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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:神野 義久・柴田 智広

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築科・土木科 1学年 78名
授業実施日 平成23年6月23日
実施場所 視聴覚教室
授業実施時間 午前9時10分〜10時00分 1時間
講師名 中村 増門
所属 愛知県建設業協会

授業内容:建設業の魅力について
 テーマである「建設業の魅力」について自己紹介から自身の従事した仕事や東日本大震災での建設業界の果たしている役割などに触れ、建設業の重要性について話をされた。
 また、「建設業界ガイドブック」を用いて、大工工事業、型枠大工工事業、舗装工事業などの各種工事業について話をされた。
 生徒達はまだ1年生と言うこともあり、建設業について何も知らない生徒が多く、建設業を知る上でとても参考になったことと思います。また、将来の進路選択においても大変、役に立った事と思います。

授業風景

写真1 写真2

出前授業 生徒感想

「建設業の魅力について」

1年4組 臼井 勇太

 中村さんは土木の仕事をしていて、高速道路や中部国際空港などを造ったことがあり、若いころのことをよく思い出すと話してくれました。同じものを造っても、場所によって形が違っていて、それも、造っている人の楽しみになるそうです。この話しを聞いて、僕も自分の思い出になるような構造物を造ってみたいと思いました。
 高速道路などの大きな仕事をすると、地図に載り、自分の生きている間はなくならないのも魅力があります。
 環境問題では、アスファルトなどは、産業廃棄物となるのですが、現在では、捨てずに再利用しているそうです。それを環境ビジネスというそうです。
 僕も将来、自分の子供ができたら、これは自分が造ったんだと、教えてみたいと思います。


「建設業の魅力について」

1年4組 松野 多喜

 私は、今日の話しを聞いて、建設業はすごくやりがいのある仕事なんだなと思いました
 建設業がどんなことをしているのか私はいまひとつ分かっていませんでした。中村さんの話しを聞いてとてもよく分かりました。すごく沢山の仕事があって、建設業の人達はすごいなと思いました。中村さんが、道路や橋や家をつくったら必ず地図に載ると言っていて、私は、自分のつくったものが地図に載るのは、すごいことだなと思いました。地図に載らなくても、自分のつくったものが何十年も残っているとも言っていたので、建設業は魅力のある仕事だと思いました。私も、いつかみんなの役に立つものをつくりたいと思いました。地図に載るような大きなもの、地図に載らないものでも、残るものがつくれたらいいと思います。7月に見学があると聞いて、早く見たいなと思いました。


「建設業の魅力について」

1年4組 新美 吉基

 今日は中村さんの講話を聞いて、いろいろな生産のかたちや、建設業の規模など、初めて知ることが多くありました。
 建設業とは、とてもやりがいのある仕事なんだなと思いました。自分たちがつくった家や道路が必ず地図にのることが、とてもやりがいがあると思いました。自分たちが、とても苦労してつくったものが、たくさんの人に役立ち、地図にものることは、経験できたら感動すると思います。自分もそんなやりがいのある仕事をしたいと思いました。
 他にもいろいろ具体的な話が聞けてよかったです。例えば、コンクリートの圧送の今と昔の方法の違いなどを知ることができました。今度、予定されている現場見学では、とても大きな水門の工事を見せていただけるということで、とても楽しみです。現場で、新しい技術や方法を見せていただけるのを楽しみにしています。


「建設業の魅力について」

1年5組 横井 海星

 今日、愛知県建設業協会の中村増門さんが来て話をしてくれました。建設業は、そのひとくくりの中に沢山の工事業があることを知りました。土木では測量業、地質調査業、建設コンサルタントなど他にもまだあります。建築では建築工事業、管工事業、塗装工事業などがあります。話を聞いていると自分の造ったものが地図に載るなどと言っていました。あと、子どもに、「これは自分が造ったんだよ」と言えるなどを言っていたのは、その通りだと思います。僕の親も同じ事を言っていました。建築業には3つの役割があると言っていました。一つは、社会資本の整備、二つ目は安全で安心な暮らし、そして三つ目は環境の保全と創造です。7月に社会見学があります。夏休みが終わって秋が来ると、また同じところを見学させてもらって、どれだけ進んだかなどを見ることができます。この社会見学を通して土木科か建築科かを決めれたらいいなと思います。

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