。このような災害に備えた設備が設計段階からされており、私は驚きました。
また今回、徳倉建設株式会社は、海外進出もしている会社であることを知りました。海外の現場には、日本で普通に使用されている便利な機器や道具が満足にない現場もあり、そんな中でも技術や技能を活かし、建築物を完成させていることを聞き感動しました。私も高い技術や技能を身につけ、海外で困っている人たちの役に立てる職人になりたいと思いました。
午後からは、鈴中工業株式会社の建設している蒲郡市の現場を見学させていただきました。こちらの現場は日新鋼管の新ミル工場建屋建築工事でした。私は今までRC構造や木構造しか見たことがなかったので、今回初めて鉄骨造の見学ができると聞いて、とても興味がわきました。実際に現場では見たことのない大きな鋼材が使用されており、その迫力に驚きました。その中でも特に興味を引かれたのが、基礎部分の施工です。こちらの現場では地盤に打ち込まれる杭が、特殊なものでストレート杭ではなく、異形鉄筋のような凹凸のあるものが使われていました。大きい鋼材で組立られた鉄骨造に関心を抱きました。
今まで、徳倉建設株式会社や鈴中工業株式会社等建設会社のことは、あまり知りませんでしたが、このような機会をいただき建設現場の仕事について少しだけかもしれませんが知ることができました。私も将来、立派な建築関係の職人を目指して建築業に貢献できるよう努力していきたいと思います。
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現場見学会を終えて
建設現場の見学ができると聞いたときは、とても嬉しく楽しみにしていました。
多くの先生から日程等を聞いているうちに早く見学がしたくて待ち遠しく思っていました。
普段、工事現場を目の辺りにしますが実際に工事現場内に入ることは、ありません。
社会人になっても建設関係の仕事に就職しなければ見ることはできないと思うと貴重な体験ができると思うとわくわくしました。
現場には、どんな機械があるのだろうか、どんな形の建物だろうか、頭の中で想像をしていました。
当日、高層マンション現場を見たときは、十階ぐらいの高さしかできていなかったので残念に思いました。現場の方からビルについて細かく説明をして頂きました。今までに聞いたことのない専門用語等をわかりやすく説明をしてくれました。現場内は、思った以上に整理、整頓がなされて綺麗でしたがトイレをお借りしたら汚れていましたので男性が多い仕事でも、もう少し綺麗にした方が良いと思います。
次に蒲郡市のある工場の建設現場に行きました。少し離れて見たときは、とても大きく感じました。屋根の鉄骨部分で作業をしている職人さんがいて、高所の作業は、危険で怖くないのかなと感じました。下の方では、土のままで、たくさんの機械を使って作業をしていました。コンクリートを打ち、左官屋さんがコテを持って均していました。一日で、いろんな事を教えて頂き、建築に興味が沸いてきました。
わかりやすい説明や案内をしてくださった建設会社の方々やこのような機会をもうけてくださった建設業協会の方にとても感謝しています。本当にありがとうございました。
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現場見学会を終えて
今回、私達は大変貴重な機会をいただきました。最初は、現場見学なんて別にどっちでもいいような気でいたのですが、いざ現場を間近で目にすると、自然と笑いが止まりませんでした。笑いといっても大声をあげるような笑いではありません。口元が自然と緩むのです。よく考えれば私は過去、工場見学はあっても「建設現場」の見学などしたことがありません。そんなことに気がついたら、二、三年に一度のこの機会は私達にとって恵まれていることだと自覚しました。
午前中に行った先は名古屋のマンション現場です。説明を受けたとき、最初に驚いたことは徳倉建設株式会社の最初の支店は三河の一色町だったことです。私の出身が西尾市なのですが一色町は最近、西尾市と合併しており、なんだか自分の地元のことのようで嬉しい気持ちになりました。
こちらの現場で関心を抱いたことは地震の影響で設計を変更したことです。昨年起こった東日本大震災、それは多くの被害をもたらしました。これをきっかけに免震可動域を増やしたり、免震装置を積層ゴムからアメリカ製の鉛プラグ入りにしたり、基礎深さを変更する等、住む人が安心できるものにしたいという思いが強く伝わりました。「想定外の想定をする。」とおっしゃったその言葉はただただ真っ直ぐで格好いいと感じました。このような努力により被害を最小限に抑えることができるそうです。大事なのは根拠もなく大丈夫だと過信するのではなく、あくまで最悪の事態を想定し、その最悪の事態に備えることだと私は思いました。特に、建築は人の生活や命に関わるものです。このような努力があってこそ人の命が守れることになります。
午後からは蒲郡の現場です。残念ながら、急に体調不良により、話しをまともに聞くことができませんでしたが、とにかく杭が特殊な杭を打ち込んであるということが印象に残りました。工場の現場であり、教科書でしかお目にかかったことのない鉄骨造とは感激でした。ただ、工期が十二月末までということで、屋根の骨組から吊り足場がかかっており、鉄骨の一部分しか見えませんでした。地面の部分では、機械を載せる基礎の部分を見ることができました。
蒲郡の現場は説明を聞き損ね、途切れ途切れの記憶しかないので悔いは残るものの、普段見学を許されないこのような現場に足を踏み入れることがかなったのは、貴重な経験です。このような機会を設けて頂きありがとうございました。
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現場見学会を終えて
最初に見学したのは、名古屋の現場で二十一階建のマンションを見学しました。徳倉建設の名前は、よく聞いたり見たりして知っていましたが支店が西尾市にもあると聞いて驚きました。三月に起きた地震がきっかけで耐震力を強化し、安心、安全な建物になると思いました。建築物内に入ることは、できませんでしたが一階のエントランスホールでは、サッシが取り付けてあり、内装の工事を作業している職人さんがいました。第一印象は、壁の表面コンクリートがもっとデコボコしていると思っていましたが実際には、綺麗でびっくりしました。現場監督は、五人で担当していると聞き、木造と違ってスケールの大きさやクレーンなどの機械があり近くで見るのが始めてなので感動をしました。また、現場監督の一人のかたが以前、海外で建設された現場なども紹介をしてくれました。
次に蒲郡にある鈴中工業の建設現場に行きました。本社の前が現場でした。現場見学の前に本社で会社の概要と現場の説明を聞きました。現場は、新築の工場でした。鉄骨造で階高が高いのにびっくりしました。見学も初めてなのでどのように見たらよいのかわかりませんでしたが鉄骨の重量感に圧倒されました。また、この工場を建設するのに何本ぐらいの鉄骨が使われるのか疑問が沸き、完成した時のイメージを自分の頭の中でしてみました。また、建築物以外に橋梁なども手がけている会社と聞き、驚きました。現場見学ができて、とても勉強になりました。完成したら、どのようになっているか見に行きたいと思っています。
今回の見学会でさまざまな角度で建築を見る事ができ、今後の進路に役立てていきたいと思っています。本当に感謝と感動をしました。この現場見学にお世話になった方々に感謝いたします。
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