講義内容は廃棄物処理法を中心とした日常業務の中で生じる委託契約、マニフェスト交付などの問題でしたが、関連する地球環境の変化と廃棄物についても話題提供され、単に法の遵守義務だけでなく、環境負荷の低減が大切であるという共通認識が得られました。

　また、受講後のアンケート調査によると講座内容の全体について受講者の評価では“よかった”、“普通”が半々という状況でしたが、全体の意見・希望・感想についてはほとんどの受講者がコメントを記入され、“今後もひきつづき開催を希望する”という内容が多くを占めました。さらに、項目ごとの評価では廃棄物処理法に関する契約、マニフェストなどはかなり理解が進んだようですが、時間配分上、十分説明ができなかった愛知県・廃棄物の適正な処理の促進に関する条例“については、相当な人たちが理解できなかったとの回答であったことは、今後の講座の進め方に課題を残す結果となりました。

　講座の進め方については、講義の途中でも質問可能とした今回の方法が概ね、受け入れられたものと思われますが、座談形式で事例研究する方式などの希望や幅広い受講者層を考え、受講者の疑問、質問などをテーマとすること等、次回以降の開催に反映していきたいと思います。