年頭のご挨拶
 
年頭のご挨拶

社団法人 愛知県建設業協会

会長 増永 防夫
山田 文男
 新年明けましておめでとうございます。
 年頭にあたり、本年が皆様方にとりまして、実り多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 さて、我が国の経済情勢は、金融危機の影響に伴う世界経済の減速などを契機として、近年、経験したことのないほどの深刻な不況の寒波が吹き荒れております。また、建設投資は、景気の減速により内需の柱であります民間設備投資の低迷に加えて、平成21年度も公共建設投資の縮小傾向が続くうえに雇用情勢も改善が見られず、先行きの不透明感は依然として払拭できない状況にあります。
 しかしながら、私ども建設業界がこのような不透明な市場環境の中で生き残っていくためには、これまで培ってきた経験またはノウハウなどの専門知識や自社の特性を活かした分野へと特化した経営戦略の転換が必要であることは言うまでもありません。
 当協会といたしましても、昨年12月から施行されました公益法人改革で求められます運用基準等を念頭に置き、事業の再構築を進めるとともに業界の抱える諸問題や社会的要請への取り組みを通じて、業界にとりまして存在意義のある団体であるよう不断の努力を重ねてまいる所存でありますので、皆様方の特段のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に、皆様方のご隆盛とますますのご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。