『お知らせ』⇒『官公庁、関係団体からのお知らせ』⇒『建設業退職金共済事業本部』
新春挨拶
独立行政法人 勤労者退職金共済機構
理事長 額賀 信
|
|
新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には、昨年も建設業退職金共済制度(建退共制度)の運営に多大なご支援、ご協力を賜りましたことを、厚く御礼申し上げます。
建退共制度は、建設技能労働者など工事の第一線で働く方々の福祉の増進と建設業を営む中小企業の振興を目的として中小企業退職金共済法に基づき、昭和39年10月に創設され、本年で50年目を迎えます。
おかげさまで、当制度への加入契約者数(事業主)は17万5千事業所、被共済者数(加入労働者)は297万人を数え、これまで累計で215万人の退職者に対して1兆5,118億円の退職金をお支払いしています。退職金を受け取られた皆様、事業主の皆様からは退職金があって本当によかったという声をいただいており、建退共は現場で働く方々にとってなくてはならない制度になってきております。
昨今、新規入職者の減少が大きな問題となっておりますが、将来を担う若手建設労働者の確保・育成を図るためには、建設業界の将来ビジョンとともに、就労環境、労働条件の改善が不可欠です。
建退共制度は、広く建設現場で働く方々への退職金の支給を通じて、建設業で働く魅力を高め、ひいては優秀な人材確保にお役に立てるものと考えます。
本年も、建退共制度の安定的で効率的な運営に努め、確実な退職金の支給に一層努力してまいる所存でございますので、建退共への加入と証紙の適正な貼付につきまして、倍旧のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
建退共制度を支えていただいております貴協会並びに会員の皆様のご発展、ご健勝を祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。
|