閉じる

インターンシップ感想文・実施報告書

企業側:滑_見設計事務所

「インターンシップで高校生を受入れて感じたこと」

滑_見設計事務所
石黒

 工業高校の先生より、高校生に社会の勉強をしてほしいとの連絡を受けて、会社の了解を得て、受入れることになりました。
 期間は3日間とのことでしたので、設計事務所の仕事を体験してもらうには短すぎると感じましたが、期間が長いと業務にも影響して受け入れが難しいとも思いました。少ない日数での体験の為、CADを教えることも不可能なので学校で操作を覚えたCADでの簡単な作図をしてもらいました。一日CADでの作図は初めてで最後はかなり疲れているようでした。その他に、測量では実際にレベルを測ってもらい、消防本部では、先方とのやり取りを見てもりました。
 全体のなかでも実施設計の部分を体験してもらうことになり、計画設計や工事監理の部分は体験することが今回は出来なかったのが残念です。
 内容をさらに充実する為には、一週間程度の期間があれば、全体業務の流れにも支障なく体験内容が掴めると思われますから、今後の受入れに関しても検討していただけると、宜しいのではないでしょうか。


活動風景
写真1 写真2
写真3 写真4
写真5 写真6



高校生感想文

インターンシップの感想(垣見設計事務所)

愛知県立一宮工業高校 建築科
2年 神谷 友輔

 インターンシップ初日に、僕が教わったことは、仕事の内容や説明というよりも、仕事に対する姿勢や心構えでした。
 「職場の教養」という小冊子を読ませてもらいました。その内容は“誠実な対応は、活気ある職場に繋がる”“積極的な行動は、レベルアップに繋がる”という事が書いてありました。
 他には、『ある日、○○さんは・・・』というような形式で、例が挙げられており、一ページにつき、一つの話が記載してありました。どの話も素朴な内容でしたが、とても大切なことが書いてあり、勉強になりました。 最後に所長さんの話で、「しかし、そのような話を知っていたとしても、実際に力を発揮できなければ意味は無い。その意味を理解し、力を付けた人が放つ言葉には、より強い説得力がある。」という、話を聞きました。
 僕は、このインターンシップで設計事務所の多くある仕事のうち、ほんの一部を経験させてもらいましたが、初日の「仕事に対する姿勢や心構え」が一番印象に残りました。


インターンシップ(垣見設計事務所)

愛知県立一宮工業高校 建築科
2年 日比野 七枝

 インターンシップで3日間、垣見設計事務所に行きました。
 最初にしたのは、挨拶と掃除でした。その後の会議で、自己紹介をしてから指導者の石黒さんに言われた求積図の図面作製をしました。でも、やったことがなかったので、とても不安でした。解らないところを聞いて、できたときは達成感があって、頑張ってよかったと思いました。
 2日目は、測量をしに出かけたけど、箱尺の読み方を忘れていたので、事前に確認しておくことの大切さを学びました。午後からは、初日の訂正と建築面積をやりました。他の図面から、屋根のラインを複写し、基点を決めてコピーして元の図面のところに戻って貼り付けをして、求めるということがわかりました。また、設計士でも測量をするということもわかりました。
 最終日は、2日目の続きをして午後から、一宮消防署本部へ行って、石黒さんが設計している建物の避難ルートや、誘導灯をどこに付けるか、戸はどんなものなのかということを話していて、他の地区では良かった事が、通じないことがあるという事がわかったし、なるべく自分の意見を言って、それが通るようにするということもわかりました。
 3日間を通して、面積を求めたりして、授業では、まだやったことがないので不安だったけれど、そのおかげで面積の求めかたを学べたのでよかったと思いました。他にもいろいろと勉強になりそうなプリントをもらったので、読んでみたいと思います。
 この3日間、設計事務所でインターンシップをしたことを活かして、進路のときに役立てていけたらいいと思いました。

閉じる