高校生実習報告書

藤城建設�梶@土木部　山口　伸也
杉浦　慎哉

　国土交通省発注の豊橋東ＢＰ細谷道路建設工事現場で7月26日(月)、27日(火)の２日間藤城 彰良君、久保 拳児君の２人に現場実習体験をしてもらった。現在当工事については作業の準備段階であり、本格的に作業を開始していない状態なので、重機等工事中の状況を経験してもらえなかったことが残念でした。
　実習では、主に測量機器の設置、測量補助、測量計算の基礎、前年度工事施工完了後の見学を体験してもらいました。
　測量実習は、まず光波測定器の設置方法の実習を行いました。最初に学校で習った方法で何も教えずに設置してもらいましたが、うまく設置することが出来ませんでした。そこで実際に現場で行っている方法を教えると設置する時間が大幅に早くなりました。「コツ」をつかめばより早く設置することができると実感してもらえたと思います。それからオートレベルの使い方、測量方法、計算方法を教え測量手順を経験してもらいました。その測量をもとに盛土の丁張を設置するところまで体験してもらいました。又、前年度工事の現場を見学し、着手前の写真と完了後の状態を見てもらいどのようなものを作っているかを現地で実感してもらいました。
　今回の実習で実際現場で重機や作業員の作業している状況を実感してもらうことが出来ませんでしたが、その分測量の基礎については時間がとれ測量器具を扱う時間が多かった分実際の測量の流れを経験してもらえたと思います。今後建設業を目指すのであれば良い経験ができたのではないでしょうか。
　最後に藤城君から『社会人にとって大切なことは何ですか。』と聞かれました。最も大切なことが、『人とのコミュニケーションがとれること』、『明るく元気に返事を、あいさつをすることから心掛けるようにすることが大切』であると答えてあげました。
　実習を通じて、教えるという立場に立つことで、まず自分がわからなければ教えることはできませんし、わかっていることを伝えることの難しさを自分も勉強させていただきました。今後人生でこの実習が何かに役立つことを願います。

インターシップを体験して（藤城建設）

愛知県立豊橋工業高等学校　土木科
２年　久保　拳児

　僕は、7月２６日と２７日の２日間、藤城建設�鰍ﾅインターシップを体験させていただきました。
　26日の朝7時に会社に行き、担当の杉浦さんと顔合わせを行い、「２日間お世話になります」と挨拶をしてから車で現場へ行きました。土木の現場は、ほとんどが外で運が悪ければ日陰もないところでした。
　工事事務所に着くと現場について説明を受けた後、朝礼とラジオ体操を行い、体をある程度ほぐしてからインターンシップの現場に向かいました。
　１日目の内容は、現場見学と測量準備のくい打ちと水準測量でした。暑い中、長袖長ズボンに安全のためベストを装着して測量を行わなければならないので、汗が尋常じゃないほど出てきました。正直、夏の仕事は「きついな」と思った1日目でした。
　２日目の午前中は、昨日の測量で測ったデータをもとに丁張りを行いました。くいを打つのが結構難しく、あまり上手くいかなかったこともありましたが、何とかやりこなせたと思います。午後は、他の土木現場や建築現場を見学し、様々な人の仕事を見ることができました。どちらの現場も働いている人から現場の説明を聞くことができ、とても勉強になりました。そして、海辺の現場では、日陰がなく「暑さ」をものすごく感じました。
　インターシップを体験して、実際働いている人の楽しさ、やりがい、辛さを知ることができ今後の自分の人生に大いに役立つと思えた2日間でした。
　藤城建設の方々、特に担当の杉浦さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

インターンシップを体験して（藤城建設）

愛知県立豊橋工業高等学校　土木科
２年　藤城　彰良

　僕は、7月26日と27日の２日間、藤城建設�鰍ﾅインターンシップを体験させていただきました。
　当日の朝、自転車で会社に行きました。会社に着くと担当の山口さんと一緒に写真を撮りました。その後、現場事務所まで車で行きました。今年は、もう一人の参加者と現場が一緒だったので心強かったです。
　現場事務所について荷物を置いた後、事務所前でラジオ体操をして、作業の内容の確認、安全確認などをしました。そして現場の見学をした後、実際に測量しました。足場が学校と違って平面ではないので、トータルステーションのすえつけがとても大変でした。担当の山口さんがすえつけのコツなどを丁寧に教えて下さったので、早く据え付けることができるようになりました。そして、山口さんのすえつけを見せてもらい、その速さに驚きました。
　2日目は、前日の作業の続きをした後、違う現場を2カ所見学させていただきました。最初、海岸高潮対策工事現場を見学させていただきました。実際に現場の近くを歩いて、間近に大型建設機械を見ることができました。また、現場の方々の話を聞いて」、とても勉強になりました。次に、建築現場を見学させていただきました。現場の方々はとても忙しいのに現場のことを丁寧に説明してくれました。
　このお世話になった2日間、あっという間に過ぎていきました。周りの方々がとても優しくて、うれしかったです。
　この体験を無駄にしないように、日々頑張っていこうと思います。ありがとうございました。