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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:松田 義治

高校名 愛知県立愛知工業高等学校 建設科 1学年 42名
授業実施日 平成23年7月15日
実施場所 図書室
授業実施時間 午前10時55分〜11時45分 1時間
講師名 梶田 弘一
所属 愛知県建設業協会

授業内容:建設業の環境対策について

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想:「建設業の環境対策」について

 最初の方は、地球や金星などの話を聞かされて、こんなんが工業に関係あるのかなあと思っていたけど、工業の仕事には環境がすごく関係しているらしい。
 いろいろなものが便利になったりするのは良い事だとは思うけど、それで人々や自分自身に害を出してしまったら、意味がない気がしました。人口増加で食料が足りなかったりする。動物の減少。温暖化のせいで氷河の後退などに繋がる。海面が上昇してしまったりする。他にも珊瑚が死んでしまい、魚たちも死んでしまうようなことになってしまう。こういう害などは、他の国のことだと思いがちかもしれないけど他人事だけではなく、いずれは自分たちにも被害をもたらしかねないので、やっぱり皆が協力しあい、これからも気をつけていかないといけないと思った。
 一人一人の環境問題に関する興味があれば、こんなことにはならなかったと思うし、先のことを考えないで、今の利益だけを取ろうとしたことがダメなんだと思った。便利なだけが良いことではないと思いました。自然の大切さがわかった気がします。

宇都宮 優斗


 最初の方は地球や金星の話をしていて、地球と金星はすごく近いのに平均気温は全然違ったのでびっくりしたけれど、工業に関係あるのかと少し思いました。
 次は公害の話を聞いて、経済が発達していくのはいいけれどそのせいで工場からの排気ガスや水質汚染などで、水俣病などの公害病に罹ってしまったり、排出された二酸化炭素のせいで地球温暖化が進み氷河が溶けて海面が上昇し島が水没しそうになったり、化石燃料を燃やすことで出た有害物質が雨に混ざり酸性雨という雨を降らせたり、過度に土地を開拓したり木を切りすぎるせいで土地の砂漠化が進んだり、森林の破壊が進み面積が減ってしまったり、結果として野生動物の住む場所を奪い、絶滅してしまうなど、経済が発達することで起こってしまう裏側のことをまったく考えずに自分や国の利益ばかり考え地球環境のことなど考えなかったから今になって次々と問題が出てきたのではないかと思います。便利なのはいいことだけれど、環境のことを考えた上での便利はもっといいことだと思うので、これ以上悪くならないでほしいです。

大岩 卓弥


 建設業は境に悪いこともしていることは、皆知っているが、この建設業が無かったら我々は、とても不便な生活をしていると思う。それでも人間は、地球の環境を守ろうとしている。でも近年では、地球温暖化がどんどん進んでいき、動物が減少したり、森林が破壊されたりして、とても地球が悪くなっていくことがわかります。あと、北極や南極の氷が溶けていることも一つの問題です。人間が出す二酸化炭素によって気温は上昇し、氷がものすごいスピードで溶けていることは、もう世界中の人々が知っています。この事態を防ぐには、一人一人の気持ちが大事だと思います。あと、食物などが減ることによって人々の暮らしがとても不安定になっていきます。人間は食べていかないと生きてはいけません。それはほかも一緒です。動物なども食べていかないと死んでしまいます。人間が環境を守っていかないと自分たちも動物たちも苦しめてしまいます。そういったことを守り抜くことが自分たち、人間のやるべきことだと思います。建設業は、とても必要な仕事の一つです。建設は、自然環境破壊などという印象を受ける人が多いと思います。でも建設業の人達は、安心・安全・環境をしっかり守って働いています。その人達を信じて僕たちは生きていくことが大事だと思いました。

高畑 大輝


 自分の中で建設業というのは、建物を造ったり、道路や橋などを造る仕事だけだと思っていました。でもこの授業では、環境の話を中心にしていて難しかったです。地球の平均気温が14℃と言っていて、とても驚きました。世界中で何が起きているかは知らなくて、不安に思いました。この授業はわかりやすくて、モニターなどを使っていて理解しやすかったです。夜の日本を見ていると、他の国に比べて明るくて、電力の使用量が多すぎると思いました。その後にイースター島をモデルとしていて、リアルで地球が心配になりました。地球温暖化を防ぐために何をすべきか解らないけど、自分で調べて、今すぐにでも行動に移したいです。
 自分が将来、建設関係の仕事に就いたら、環境に良い仕事のやり方をしていきたいです。地球温暖化を防ぐことは地球を守ることだと思うので、自分の身近なことから、コツコツとやっていきたいと思いました。

豊原 光希


 建設業は、環境とは全く関係が無いと思っていたけど、自然にやさしい家造りを目指したり、CO2の量を減らせる物を造ったり、人が住みやすい環境を作ったり、まだ使えるものを使って家を建てたりすることも環境との関係がとても深いと思いました。
 水質を調べたり、地盤を調べたり、廻りの環境や建てる場所を調べたりすることも何かを建てる時には、とても重要な建設業の仕事なんだなと初めて知って、建設業はとても大変な仕事なんだと思いました。建設業も、今の時代は自然と共存した家を造るという目標や課題があるんだと改めて知ることができて外手も良かったと思う。是非実現させたい。
 建設業は会社を建てたりもするから、大企業が崩れたりしたら、会社は大事な資料が無くなったりして、とても大変なことが起こるので、社会との繋がりも、経済との繋がりもとても深いので、建設業は何か怖いなと思った。

佐藤 涼歌


 建設業と地球環境が関係していることを初めて知りました。二酸化炭素を減らすものを作ったりしていったらいいと思いました。建設業は、木で家を造ったり、大きな建物を造るだけでなく、水質の検査や建物を建てる地球の環境を調べるなど、とても大変な仕事だと思いました。

松永 みな美

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