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   愛知県立瀬戸西高等学校の1年生の皆さんと協働で
   愛知県建設業協会の会員が総合防災活動の一環として
   「土のうつくり授業」を行いました。

(一社)愛知県建設業協会

 「建設業だからできること」を合言葉に平成24年度から実施している愛知県建設業協会の土のうつくり運動を平成28年12月15日(木)午後3時から愛知県立瀬戸西高等学校のグラウンドで「土のうつくり」の実習授業を開催しました。今年度の2校目の授業となりました。
 一昨日の雨で土のう置場周辺が相当にぬかるみ、開催が危ぶまれましたが、今回の土のうつくり授業の資材等の調達でお世話になりました当協会会員で地元瀬戸市の信和建設(株)さんと植村先生を始めとする学校関係者のご尽力により、無事開催することができました。
 授業当日は、グランドでは少し肌寒かったものの風もそれほど強くなく、好天に恵まれ、同校の1年生約320人の生徒の皆さんが参加し、当協会災害対策委員会との協働で防災授業を実施しました。
 授業は、まずこの機会に災害への関心を持ってもらうため、体育館で「災害に強い地域づくり」と題して、愛知県建設部の作間主査による出前講座が開かれました。
 その後、生徒たちはグランドに移動し、土のうつくりを体験しました。ほとんどの生徒が初めてという土のうつくり作業でしたが、協会災害対策委員からつくり方の説明の後、生徒の皆さんによる土のうつくりが始まりました。
 土のうつくりも佳境に入ると、生徒たちは夢中になって、愛知県建設業協会会員の指導の下、予定通り約800袋の土のうを製作しました。
 生徒たちは、協会から配られた軍手とブルーのタオルを手にして、作った土のうを会員の指導を受けながら積み上げ、途中からはラグビー部の皆さんにも助けてもらい整然と保管場所に積み上げることができました。
 土のうは、非常時の備蓄資材として、近隣の住民の方の災害時にも使用してもらえるように積み上げられました。
 また、当日、製作、運搬に使用したスコップやリヤカー等の道具等は、当協会から災害用に学校へ寄贈いたしました。
 瀬戸西高校は、高大連携「防災教育推進」モデル校に指定されており、当協会としてもこうした事業が少しでも同校の取組みに寄与できることを願っています。

・土のうつくり資機材の提供 協力会員 信和建設(株)(瀬戸市)
  ※信和建設(株)は同校の建築施工者です。
・当日参加した愛知県建設業協会災害対策委員会会員10社
  徳倉建設(株)、鈴中工業(株)、(株)山田組、小原建設(株)、(株)加藤建設、
  (株)近藤組、中部土木(株)、藤城建設(株)、名工建設(株)、矢作建設工業(株)


活動の様子を写した動画は、「こちら」からご覧頂けます。


土のう授業の模様


住宮校長先生の挨拶

愛知県建設業協会山川専務理事の挨拶
愛知県建設部作間主査による出前講座
土のうつくり授業の準備
土のうのつくり方の説明
土のう授業の模様
みんなで協働で土のうつくり
みんなで楽しく土のうつくり
土のうは重い?軽い?
二輪車で土のうを運びました
リヤカーで土のうを運びました
自作の簡易担架を使って土のうを運んでいます
土のうを積み上げます
ラグビー部の皆さんによる応援

授業後の講評 住宮校長先生

授業後の講評 毛利副委員長
積みあがった土のうを保管しました