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インターンシップ感想文・実施報告書

企業側:小笠原建設

新城高校生の現場実習を終えて

小笠原建設
村雲 伸一

 今年も七月二十九日、三十日の二日間、四名の現場実習生の受け入れを行いました。
 一日目は雨のため、終日、事務所での実習です。午前中は、会社概要、建設産業を取り巻く現在の状況、就業に向けての資格取得等の説明をし、高校生からの質問に答えるという形式での座学を行いました。
 午後は、測量について学んでもらいました。学校で習う測量と、実際に現場で行っている測量の違いが分かるよう、測量機器を使い体験してもらいました。実習生達も興味を示してくれたようで、実際にトランシットを覗いたり、ミラーを使い、光をあて、距離の測定を行っていました。
 あとは、実際の現場図面の見方、設計書の見方を教えて終了しました。
 二日目は、天候が良くなったので、ゴミ収集の仕事と、道路の草刈の仕事を各二名ずつに分かれて、午前・午後でメンバーを入れ替えて体験してもらいました。
 夕方、全員が会社へ戻って来たところで、一日の反省会と、二日間の実習の体験談・感想等を話しあい、無事に実習を終えることができました。
 二日間の現場実習を通して、高校生達が少しでも建設産業に興味を示してもらえるよう、明るい職場作りを目指すとともに、活気のある産業にしていきたいと思います。


活動風景
写真1 写真2
写真3 写真4
写真5 写真6



高校生感想文

現場実習を終えて 〜働くことの大変さ〜(小笠原建設)

愛知県立新城高等学校  農業工学科
2年 滝川 文隆

 1日目は、雨が降っていたので外での作業が出来なくて少し残念でしたが、村雲さんよりいろいろとためになるお話を聞くことができてとてもよかったです。また、測量の説明や実際に測量をやらせてもらいましたが、学校の測量とは違い難しかったけど、楽しく実習が出来て良かったです。
 2日目は、先ず草刈りの手伝いをやりました。外での作業はとても暑かったけど、少しでも役に立てるように頑張りました。ゴミ収集では山田さんのお話がとてもおもしろくて、楽しい実習が出来ました。
 2日間、お世話になり、働くことの大変さを教えてもらいました。この貴重な体験をこれからの学校生活に役立てたいと思います。ここで、現場実習をする事が出来て、本当に良かったです。ありがとうございました。


現場実習を終えて(小笠原建設)

愛知県立新城高等学校 農業工学科
2年 居沢 裕司

 僕が現場実習にきた小笠原建設さんの社員像はとても素晴らしと思いました。他にも「機械・道具・車両・机のまわりをキレイにする」など沢山の教訓がありました。若い人材を育て「オンリーワン」の会社を目指していることも分かりました。
 若い人を育てるには、教育者はもちろん教育される側が意欲を持たないと育たないと思いました。なので、僕も企業に入ったら意欲を持たないといけないということを教わりました。測量器具を使ってみて、最近の測量器具は便利だと思いました。普段学校では、自分で巻尺を使い、角度もいろいろしないと測定できません。しかし、光波測距儀を使うとピントを合わせるだけで距離や角度も測れてしまうので、簡単かつ速く測れてしまうのでとても便利だと思いました。
 ゴミの回収では、沢山危険なところがあることが分かりました。ゴミの中に、ガスが入っているスプレー缶だと、燃えてしまいます。また、とがった物が入っていると握ると、ケガをします。とても危ない事も分かりました。日常でスプレー缶はきちんとガスを抜き、とがった物は紙なので包むなど、相手の気持ちを考えないといけないと思いました。ゴミの臭いは強烈で、吐きそうになったことが多々ありました。こんな嫌な仕事は誰だって嫌だけれど、自分がやるという気持ちを持って、積極的に行動したいと思います。
 仕事の他にも沢山のことを学びました。ありがとうございました。

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