年頭のご挨拶
 
年頭のご挨拶

社団法人 愛知県建設業協会

会長 増永 防夫
増永 防夫
 新年明けましておめでとうございます。
 皆様方には、平素より多大なご支援、ご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年は3月に発災しました東日本大震災を始めとしまして、台風12号、15号の襲来など日本国内のみならず、タイ国での大洪水など世界的に多くの災害に見舞われた年でありました。安心・安全の確保の重要性を改めて認識した次第であり、社会資本整備の大切さ、特に当地方では東海・東南海・南海の三連動とも五連動ともいわれる地震が高い確率で発生するといわれていることから耐震・津波・液状化等々に対する備えの対策を早急に講じていただくよう、国土交通省・愛知県等行政機関に意見交換の場などを通じてお願いしているところであります。
 東北地方の復興が最優先であることは勿論のことでありますが、太平洋沿岸という我が国の経済活動の太宗を占めている地域が対象ということから、ソフトも大事でありますが、ハード対策には時間を要することも十分念頭にいれて頂きたいと思っております。
 さて、当協会は、昨年暮れに臨時総会を開催し、一般社団法人へ移行することの承認を頂きましたので、認可庁であります愛知県知事に移行申請を提出したところであります。予定どおり認可が頂ければ、新年度から新生愛知県建設業協会としてスタートの運びとなります。
 当協会といたしましても、業界が抱える諸問題への対応や社会的要請への取り組みを通じまして、地域社会へ貢献していくとともに、我々業界の健全な発展のための意義ある団体として努力してまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
 最後に、皆様方の益々のご隆盛とご健勝を祈念申し上げ、新年にあたってのご挨拶といたします。