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インターンシップ感想文・実施報告書

企業側:叶瀬業務店

インターンシップを終えて

叶瀬業務店
専務取締役 川瀬雅和

 平成22年8月18日から20日までの三日間、県立一宮工業高校より、二名の生徒さんを受け入れ、インターンシップを実施しました。
 天候には恵まれましたが、暑さが厳しく、工事現場での就業体験ということで、怪我の心配に加えて、熱中症の心配をしておりましたが、無事に終えることができました。
 今回は幸い無事に終了することができましたが、万一事故が発生した場合、補償関係がどうなるのかが、ちょっと気がかりでした。インターンシップの実施については、保険が掛けられていますが、工事現場での事故の場合は、労災となり、元請会社様に迷惑をかけてしまうのではないかと思ったからです。
 左官工事の就労体験は、多くの場合、工事現場で行うことになるので、補償関係を明確にしておくことで、元請会社様にも、よりご理解いただき、受け入れていただけるのではないかと思いました。
 インターンシップの受け入れは、当社にとって初めてのことで、不慣れな点もあり、生徒さんにおいては、いろいろ戸惑われたかもしれませんが、大変協力的に、また、真面目に取り組んでいただき、有り難く思いました。
 以上、簡単ではございますが、インターンシップ受け入れの感想文とさせていただきます。


活動風景
写真1 写真2
写真3 写真4



高校生感想文

インターンシップ(川瀬業務店)

愛知県立一宮工業高校 建築科
2年 栗田 脩平

 僕は、八月十八日〜八月二十日の間、インターンシップで左官を体験しました。
 一日目は、朝九時に川瀬業務店に行きました。最初は、左官について勉強して、ビデオやDVDを見たりしました。DVDの中に左官職人の挟土秀平という人が出てきました。その人は、自然の土を使い左官の仕事をする人でした。その人の考え方はすごくユニークで練り混ぜた土の中に発泡スチロールを入れて、固めた後でアルコールで発泡スチロールだけを溶かして何年もたっているかのように見せたり、氷を使った仕事では、氷と糊を練りそれを、網に塗り基板を作り、その上にまた氷を塗ったり、板氷をはめたりして、裏からライトを当てたりして、とても綺麗でした。それを見た後、ヘルメットや安全帯の説明を受けて、その後には、現場へ見学に行きました。
 二日目は、一日目の午後に行った現場へ行きました。その日は、二宮さんという人にいろんな所を説明や見学させてもらいました。 左官体験ではマンションの一部を塗らしてもらいました。休憩の時間には、現場の人と喋ったり、ご飯の時間も楽しく過ごさせてもらいました。左官体験もたくさんやって、最後の方は若干ですが上手にできました。
 三日目は、二日目とは全く別の所で難しかったです。土壁を塗らしてもらったけど全然土がくっつかずに苦労しました。塗っている時に下へ落とした土を掃除をするのが大変でした。行った先で岡田さんが作っている作品や作った作品を見せてもらいました。とても綺麗だったし、左官をする人は、こんな変わった仕事をする人もいるのかと思いました。
 三日間と短い間だったけど、とても貴重な体験をさせてもらえたし、とてもよくしてもらえて楽しい三日間を過ごす事が出来てよかったです。


インターンシップを終えて(川瀬業務店)

愛知県立一宮工業高校 建築科
2年 福井 一輝

 今回インターンシップを終え、左官工事の難しさや、現場の環境や人たちのことを知りました。
 犬山市にある現場に連れて行ってもらいました。思うように動かせないコテを使い、現場の人と作業をしました。
 現場の人たちのように速くきれいに塗ることは出来ませんでしたが、塗り方を一つ一つ教えてもらい、一階分のテラスを塗ることができました。
 夏場の作業は本当に暑く、腕を動かす度に、体力を消耗し、汗が流れ、あらためて仕事のつらさを知りました。
 三日間で培った経験を生かして、残りの学校生活を楽しみ、来年の就職活動に挑みたいと思います。
 今回、忙しい中、僕たちのためにいろいろと教えていただき、ありがとうございました。

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