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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:蟹江 政志

高校名 愛知県立一宮工業高等学校 建築科 1学年 79名
授業実施日 平成23年7月1日
実施場所 視聴覚教室
授業実施時間 午前9時55分〜10時45分 1時間
講師名 中村 増門
所属 愛知県建設業協会

授業内容:建設業の魅力について
資料:建設業界ガイドブック 2010 、自作プリント1枚
@建設業の特徴について 注文生産であること。個別生産であること。移動生産であること。
屋外生産であること。地図に残る仕事である。
A建設業の事業規模 全国で45万社、就業者数430万人と裾野が広い。
様々な職種、工事業がある。(建設業界ガイドブック 2010参照)
B建設投資額 民間工事 27兆円、公共工事15兆2500億円の合計42兆2500億円。
10兆円ほど減っている。
C新市場の開拓 環境ビジネス、リホームビジネス、農業ビジネス、介護福祉ビジネスなどへ参入をはかっている。
以上に加え、東日本大震災での活躍についての内容も話された。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

愛知県立一宮工業高等学校 1年 建築・土木科

 今回の出前授業で、まず、全国に建設業協会があるという事を知りました。また、建設業に就職すれば作ったものが残って地図に載ったりする事も分かりました。 将来、自分の子供や孫に自慢できたり、とても誇りが持てる職業だという事が分かりました。しかも今は、東日本大震災の影響で建設業界が期待されている時期なので、この学校でしっかり勉強して、将来、建築業界で活躍したいと思いました。また、いただいた建築業界ガイドブックを見て、造園工事業や型枠大工工事業、とび工事業など建設業界にはたくさんの種類の職業がある事を知りました。
 2学期からは、左官の出前授業や工事現場の見学があるので、しっかり見て学び、将来どんな職業につきたいかをしっかり考えたいと思います。ありがとうございました。

大野 遼平


愛知県立一宮工業高等学校 1年 建築・土木科

 愛知県建設業協会の中村増門さんの建設業についての話を聞いて、いろいろ分かった事があります。まず、建設業は、注文生産である事や個別生産で移動しながら屋外で生産する物である事を詳しく説明してくださったので良く理解できました。次に、建設業の事業規模の大きさについて、予想していたよりも予算規模が大きくて驚きました。 建設業界ガイドブックの内容説明では、20業種以上の建設業の説明をしていただいて、建設業の幅広さや業種の多さに驚きました。建設業の新市場の開拓のでは、環境ビジネスや農業ビジネスにも乗り出している事を聞き、農業ビジネスについてはまったく知らなかったので非常に興味を持ち、もっと詳しく聞きたいと思いました。
 私は、中学3年生の時に兄から見せてもらった建設業ガイドブックを読んで、工業高校に進む事を選びました。建設業界は、とても多くの職業があり、いろいろな道を選択する事が出来ます。これからしっかりと勉強して自分の進む道を決めたいと思います。ありがとうございました。

馬場 慎也

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